ディレクトリとは?データ管理の理想的な構造でウェブサイトを最適化しよう

ディレクトリとは?データ管理の理想的な構造でウェブサイトを最適化しよう

ウェブサイトを管理・運用していると、しばしば「ディレクトリ」という言葉を聞くことがあります。なんとなくの意味はわかるけれど、説明はできないという状態でウェブサイトの管理をしているという人もいるかもしれません。

そこで今回の記事では、ディレクトリの意味、性質を知ることによって得られるメリットなどを詳しく解説します。

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ディレクトリの意味

ディレクトリとは、ウェブサイトにおいてハードディスクなどコンピューター上でファイルを保管・整理する場所のことを指します。

わかりやすくいえば、データやファイルを管理するために用いられるフォルダのようなものです。多くの人がパソコン内にあるファイルを内容や種類によって分類し、フォルダに分けて管理しています。

場合によっては、フォルダの中にさらにフォルダを作って階層を深めるようにファイルを管理している場合も少なくないでしょう。あるフォルダの内部で複数のフォルダやファイルが枝分かれするように階層をなしている構造を、「ディレクトリ構造」といいます。

理想的なディレクトリ構造の階層例

ディレクトリ構造はパソコン上のデータだけでなく、ウェブサイトでも同様の構造を取ります。ウェブサイトにはまずトップページがあり、その下の階層に各コンテンツを管理するカテゴリページ、さらにその下に個々のコンテンツといった形でディレクトリ構造が作られることが一般的です。

ルートディレクトリとサブディレクトリ

ルートディレクトリとは、ディレクトリ構造の最上位の階層のことです。

例えば、以下がルートディレクトリになります。

https://www.seohacks.net/

階層構造の最下層のファイルから上位階層へとどんどんさかのぼっていくと、最後はルートディレクトリに突き当たります。つまり、ルートディレクトリは階層構造の起点なので、根元を意味する”root”と呼んでいるのです。

そして、ルートディレクトリの直下からツリー状に広がる、ルートディレクトリ以外の全ディレクトリをサブディレクトリと呼んで区別しています。

例えば、以下の/blog/はサブディレクトリとなります。

https://www.seohacks.net/blog/

https://www.seohacks.net/blog/1066/

ディレクトリマップを作成してウェブサイトの全体像をつかもう

ディレクトリマップとは、1つのウェブサイト内にあるすべてのページのURLとタイトル、内容などをまとめた一覧表です。

ディレクトリマップは、多数のページを含むウェブサイトの構造を1枚の資料で可視化することを目的に、主にエクセルなどのアプリケーションで作成されます。ディレクトリマップがあれば、ウェブサイトの全体像を把握しながら追加したいコンテンツの内容や数、不要なページの洗い出しなどを行うことができるのです。

ディレクトリ

ウェブサイトの新規制作時から日常的な運営、改善、リニューアルに至るまで、管理者(発注側)と制作者(受注側)が共通認識をもって作業を進めることができます。なお、ディレクトリマップはあくまでサイト管理者や制作者などが情報共有のために活用するもので、ユーザーに公開する資料ではありません。

ウェブサイトのディレクトリ構造を最適化して得られるメリット

ディレクトリ構造を最適化することで、スムーズなウェブサイト管理や運営、SEO対策においてメリットがあります。

ここでは、ディレクトリ構造を最適化するメリットを説明します。

ディレクトリ構造を最適化するメリット

スムーズなウェブサイト管理・運営に役立つ

ウェブサイトはディレクトリ構造で作られており、ウェブサイトを構成するあらゆるコンテンツデータもウェブサーバーにディレクトリ構造に則って保存されています。

ウェブサイトの構造が適切なディレクトリ構造になっていなければ、サーバー側でもデータが乱雑に保存されているような状態になるのです。運営歴が長く、コンテンツが増えていけばいくほど、どこに何のデータがあるのかをきちんと把握しておくことが大切になります。

例えば、以前作成したコンテンツを修正したいときや新しいコンテンツを追加・削除したいときなどに役立ちます。ディレクトリ構造が最適化されていて把握がしやすければ、対象のコンテンツデータがどこに格納されているのか、またどこに格納すべきなのかがすぐに把握できるからです。

ウェブサイトのディレクトリ構造が整っていれば、ユーザーが閲覧しやすいのはもちろん、管理者側にとっても扱いやすくスムーズに日々の運営を進めていくことができます。

ウェブサイトを制作する際のポイントとしては、ルートディレクトリであるトップページから主要コンテンツまでを貫く「幹」となるディレクトリ構造をしっかりと決めておくことです。

