ナレッジパネルとは?ナレッジパネルの仕組みと表示方法について

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ナレッジパネルとは?ナレッジパネルの仕組みと表示方法について

ナレッジパネルについて、どういった意味なのか、その仕組や表示方法について解説します。ナレッジパネルの内容を管理するにはどうすればいいのか、ナレッジパネルの内容を修正する方法や、ナレッジパネルがSEOに活用できるのかどうかも確認していきましょう。

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ナレッジパネルとは

ナレッジパネルとは、人物や作品、場所などあらゆる物事について、それぞれの情報の関係性や属性を認識、把握したうえで、それを反映した検索結果を表示する機能です。Googleの検索アルゴリズムの仕組みの一つで、単に検索キーワードを含む情報を検索結果に表示するものではありません。

ナレッジパネルとナレッジパネル表示機能

ナレッジパネル導入以前は、検索キーワードに対応したページを検索結果に表示するだけでしたが、導入後は検索キーワードが場所なのか、人物なのか、作品なのかなどを識別し、それについての基礎情報、関連情報をサマリーとして検索結果上に直接表示することができるようになりました。

例えば、「孫正義」と検索すると、通常の検索結果に加え、孫正義氏の基本情報、生年月日、設立団体、著書などが検索結果上に表示されます。

「孫正義」の検索結果

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ナレッジパネル表示の例

ナレッジパネル表示は検索キーワードに関連する様々な情報をユーザーに提供してくれます。

食材の例

りんごの検索結果

作品の例

ファイトクラブの検索結果

選手の例

本田圭佑選手の検索結果

ナレッジパネルの内容を管理するには

ナレッジパネルに表示される情報の主体(ビジネスであれば事業者本人)は、Googleに申請することができます。表示内容を管理できるわけではありませんが、ナレッジパネルの認証申請の方法やナレッジパネルに表示されるポイントについて把握しておきましょう。

ナレッジパネルの内容を修正する方法

まずGoogle検索で、自社や自社のビジネスを検索して表示されるナレッジパネルの内容を確認します。Googleのアルゴリズムによる分析を通じてナレッジパネルの内容は自動生成されているので、無関係な写真が表示されているなど、事実と異なる情報が表示される場合があります。また、現在掲載されている情報が正しくても、ビジネスを継続しているうちに内容を変更する必要が出てくるかもしれません。

ビジネス事業者本人であればGoogleに申し立てをし、内容の修正を提案できるようになります。正確な情報をナレッジパネルへ反映させることはユーザーからの信頼感を高めることにつながりますので、こまめに行いたいところです。

手順としてはまず、Googleアカウントを作成したらログインして、ナレッジパネル下部にある「このナレッジパネルに対し申し立てを行う」をクリックします。認証後に使用可能になる機能についての情報が表示されるので、確認しましょう。次に、YouTubeGoogleサーチコンソール、TwitterFacebookにおける公式のサイトやプロフィールのいずれかにログインして、正式な代表者であることを認証します。正常にログインすると手続きが完了し、ナレッジパネルの情報を修正できるようになります。

ただし、申し立てを行う場合、どのような修正をしたいのか、修正をしたい理由(必要性)は何か、修正内容を裏付ける情報が記載されたURLが必要です。これらをGoogleに伝えたうえで審査があります。審査に通らなければ、修正を反映させることができません。

ナレッジパネルの表示を促すポイント

自社や自社のビジネスについて検索してもナレッジパネルが表示されない場合もあります。ナレッジパネルの表示を促すには、Google ビジネス プロフィールの情報を充実させることがポイントとなります。

Google ビジネス プロフィールとは、Google検索やGoogleマップなどGoogle のサービスにビジネスや店舗などの情報を表示し、管理するためのツールです。Google ビジネス プロフィールとナレッジパネルは連携しているので、Google ビジネス プロフィールに登録して、自社情報を充実させましょう。Google側がビジネス プロフィールの情報の信頼性を評価して、ナレッジパネルが生成されることが期待されます。また、Google ビジネス プロフィールに登録すると、Googleマップなどに表示される自社への口コミに返信が行えるようになるので、丁寧な対応を心がけることでユーザーからの評価が上がり、ひいてはナレッジパネル生成につながる可能性があります。ユーザーからの評価・知名度という点では、自社サイトのSEOを向上させることも重要です。

ナレッジパネルに自社コンテンツを表示させてSEOに活用する

ナレッジパネルの内容に対して修正を申し立てることはできますが、自社が意図的に任意のコンテンツを表示させることは今のところできません。しかし、Googleのアルゴリズムがユーザーにとって有益な情報であると判断すれば、画像に関しては自社サイトのコンテンツがナレッジパネルに表示される可能性はあります。ナレッジパネルに自社サイトのコンテンツが直接的に表示されれば、当然流入数の増加が期待できます。

SEOの施策を充実させつつ、自社サイトの画像コンテンツがGoogle画像検索の検索結果に表示されるようにすることが重要です。Google画像検索の検索結果に表示されるためのポイントとしては、画像に代替テキストを設定することが挙げられます。代替テキストとは、ページ内に設定した画像や動画が表示されなかったり、音声で読み上げるブラウザを使用したりする際、画像などの代わりに表示させるテキストのことで、「alt属性」とも呼ばれます。代替テキストを設定するとGoogle画像検索の結果に表示されやすくなるので、SEOの一環としてぜひ行いましょう。

ナイルではSEOコンサルティングサービスを提供しておりますので、お気軽に無料相談をご利用ください。

まとめ

ナレッジパネルは日々進化しており、Googleはインターネットに存在する情報の関連性や属性を理解を深め、我々ユーザーに情報を提供してくれます。

Googleを利用していて今までナレッジパネルを意識したことがなかった方は、実際に検索してみると、新たな発見があるかもしれません。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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