SEOにおける検索意図とは?見抜き方やコンテンツの作り方を解説

ユーザーの検索意図を把握した上でコンテンツ作りをしなければ、SEO効果は著しく下がってしまいます。SEO効果を高める「検索意図」の重要性やその見抜き方を、事例も交えつつ解説します。

SEOにおける検索意図とは?見抜き方やコンテンツの作り方を解説

ウェブコンテンツを作成するにあたって、「検索意図」を意識することは非常に大切です。多くの方が、検索キーワードのサジェストキーワードや関連キーワードなども踏まえてコンテンツの企画・作成を進めているかと思います。SEOの観点から見てもコンテンツの作り方としては正しいですが、その際に忘れてならないのが、ユーザーの検索意図です。ユーザーの検索意図を把握した上でコンテンツ作りをしなければ、SEO効果は著しく下がってしまいます。

そこで、ウェブサイトやコンテンツのSEO効果を高める「検索意図」の重要性やその見抜き方を、事例も交えつつ解説します。あわせて、検索意図をどのようにコンテンツ作りに活かすのか、ということも見ていきましょう。

本記事の内容

  • 検索意図とは、ユーザーがあるキーワードで検索するときに「考えていること」「知りたいこと」
  • Googleはユーザーの検索意図に合わせて、検索結果を変えている
  • 検索意図は、サジェストキーワードや、Google Search Consoleで予測することができる

検索意図とはなにか?SEOにおける重要性

まずは、検索意図とはなにを指すのか、SEO対策における重要性とあわせて解説します。

検索意図とは

検索意図とは、ユーザーがそのキーワードで検索したときに何を知りたいのか、ということ。ユーザーがGoogleなどの検索エンジンを使って何かを調べる際は、必ず何かしらの意図があります。

もちろん、同じキーワードですべてのユーザーが同じ検索意図を持っているわけではなく、異なる目的で検索するケースもあります。しかし、「多くのユーザーは検索意図が共通または類似している」という意味で、検索意図を意識したコンテンツ作りをすることは非常に大切です。

例えば、「渋谷 接待」の検索結果から、検索意図について考えてみましょう。このキーワードで検索すると、キーワードには「飲食店」や「お店」は含まれていないにもかかわらず、検索結果には飲食店に関するページが多数出てきます。

「渋谷 接待」の検索結果

 

 

※2020年5月20日時点の検索結果となります。

これは、検索エンジンがユーザーの「渋谷で、接待に使えるお店を知りたい」という検索意図を踏まえて結果を表示しているためです。

「接待を上手にこなすコツ」などが検索意図ではないと検索エンジンは理解しているのです。

このように、検索意図を踏まえたコンテンツ作りは、検索結果の上位表示を狙うためにも欠かせません。

SEOにおける検索意図の重要性

ここまで解説してきたように、SEOにおいて検索意図を考慮することは必須ともいえます。検索結果で上位表示させるためには、ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツが必要です。検索意図がわかれば、効率的に検索上位を獲得できるコンテンツ作りができます。その結果サイトアクセスが伸び、集客率・収益アップといったメリットも生まれるでしょう。

検索意図によって検索結果の傾向が変わる

検索結果に表示されるコンテンツの傾向は、検索意図によって左右されます。ここでは、複数の検索意図を持つキーワードの場合どのような検索結果になるのか、またキーワードの組み合わせによってどのように検索結果が変化するのか、例とともに見ていきましょう。

「ワンピース」の検索結果からわかる事例

まずは、複数の検索意図を持つキーワードの検索結果について見ていきましょう。

「ワンピース」と検索すると、検索結果には洋服のワンピースと、人気漫画作品「ONE PIECE」の両方のコンテンツが表示されます。

「ワンピース」の検索結果のスクリーンショット

「ワンピース」の検索結果のスクリーンショット

「ワンピース」の検索結果のスクリーンショット

※2020年5月20日時点の検索結果となります。

このように、検索エンジンは「このユーザーは「ワンピース」で調べているから、洋服についてか、漫画についてのどちらかについて知りたいのだ」と、2つの検索意図に沿ったコンテンツを表示させています。

「5月 天気」の検索結果からわかる事例

続いて、キーワードの組み合わせによる検索結果の変化を見ていきましょう。

まず、「5月 天気」と検索すると、5月の過去の天気や、5月の月間天気予報に関するページが表示されます。

「5月 天気」の検索結果のスクリーンショット

「5月 天気」の検索結果のスクリーンショット

※2020年5月20日時点の検索結果となります。

これは、ユーザーの検索意図を「5月の天気の傾向を知りたいのではないか」と検索エンジンがとらえているためです。

ここで、さらに「5月 天気 北海道」とキーワードを追加してみましょう。すると、検索結果には北海道の天気についてだけでなく、服装に関するページもランクインします。

「5月 天気 北海道」の検索結果のスクリーンショット

「5月 天気 北海道」の検索結果のスクリーンショット

※2020年5月20日時点の検索結果となります。

この検索結果から、「5月 天気 北海道」で検索するユーザーは「北海道へ5月に行くから、そのときの気温を知りたい」、さらには「気温を知って服装選びの参考にしたい」という検索意図を持っていると推測できます。「北海道」という旅行や出張に関連するキーワードが入ったことで、旅先の服装を調べているのではないか、と検索エンジンがとらえているのです。

検索意図の見抜き方

検索キーワードの検索意図は、検索結果や、日常の何気ない会話から推測することが可能です。

ここからは、検索意図の見抜き方について、いくつかの方法をご紹介します。

検索結果は宝の山

検索意図を見抜くにあたって大きな手掛かりとなるのはやはり、そのキーワードの検索結果です。検索結果には、ユーザーの検索意図につながるさまざまな情報が散りばめられています。

