オウンドメディア立ち上げで行う準備とは?設計・制作についても解説

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オウンドメディア立ち上げで行う準備とは?設計・制作についても解説

これからオウンドメディアを立ち上げて、自社で情報発信をしていきたいが、何から始めたらいいのかわからない…。オウンドメディアを立ち上げる際に行うべきことは、大きく「準備」「サイト設計」「コンテンツ制作」の3つに分けられます。

ここでは、それぞれ具体的にどのようなことを行うのか、詳しく見ていきましょう。

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1. 準備

オウンドメディアを立ち上げる準備としては、目的を定めて、運営体制を構築する作業があります。

オウンドメディアのコンテンツづくりの指標にもなる重要なステップとなりますので、しっかり方向性を定めていきましょう。

オウンドメディアの目的を決める

まずは、オウンドメディアを立ち上げる目的を明確にしましょう。目的がはっきりすれば、成果達成までの戦略をフェーズごとに設計し、実際のアクションに移していくことができます。

オウンドメディアの主な目的としては、下記のようなものが挙げられます。

<オウンドメディアの主な目的>

  • 集客:見込み顧客を開拓する
  • ブランディング:商品・サービスのイメージを定着させる
  • 売上:商品・サービスの購入につなげる
  • 採用・求人:求職者に自社の特徴をよく理解してもらう

オウンドメディアの目的と同時に、集客チャネルについても決めておいてください。どの流入経路を重視するかで、コンテンツの方向性も変わってきます。

例えば、SEOに注力し、自然検索でたどり着いてもらうのであれば、ターゲットの課題に紐づいたキーワードを選定して、コンテンツを用意する必要があります。一方、SNSからの流入に期待するのであれば、TwitterやFacebook、Instagramなどから、商品・サービスの特性に合ったプラットフォームを選択して、コンテンツの内容を決めていきましょう。

さらに、ウェブ広告からの流入に力点を置くならば、リスティング広告やSNS広告を活用し、作成したコンテンツがタッチポイントになるように広告出稿していきます。

「質の高い記事を作れば、アクセスされる」という期待は、まず裏切られます。オウンドメディアの目的達成に向かうべく、オウンドメディアの集客手段までしっかり決めておくことが大切です。

運営体制を構築する

オウンドメディアの運営体制を構築していきます。オウンドメディア運営を誰が中心になって推進していくのか、社内の担当を決めておきましょう。ほかにも、コンテンツを制作するライターや編集者、サイト構築を担当するエンジニアはもちろん、コンテンツの戦略を練るディレクターやマーケターの役割も必要です。

オウンドメディアは、片手間で運営できるものではありません。しっかり運営体制を構築することが、オウンドメディアを成功させるための第一歩です。

2. サイト構築

次に、オウンドメディアの立ち上げに欠かせない、サイト構築に入っていきます。どのようなフローで進めていくべきか、確認していきましょう。

オウンドメディアのドメインを決める

サイト構築にあたっては、ドメインの設定が必要です。ドメインとは、インターネット上の住所のことで、独自のドメインは会社の資産となります。オウンドメディア名とともに、ドメイン名を決めていくといいでしょう。

ただし、理想のドメインがすでに他社に取られており、取得できない場合があります。そんなときは、ドメイン名にハイフンやアンダーバーを追加したり、数字を追加したりして、空いているドメインを探してみてください。

もし、すでにメインサイトがあって関連サイトとして、オウンドメディアを開設したい場合は、サブドメインやサブディレクトリの設定を行う方法もあります。

サブドメイン

「https://example.com/」を本体(ルートドメイン)とした場合に、「https://sub.example.com/」の「sub」の部分のこと。

サブディレクトリ

「https://example.com/」を本体(ルートドメイン)とした場合に、「https://example.com/sub/」の「sub」の部分のこと。

サブドメインとサブディレクトリで、SEO上の効果は変わりません。「本体サイトとはテーマが異なる場合」はサブドメインで展開し、「本体サイトとテーマが同じ場合」はサブディレクトリで展開するといいでしょう。

サーバー環境

ドメインが決まれば、サーバー環境を整備していきます。いくつか方法がありますので、管理コストと安全性のバランス、カスタマイズの自由度といった観点から選択してください。

自社の専用サーバーを設置する

自社の専用サーバーであれば、クローズドな環境の中で、管理・運用が行えます。安全性が高い上に、サイトの負荷に応じて自由なカスタマイズも可能です。

ただし、メンテナスの負担が大きく、社内で担当者を置く必要があります。また、設置する際には、排熱も考えた上でサーバーの置き場所を考えなければなりません。併せて、電気料金がかさむ点も考慮しましょう。

クラウドサーバーを活用する

クラウドサービスと契約すれば、クラウド環境に作られたサーバーを活用できます。クラウドサーバーであれば、サーバーの導入費用がかからず、負荷に応じてカスタマイズもできます。また、社内サーバーのようなメンテナンスの手間はかかりません。