ルールに基づいてコンテンツを適切なディレクトリに属するようにしておきましょう。場当たり的にディレクトリを増やしていくと、年月が経ったり、管理者が変わったりしたときに「何のために作られたのかわからないディレクトリ」が生まれてしまい、乱雑な構造のウェブサイトになってしまいます。

検索エンジンがクロールしやすくなる

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーの検索ニーズを満たすために世界中のウェブサイトを絶え間なくチェック・評価して、検索結果に反映しています。

検索エンジンによるウェブサイトのチェックは「クローラー」というロボットによって行われています。ウェブサイトの構造が整っていると、ページ内容の想定や重要性などを把握しやすくなり、クローラーはサイトのチェック作業(クロール)がしやすくなるのです。つまり、ウェブサイトの構造が雑然としているとクロールへの悪影響が出るともいえます。

また、クローラーの巡回を自社内である程度制御する際にも、ディレクトリ構造を整えておくと便利です。robots.txtというファイルにコマンドを設定することで、ウェブサイト内の任意のページに対するクローラーの巡回をブロック(Disallow)したり、逆に巡回してほしいページを指定(Allow)したりできます。

Disallow設定などは個別のページに対してだけでなく、任意のディレクトリを指定することも可能です。

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ディレクトリ構造を活かしてSEOに有利なウェブサイトを作ろう

GoogleはSEOの評価にディレクトリ構造そのものは影響しないとしていますが、クローラーがウェブサイトの構造を正しく理解できるようになっているかどうかはSEOを考える上で重要です。

ここでは、SEOに有効なウェブサイトの構造を作るポイントについて解説します。

クリック階層の概念を活用しよう

検索エンジンは、ウェブサイトの中で階層の浅いページほど重要度が高いと評価します。

ウェブサイトが適切なディレクトリ構造になっていたとしても、トップページからコンテンツに到達するまで数多くの階層を挟んでいると、検索エンジンは「ユーザーがなかなかたどりつけないコンテンツ=重要度が低いコンテンツ」とみなす傾向があるとされています。

ただし、検索エンジンは階層の深浅をディレクトリ階層ではなく、クリック階層で判断します。つまり、クリック階層の概念を利用することで、深いディレクトリ階層にあるページでも重要度を高めることが可能なのです。

クリック階層とは、トップページから目当てのページまでに要するクリック数を階層数とみなすことです。クリック階層の考え方に則った場合、トップページ直下のディレクトリとトップページから直接リンクでつながったより深い階層のページは、同じ階層ということになります。

深い階層にあるページでも多くのユーザーに見てもらいたいコンテンツならば、トップページからのリンクを設置しておきましょう。

パンくずリストを活用しよう

パンくずリストとは、ウェブサイト訪問者が今、サイト内のどこにいるのかをわかりやすく示した表示のことです。

パンくずリストにはいくつか種類がありますが、最もよく使われているのが「位置型パンくずリスト」と呼ばれるものです。「トップページ>カテゴリページ>各コンテンツ」といった形で、概ねディレクトリ構造に則って表示されるので、どのページから流入しても今どこ(どの階層)にいるのかがすぐにわかります。コンテンツが多く、ディレクトリが深くまであるウェブサイトならぜひ設置しましょう。

検索エンジンのクローラーは、あるページがウェブサイトの中でどの位置づけなのかを理解するためにサイト全体の構造を把握しようとします。クローラーはパンくずリストをヒントに各ページのリンク関係をたどるので、各ページを適切に評価してもらうためにも設置しておきたいところです。

特に位置型パンくずリストはディレクトリ構造を反映するので、ウェブサイトのディレクトリ構造を整えておくことが必須となります。

ディレクトリを最適化して、ユーザーにも管理者にも快適なウェブサイトを

長期間にわたって運営されているウェブサイトには、貴重な情報が豊富に含まれます。

固定ファンがたくさんいるのは、大きな財産です。しかし、運営期間が長くなればなるほど情報量が増え、漫然と増築を繰り返してしまうと、ディレクトリ構造が最適化されていないウェブサイトになってしまうことも少なくありません。

管理者がしっかりとディレクトリ構造を把握できていれば、ユーザーにとってもより見やすく、SEO「検索エンジン最適化」につながり、コンテンツの取捨選択も容易になります。そしてリニューアル時にはより効率の良い改修ができるので、コストを抑えながら長く愛されるウェブサイトを作り続けることができるでしょう。

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