そのため、検索意図をつかむためにはまず、検索結果の上位コンテンツを読み込んだ上で、ユーザーがそのキーワードを検索した際にどのような情報を求めているのかを探っていく必要があります。そのような意味でも、検索結果はコンテンツ企画・作成のための「宝の山」といえるでしょう。

サジェストキーワードにもヒントがある

ユーザーの検索意図を把握するにあたって、サジェストキーワードからヒントを得られることもあります。サジェストキーワードとは、検索欄にキーワードを入力すると自動的に表示される検索候補のこと。Googleでは「オートコンプリート」と呼ばれています。

特に、ビッグキーワード単体で検索意図を踏まえたコンテンツ作りをする際に、サジェストキーワードは役立ちます。というのも、ビッグキーワードは検索意図が広く、そのキーワードの検索結果だけで検索意図を判断することは難しいのです。検索意図を探る際は、このサジェストにも注目してみましょう。

サジェストキーワードのスクリーンショット

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

Googleサジェストとは?表示される仕組みとSEOへの活用|SEO用語集[ナイルのSEO相談室]

関連キーワードを参考にする

ただし、サジェストキーワードは、自分自身の検索履歴の情報も含めて検索候補が表示される仕組みとなっています。そのため、サジェストキーワードだけに依存すると、適切に検索意図を読み取ることはできません。

そこでさらに参考にしたいのが、関連キーワードです。関連キーワードは完全にアルゴリズムだけで自動的に表示されるキーワードですから、自分自身の検索履歴情報は反映されません。よく検索されているキーワード候補や、トレンド情報を関連キーワードから読み取ることができます。関連キーワードは、Googleでは検索結果ページの最下部に「〇〇に関連する検索キーワード」という項目で表示されています。Yahoo!の場合は、検索結果ページの上部と下部に、虫眼鏡マークの横に表示されますので、こちらも確認してみましょう。

関連キーワードのスクリーンショット

無料キーワードツールを使った方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

キーワード選定方法のコツとは?利用すべき無料キーワードツールと4つのステップ

3分程度の会話でも検索意図をつかめることがある

検索意図は、短い会話からもヒントが得られます。ここでは、特定のキーワードに関する会話の内容から、どのように検索意図をつかめるのかを考えてみましょう。

例えば、友人を「ワンピース」のキーワードで検索するユーザーと置き換えて、簡単な会話をしてみましょう。

友人「ワンピースについて教えて」

あなた「どっちのワンピース?洋服?それとも漫画?」

「ワンピース」について聞かれた場合、多くの人は洋服と漫画のどちらのことか、最初に確認するかと思います。この返答は先ほどのGoogleの検索結果と似ていると思います。このような会話の流れは、検索意図を把握することや、理想の検索結果をつかむヒントになるといえるでしょう。

会話と検索結果が検索意図のヒント

検索意図をつかんだコンテンツの作り方

最後に、検索意図を踏まえたコンテンツ作りのポイントを見ていきましょう。検索意図をコンテンツ作りに活かすためには、先ほども解説した「3分会話」も活用して企画を進める方法がおすすめです。

「3分会話」と「検索結果の答え合わせ」で良質な企画になる!

ここまで解説してきたように、検索意図は「会話」の内容と検索結果の両方からとらえることができます。たった3分の会話でも検索意図をつかんだ場合は検索結果で答え合わせを行うことをおすすめします。また、検索結果から検索意図を推測した場合は、他の人と3分ほど会話をしてみて、さらに検索意図を深堀りしたり、不自然な検索意図になっていないかを確認することが大切です。

例えば、「眼鏡 選び方」のキーワードの検索意図を、会話から探ってみましょう。

友達「私に似合う眼鏡の選び方を教えてほしい」

あなた「君に合うデザインのフレームを選びたいね。あと、かけたときにフレームサイズが合っているかも大切だと思うよ」

などと返答するのではないでしょうか。

このようなプロセスを経ることで、「似合う眼鏡選びのコツ、フレームの種類の解説、顔立ち別に似合うフレームの解説、眼鏡のデザイン別に与える印象の解説……」といったユーザーのニーズに合わせたコンテンツの企画ができるようになるでしょう。

記事構成を考えるポイント

検索意図をつかむための会話は、記事構成を考える際にも役立ちます。

例えば、「星野源 人気曲」というキーワードの記事構成は、次のような会話をもとに考えることができます。

 

友達「星野源の人気曲を教えて」

あなた「いいよ。『恋』、『SUN』、『アイデア』……」

 

このように、あるアーティストの「人気曲」を聞かれた場合はすぐに曲名を挙げていくのが自然な会話の流れです。その場でYouTubeやサブスクリプションを使って、実際に曲を聞かせる、というパターンも多いはず。この会話を、そのまま次のように記事構成に活かすこともできます。

  • リード文
  • 人気曲タイトル(すぐに視聴できるよう、各タイトルのYoutubeリンクを貼る)
  • 歌詞紹介(リンクを貼る) ※歌詞をそのまま紹介する場合は使用料が発生する可能性があるので注意しましょう。
  • まとめ

会話を通して、記事に必要なコンテンツや簡単に紹介すればいい内容、詳しく解説すべき内容なども見えてきます。より良質なコンテンツ作りに効果的なため、検索意図をつかむためだけでなく、こうした記事プロットの作成にも会話を活用してみましょう。

より正確な検索意図を踏まえたコンテンツ作りを

ユーザーの検索意図を正確に把握した上でコンテンツ作りを行うことは、SEO効果を高めるためにも欠かせません。検索意図を見抜くためのヒントは、ここでも解説したように、検索結果やキーワードをテーマにした短い会話の内容などに散りばめられています。各キーワードに隠れている検索意図を見抜き、良質なコンテンツ作りに活用していきましょう。

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