企業ブログのSEO対策2つのポイント

企業ブログに必要なSEO対策2つのポイント

企業でブログを開設・運用する場合、しっかりとしたSEO対策を行い、多くの人に読まれる仕組みを作ることが必要不可欠です。では、ブログにおけるSEOとは具体的にどのような手段・方法があるのでしょうか。

今回は、ブログのSEOの基礎として、「技術」と「ユーザー」という2つの観点から、大事なポイントを解説していきます。

SEO対策は大きく「技術」と「ユーザー」に分けられる

SEOにはさまざまな手段・方法がありますが、その中身は大きく分けると「技術対策」と「ユーザー対策」の2つに分けられます。

「技術対策」と「ユーザー対策」のイメージ図

技術対策とは簡単に言えば、検索エンジンに対してしっかりとサイトの内容・構造を伝えることです。この対策を行わなければ、いくらユーザーにとって価値のある情報や記事を書いたとしても、それを伝えるための土俵に上げてもらうことができません。

ユーザー対策は、その名の通りブログを読んでくれる読者に対しての対策です。ユーザーが読みたいコンテンツ、知りたい情報を書くことは最低限として、それ以外にもサイト全体の使いやすさや見やすさにもこだわっていかなければなりません。この視点がなければ、技術対策を入念に行い、検索エンジンに評価されるサイトを作っても、結局はユーザーに読んでもらうことができず、ブログ本来の目的達成には繋がりません。

技術対策の具体的な方法

ブログの技術対策を行うためには、まずは検索エンジンの仕組みについて理解をしておかなければなりません。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンでは、数限りなくあるサイトをクローラーと呼ばれるロボットが巡回し、その情報をサーバーにインデックスし、独自のアルゴリズムによってランキング化しています。このランキングに応じて、検索順位が決められます。

つまり、多くの人に読んでもらえるサイトを作っていくためには、まずはサイトを巡回するクローラーに対してしっかりと情報を届けていくことが重要ということです。このクローラー対策こそが技術対策の肝であり、そのための具体的な方法がいくつかあります。

以下に、代表的な方法をいくつかご紹介していきます。

①title、descriptionタグ最適化

クローラー対策として、title、descriptionタグ最適化という方法があります。

titleとは、その名の通り記事のタイトルのことです。titleがなければ、そもそもその記事が何について書かれたものか判断ができず、クローラーはもちろんユーザーの目にとまらせることはできません。titleについては、検索されるキーワードをしっかりと押さえ、とにかくわかりやすく書くことが大切です。

例えば「東京 観光」という検索をしてくる人に対し、「浅草寺、上野公園、竹下通り…」といった具体的な観光地をタイトルに入れても、そもそもそれが東京の観光地なのかがわかりません。タイトルを見て一目で内容を理解してもらうためには、「東京の観光スポット10選」のように、検索に使われたキーワードを正しく盛り込まなければなりません。これにより、クローラーもサイトの内容をしっかりと理解することができるようになり、記事の評価を高めてくれるのです。

以下の検索結果画面の赤枠内がtitleです。「東京観光おすすめスポット69選!名所穴場最新スポット完全網羅」のスクリーンショット

「東京観光おすすめスポット69選!名所穴場最新スポット完全網羅」のスクリーンショットのスマホ表示

descriptionとは、ざっくりと表現すれば、記事の概要・あらすじのようなものです。検索エンジンで何かを検索したときに、ずらりと並ぶそれぞれのタイトルの下に記載された文章になります。
descriptionは、検索順位の評価には直接影響しないと言われています。しかしこのあらすじが、あるのとないのとでは、検索結果に表示された時のクリック率に大きな差が生まれます。タイトルだけが書かれたサイトと、タイトルの下にしっかりとあらすじが書かれているサイトであれば、どちらを読みたいと思うでしょうか。間違いなく後者のはずです。クリック率が上がり、実際にサイトを訪れてくれるユーザーが増えれば、結果的に検索エンジンからの評価を上げる可能性が高まります。

