URLパラメータとは?パラメータ使用URLでの注意点

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URLパラメータとは?パラメータ使用URLでの注意点

URLパラメータとは、サーバーに情報を送るためにURLに付け加える変数のことを指します。クエッションマーク「?」をURL末尾につけると、「変数(パラメータ)=値」の形式でサーバーに送信するデータをURLに含めることができます。また、URLパラメータは「ページのコンテンツ内容を変える」「サイト指標の計測」のために使用することが多いです。ただし、パラメータを正しく使用しないと検索エンジンのクロールなどに悪影響を与える可能性もあります。

ここでは、URLパラメータの概要や種類、注意点について解説します。

この記事のポイント

  • URLパラメータは、URLに付け加える変数のこと
  • アクティブパラメータとパッシブパラメータの2種類がある
  • コロン(:)やカンマ(,)などを使用した非標準的なパラメータは使用しない
 

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URLパラメータの具体例

下記のURLのケースでは「?」以降の文字列がパラメータとなります。「category=height」が「変数(パラメータ)=値」 になります。

https://wwww.example.jp/hogehoge/?category=height

 

複数の値を指定する場合は、下図のように「category=height」「category=length」の間に「&」を使用します。

https://wwww.example.jp/hogehoge/?category=height&category=length
 

パラメータの種類

パラメータにはアクティブパラメータとパッシブパラメータの2種類があります。

アクティブパラメータ

アクティブパラメータでは、パラメータの種類や指定した値によってページのコンテンツ内容が変化します。アクティブパラメータが使用されるケースは、ECサイトの商品一覧ページや求人サイトの求人検索結果ページの絞り込む条件で使用されています。

例えば、ショッピングサイトのZOZOで説明します。

ZOZOでは、 「p_cocid」 というプロダクトの色を指定する変数 (パラメータ)の名称が記載され値の部分である「2」 という数字で「黒色」が識別され、黒色だけのカットソーに絞り込まれます。値が「12」だと「赤色」が識別され赤色だけのカットソーに絞り込まれます。

・メンズのカットソー 商品一覧ページ:
http://zozo.jp/men-category/tops/tshirt-cutsew/

カットソー

 

・メンズの黒色のカットソー 商品一覧ページ:
https://zozo.jp/men-category/tops/tshirt-cutsew/?p_cocid=2

黒色カットソー

 

・メンズの赤色のカットソー 商品一覧ページ:
https://zozo.jp/men-category/tops/tshirt-cutsew/?p_cocid=12

赤色カットソー

パラメータはこのように商品を絞り込むために使用されることもありますが、以下のように並び替えに使用されることもあります。

 

サイト内検索結果の並び替えパラメータの注意点

パラメータによって、コンテンツが実質重複するページが生成される場合があります。例えばECサイトなどで商品の並び替えなどを変更した場合です。下記のURLは、それぞれ以下の条件で商品を表示した場合とします。

A:価格順のソートを掛けずに商品一覧ページを表示する。

https://wwww.example.jp/product/woman/jacket/

B:商品一覧ページを 「?sort_price=low」 のパラメータで価格の安い順で並べ替えをする。

https://wwww.example.jp/product/woman/jacket/?sort_price=low

 

こうした並び順のみが違うケースは、多くの場合実質的にコンテンツが変わるわけではないので、検索エンジンからコンテンツの重複として認識されてしまう可能性が高いです。(それ自体が問題というわけではありません)

この際、特に対応を行わないと、ユーザーに「一番見せたい並び順のページを検索結果に表示することができない」などの意図しない結果になる可能性もあるため、以下のような対応の実施を検討してください。

    • 対応①:canonicalの設定

検索エンジンに正規ページを伝えるため、canonicalを設定しましょう。多くの場合パラメータのつかないページ(特に並び順を指定していないページ)を正規URLとしてcanonicalを設定することが多いです。

    • 対応②:URLパラメータの設定

Search ConsoleよりURLパラメータの設定を行うと、検索エンジンにそのパラメータの意味を伝えることができます。

Search ConsoleのURLパラメータ設定画面です

    • ただし、パラメータの役割などを把握せずにパラメータを分類してしまうと、獲得できるはずだった流入が消失してしまうこともあるため、十分に気を付けて設定を行ってください。

 