ただし、自社サーバーに比べるとカスタマイズの自由度が低く、インターネット回線に障害が出たときに使用できなくなる点は留意しておいてください。

共有サーバーをレンタルする

共有サーバーをレンタルすれば、1つのサーバーを複数の会社でシェアすることが可能です。柔軟な運用はできませんが、その分、費用は安くなります。

サイトを制作する

サイト制作を行う際には、CMSの導入をおすすめします。CMSは、コンテンツマネジメントシステムの略で、HTMLやCSSの書き換えといったウェブの専門知識がなくても、管理画面から記事や画像を投稿することができるため、分業体制がとりやすくなります。

CMSには、オープンソース型CMS、パッケージ型CMS、クラウド型CMSがありますので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。

オープンソース型CMS

WordPressなど、オープンソース型のCMSであれば、無料で使うことができます。ソースコードが公開されているため、誰でも自由にカスタマイズできることがメリットです。また、プラグインが豊富なため、機能拡張を自由に追加することも可能です。

ただし、開発ベンダーからのサポートがないため、構築や保守作業の不明点があった場合でも、自力で解決しなければなりません。ほかにも、ソースコードが公開されているため、脆弱性を狙った攻撃を受けるといったセキュリティリスクがあるのはデメリットになります。

パッケージ型CMS

パッケージ型のCMSは、ベンダーが独自に開発したCMSライセンスを購入して、自社サーバーにインストールするタイプのこと。すでにCMSが完成しているため、自社で開発するよりも短い期間で立ち上げることができます。

初期費用やライセンス利用料が発生するものの、不具合やトラブルが起こった場合、開発ベンダーによる手厚いサポートを受けられることはメリットです。

クラウド型CMS

インターネット経由で利用する、クラウド型のCMSもあります。CMSをインストールする必要がなく、サーバーも必要ないため、スピーディーに導入することが可能です。また、開発ベンダー側で自動的にアップデートしてくれるため、セキュリティ面も安心といえるでしょう。

ただし、機能面やデザイン面のカスタマイズの自由度には制限があります。毎月のコストが発生するのも、注意しておきたい点です。

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3. コンテンツ制作

オウンドメディアの立ち上げにあたって、コンテンツ制作のフローを事前に確認しておいてください。コンテンツ制作でどのような作業が発生するかを把握し、誰がどの役割を担うのか決めておきましょう。

ここでは、SEOを踏まえたコンテンツ制作の流れについて、キーワード選定から投稿までを解説します。

キーワード選定

SEOでの流入を考える場合、キーワード選定を行う必要があります。ターゲットとするユーザーの検索行動をイメージして、どんなキーワードでオウンドメディアに訪問してもらいたいのかを考えましょう。検索ボリュームや検索結果をリサーチして、キーワードを決めていきます。選定したキーワードに即して、コンテンツを作成していくことになります。

構成(プロット)作成

コンテンツ作成の前に、構成(プロット)を練るようにしてください。そのコンテンツを通して、読者にどんな行動をとってもらうことを期待するのか、できるだけ具体化させていきましょう。また、どのような見出しが入るのか、どのような流れになるのか、コンテンツ全体の設計をしていきます。

執筆

 コンテンツ内容が固まったら、執筆に入ります。まず意識しておきたいのは、わかりやすい内容になっているかどうかです。執筆する側は、内容をよく理解していますが、読み手はそうではありません。まったく知識がない人に向けて、一から説明することを前提に執筆していきましょう。

執筆にあたっては、さまざまな資料を参考にしなくてはいけません。その際、信頼できる情報なのか、よく精査することが重要です。少しでも不確かな情報は載せないというスタンスが、コンテンツの質を担保します。

校正・校閲

執筆された原稿の内容に間違いが含まれていないか、誤解を招くような表現や問題となるような箇所はないか、複数人でのチェック体制をとるようにしてください。ウェブ記事は修正がしやすいので公開を急ぎがちですが、人の目にふれる前にしっかりと確認することが、オウンドメディアそのものへの信頼性につながります。

アイキャッチ画像・図版作成

コンテンツにアイキャッチ画像や図版を入れて、見せ方を工夫することが大切です。読み手が引きつけられるようなビジュアルを入れることを意識してください。

アイキャッチ画像や図版の作成は社内で行うのか、外部のデザイナーに依頼するのかは、事前に決めておきましょう。

投稿

コンテンツの投稿を行います。誰が投稿作業を行うのかを決めておくとともに、アップする時間帯や更新頻度をあらかじめ定めておきましょう。

さらに、コンテンツの拡散方法や社内周知の流れまで、担当と作業内容を決めておくことをおすすめします。

オウンドメディア立ち上げ、やるべきことチェックリスト

オウンドメディアの立ち上げではリソースを確保しておこう

オウンドメディアの立ち上げは大変な労力がかかりますので、まずは、やるべきことを整理するようにしてください。社内のリソース確保が必要になりますし、外注の力を借りる方法も検討すべきです。

ナイルでは、オウンドメディア全体の戦略設計から対応することが可能です。また、さまざまなコンテンツを作成して、情報発信をしていきたいけれど、記事を書くリソースがないお客様に、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。まずは、お気軽にご相談ください。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

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