クローラー対策におけるdescriptionのイメージ図

クローラー対策におけるdescriptionのイメージ図のスマホ表示

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

【初心者向け】クローラビリティを改善し、サイトのコンテンツを検索エンジンに正しく発見・認識させる

③URLの正規化

URLの正規化も、ブログのSEO対策として効果的な方法です。URLの正規化とは、一言でいってしまえば、同じ内容が書かれたURLを一つにまとめる、ということです。サイトを作る際のちょっとしたミスではあるのですが、インターネットではまったく同じサイト、内容であるにもかかわらず、

http://www.○○.jp/

http://www.○○.jp/index.html

といったように微妙にURLが異なっているケースが少なくありません。

こうなると、検索エンジンはどちらが正しい情報なのかを判断しづらくなり、結果として評価を下げてしまうことに繋がるのです。

こうした事態にならないように、サイト作成の際に十分に気をつけるとともに、もしも誤って作成してしまっていた場合には、不必要なページを削除したり、正しい遷移が行われたりするように調整をしましょう。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

URL正規化とは?正規化されていない場合のSEOへの影響と対処法について

ユーザー対策の具体的な方法

ここからは、ユーザー対策についての具体的な方法について解説していきます。ユーザー対策の肝は、一言でいってしまえばユーザーにとって読みやすい記事、使いやすいサイトを目指すということ。その前提の上で、以下の方法を参考にしてみてください。

流入を増やすサイクルを構築する

ブログ運営では、目指すべき理想のサイクルが存在します。それが、「ブログ記事公開→被リンク獲得→トラフィック増加」です。

ユーザー対策の具体的な方法のイメージユーザーに喜ばれるブログ記事を書き、それをユーザー自身に評価してもらい被リンクを獲得していく。そうすることで、リンク元となる別サイトからのトラフィックが増加し、検索エンジンからの評価が上昇する。検索順位が上がることで、さらなるトラフィックを獲得できるようになる。一度検索順位が上がれば、ますます多くの人に見られる可能性が高くなりますから、より被リンクを獲得しやすくなります。

リンクをもらえる記事を作る

ユーザーに喜ばれる記事であれば、被リンクを獲得しやすくなるとお伝えしましたが、そもそもユーザーに喜ばれる記事とはどんな内容なのでしょうか。

さまざまな答えがあると思いますが、内容が網羅されていることは外せない要素です。リンクをもらえる記事には網羅性が求められる

先ほども例に挙げた「東京 観光」というキーワードをベースにすれば、当然のことながらユーザーは観光するのに最適な施設やスポットが知りたいわけですが、その名称を知っただけで満足できるものではありません。なぜそこが観光地として最適なのかという理由や歴史的背景も知りたいでしょう。

そのスポットがどこにあるのか、ある場所が分かったとしてどのような方法で行けばいいのか、該当するスポットだけでなく周辺にも魅力があるのかなど、1つの観光地についてさまざまな情報を知りたいと思っています。ユーザーが知りたいと思う情報を網羅している記事こそが、ユーザーに評価される記事といえます。

仮に観光スポットの名前しか書いていない記事であれば、ユーザーはすぐにサイトから離脱して、ほかの記事を探してしまうでしょう。情報を網羅できていない記事は、それだけユーザーが離脱する可能性が高くなり、結果として検索エンジンに評価されにくい記事となってしまうのです。

ただし、網羅性を高めるためにただ長い記事をかけばよい、というわけではないのがSEOの難しいところです。
SEOと文字数の関係については、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

SEOでは文字数の多い長文コンテンツが有利ですか? 