    クロールに関する問題が起きている。もしくはページ数が多く問題が起こることがほぼ確実である。そのような状況のみ設定を行ってください。

参考:URL パラメータ ページでパラメータを分類する(Google公式ヘルプ)

 

パラメータの順番違いにおける注意点

パラメータが複数ある場合、パラメータの順番違いでも検索エンジンはURL単位で別のURLとして評価します。下記のURLは、「coler=red」で赤色、「size=S」でサイズSを絞り込んでいる場合とします。

A:「カラー」→「サイズ」の順のパラメータ

https://wwww.example.jp/product/woman/jacket/?coler=red&size=S

B:「サイズ」→「カラー」の順のパラメータ

https://wwww.example.jp/product/woman/jacket/?size=S&coler=red

 

上記のようにパラメータの順番違いのURLによっても検索エンジンは重複コンテンツであると認識します。複数のパラメータで絞り込みのパラメータが発生するURLを生成する際は、順番違いが発生しないように気を付けてください。

順番違いが発生するとページが重複してしまい、クロールするページが増えてしまうため検索エンジンのクロール効率にも悪影響を及ぼします。

 

パッシブパラメータ

一方、パッシブパラメータではパラメータがURLについていても、パラメータがないコンテンツとページ内容が変化しません。例としては、 以下の様に 「?_ga=1.234」 などのGoolgeアナリティクスのwebトラッキング用パラメータが挙げられます。

https://wwww.example.jp?_ga=1.23456789

 

その他、パッシブパラメータを利用するケースとしては、キャンペーンを打つ際や特定のチャネルやメディアからのサイトへの流入口のリンクにパッシブパラメータを付与し経路把握で活用したり、サイト内部のリンクで同一ページ内に同一リンク先への異なる位置のリンクがある場合に、ページ内のどのリンクが押下されているか把握するために活用します。

パッシブパラメータの注意点

検索エンジンはURL単位でページを評価します。そのため、パッシブパラメータがついているページはついていないページと同一のコンテンツですが、異なるページであると認識してしまうことがあります。

基本的にはGoogleが自動で正規のURLをパラメータがついていないページとして判断している傾向がありますが、完璧に精確な判断を出来るわけではありません。場合によっては、パッシブパラメータがついているURLを正規なURLとして評価してしまうことがあります。その場合、内部リンクの統一などの観点から通常時よりページの評価が低くなってしまうことがあります。

また、超大規模サイトの場合、同一のページが大量に発生してしまうことがあります。その場合、クロールバジェットの観点から無駄なページへのクロールが発生してしまい、クロールリソースを逼迫してしまうこともたまに発生してしまいます。

そのような事態が起きないように「並び替え」と同様に「canonicalの設定」「URLパラメータの分類」を行い検索エンジンに正規ページを伝える、パラメータの意味を伝えることを推奨します。ただし、繰り返しになりますが、パラメータの役割などを把握せずにパラメータを分類してしまうと、獲得できるはずだった流入が消失してしまうこともあるため、十分に気を付けて設定を行ってください。

非標準的なパラメータは使わない

標準的なパラメータはクエッションマーク (?) の後にある変数値がイコール (=) で示されていますが「?llist:low」 のようにコロン (:) が使用されている非標準的なパラメータがあります。また、 イコール(=)の代わりにカンマ (,) が使用されていたりパラメータをつなぐアンパサンド (&) の代わりに大かっこ ([])が使われている場合があります。

非標準的なパラメータの仕様はGoogleの公式ブログでもワーストプラクティスとして紹介されているので、パラメータを使用する場合は、 標準的なパラメータを使用しておくことをSEO上お奨めします。

参考ページ:Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA]:ファセットナビゲーションのベストプラクティスと5つのワーストプラクティス

 

まとめ

URLパラメータについて解説しましたが、

  • URLパラメータにはページのコンテンツを変更するアクティブパラメータと、ページ内容は変わらないパッシブパラメータの2種類がある
  • URLパラメータによってページが重複してしまう可能性があるため、「canonicalの設定」や「Search ConsoleよりURLパラメータの設定」を行い正規URL、クロールの観点で問題が起きないようにする。
  • URLパラメータは複数付与することができるため、パラメータの並び順にも気を配る。
  • 非標準的なパラメータは使用しない。

ことがポイントになります。特に気にしてこなかったという方は自分のサイトで改めてどのようにパラメータが使用されているか確かめてみてください。

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