コンテンツ対策 成果に導くための5つの質問

ブログのSEO対策として、技術とユーザーそれぞれの対策を紹介してきました。しかし、これらの対策は個別に対応しても大きな効果はなく、すべてを包括的に行う必要があります。そのためコンテンツ対策として、ブログへの向き合い方や考え方を、しっかりと言語化しておくことをおすすめします。

以下の5つの質問に対する明確な答えを用意しておくといいでしょう。

1.そのコンテンツは誰のために書いているのか?
2.そのコンテンツは何のために書いているのか?
3.そのコンテンツはビジネス上の成果につながるのか?
4.ユーザーとコンテンツの接点はどこなのか?
5.運営できる体制は整っているのか?

5つの質問について補足していきます。

1.そのコンテンツは誰のために書いているのか?

簡単に言ってしまえばターゲットを誰にするかということです。ブログ記事を誰に届けたいのかが明確になっていないと、そもそもどのような内容のコンテンツを書けばいいのかが定まりません。書いたとしてもユーザーに刺さらない記事になってしまうでしょう。すべては読む人ありきで、ユーザーが満足するものは何かを考え尽くさなければなりません。

2.そのコンテンツは何のために書いているのか?

ブログ記事の記事を書く目的です。ユーザーに伝えたいのは何なのかをはっきりさせていないと、記事の中身やスタンスがぶれてしまい、統一感のないサイトになってしまうでしょう。自分や会社のことをより広く認知させるのが目的なのか、はたまたブログ経由で商品やサービスを買ってもらうことが目的なのか、そうした目的の違いによって、書くべき内容も大きく変わってくるのです。

3.そのコンテンツはビジネス上の成果につながるのか?

ビジネスとしての目的をはっきりさせておくということです。2と似ている部分でもありますが、往々にしてブログ記事を書くことが目的になってしまうケースがあり、その状態を続けても期待する効果は得られず、労力がかかるだけにもなりかねません。ビジネスとしてのゴールをどこに置くか、はっきりさせておかなければ本当にその記事が有効に作用しているのかも判断できません。具体的な指標・ゴールをしっかりと持ち、成果を追っていきましょう。

4.ユーザーとコンテンツの接点はどこなのか?

ブログ記事をどのようにしてユーザーと出会わせるのかどうかということです。例えばFacebookやTwitterのようなSNS経由で接点を作るのであれば、SNSに適した写真やタイトルが必要になります。検索流入を考えるのであれば、前述したdescriptionにこだわったり、ほかの記事も読んでもらえるような仕掛けをサイト内に施したりする必要があるでしょう。このように、出会いの場によって、ブログ記事およびサイトの作り方は変わってきます。もちろんSNSやSEOすべてにマッチした形が望ましいのですが、最初に注力すべきはどこかというのは、ブログ運営において決めておくといいでしょう。

5.運営できる体制は整っているか?

上の1~4を考え、実行する体制があるかということです。当たり前の話ですが、誰かが手を動かさなければ、ブログ記事は執筆されませんし、サイトも作成されることはありません。また記事を投下したとしても、状況や結果に応じて改善を行い、定期的に手を入れていかなければ、そのサイトの流入数は上がりません。

ブログ運営は一過性のものではなく、長い時間をかけて続けていくことで、本当の効果を発揮するものです。十分な体制や体力があるのかどうかをしっかりと確かめた上で、運営に乗り出していかなければなりません。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

コンテンツは誰のため?何のため?コンテンツマーケティングを成果に導く5つの質問

 

人気ブログを作り上げよう

効果のあるブログを作成するためのSEO対策について、技術的な側面とユーザー的な側面の両方から解説してきました。今回紹介したのはあくまでも初歩的な内容であり、ほかにも数えきれない対策があるのは事実です。しかし逆に言えば、今回紹介した対策を講じてこそ、はじめてブログ運営においてライバルたちと争える土俵に立てるということでもあります。

まずは今回の基礎をしっかりと押さえて、ブログ運営における理想的な流れを確立し、その上でさらに自分ならではの色を出すにはどうすればいいか、より高い効果を出すためにはどうすればいいかを考えてみましょう。

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