コンテンツとは?意味や11つの種類、制作のコツを解説

コンテンツとは?意味や11つの種類、制作のコツを解説

「コンテンツ」という言葉は幅広いシーンで使用されており、その定義や内容はさまざまです。

この記事では「コンテンツ」の意味をはじめ、よく使われている11種類のコンテンツ概要を紹介します。

なお、「コンテンツ制作のリソースが足りない」という場合には、外部パートナーに制作を依頼するのも一手です。

ナイルでは多様なニーズに対応できるコンテンツ制作代行サービスを提供しています。お気軽に無料相談までお申し込みください。

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コンテンツとは

コンテンツ(Contents)とは、英語で「内容・中身」を意味する単語のことです。テキスト・画像・動画などを用い、インターネットやテレビ・ラジオ、紙面など各メディアを介して発信されます。

基本的に広告とは別のものとされ、以下のように業界によって内容が異なります。

【コンテンツの種類】

  • オフラインコンテンツの例:映画・雑誌・ゲーム など
  • オンラインコンテンツの例:ブログ・SNS・動画 など

なお、マーケティングとエンタメの文脈では、下記のとおり意味が異なります。

【コンテンツの意味】

  • マーケティング:ブログ記事・メールマガジンや動画など、伝える情報そのもののこと
  • エンタメ:テレビ番組、漫画・音楽など、創作物のこと

日常会話の中では、「この動画コンテンツはクオリティが高くて面白い」「子ども向けコンテンツを作成する」「A社はコンテンツマーケティングに強い」といったように使用されます。

コンテンツの大まかな4つの種類 

コンテンツには、主に以下4つの種類があります。

コンテンツの大まかな4つの種類

ひとつずつ見ていきましょう。

種類1 デジタルコンテンツ

デジタルコンテンツとは、デジタルデータとして存在するコンテンツのことです。

【デジタルコンテンツの例】

  • 電子書籍
  • 動画配信サービス
  • 音楽ストリーミング配信 など

端末とインターネット回線さえあれば、場所を問わず楽しむことができるメリットがあります。また、データの修正やコピーが簡単なので、書籍などに比べて修正や保存のコストがかからない点も魅力です。

ただ、他社が制作したコンテンツを無断でコピーして公開した場合は、著作権侵害になります。また、デジタルデータが劣化する懸念はありませんが、紛失やハードウェアの故障によるデータ消失の可能性は考えられます。

種類2 ウェブコンテンツ

ウェブ上に掲載されているコンテンツを、ウェブコンテンツといいます。具体例は以下のとおりです。

【ウェブコンテンツの例】

  • ブログ記事
  • SNSの投稿
  • YouTubeの動画 など

なかでも、企業がブログ記事を発信するメディアをオウンドメディアといいます。自社が主体となって運営するので、自社商品・サービスのPRや、得意とするジャンルのお役立ち情報などをターゲットに直接伝えることが可能です。

自社のターゲットが求める情報を発信できれば、莫大な広告費を投下しなくてもユーザーを集められます。もちろん、コンテンツの制作費用や企画を考える必要はありますが、限られたコスト内でもある程度の効果を期待できます。

種類3 モバイルコンテンツ

モバイルコンテンツは、その名のとおりスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で閲覧できるものです。デジタルコンテンツの一部で、以下の例があります。

【モバイルコンテンツの例】

  • ウェブサイト
  • アプリケーション
  • 電子書籍 など

総務省の発表によると、日本におけるモバイル端末全体の世帯保有率は97.5%です。ほとんどの家庭にあるモバイル端末に向けて情報を発信することは、マーケティングを進める上で欠かせません。

もちろん、パソコンから閲覧されるケースはあります。ですが、モバイル端末にコンテンツを届けることができれば、より多くの人に情報を見てもらえるきっかけを作れます。

種類4 アナログコンテンツ

インターネットを介さず、実際に見たり聞いたりするコンテンツのことを、アナログコンテンツといいます。

【アナログコンテンツの例】

  • 紙の本
  • CD
  • アーティストのライブ

上記のように物理的に存在するコンテンツのため、劣化や提供できる場所が限られるケースがあります。そのため、紙の本から電子書籍、CDから音楽配信サービスのように、デジタルコンテンツに置き換わりつつあるのが現状です。

ただ、アーティストのライブやオフラインで開催されるセミナーのように、現場の熱量を直接感じられるのはアナログコンテンツの強みです。デジタル・アナログともに、コンテンツごとに特徴があることを知っておきましょう。

マーケティングに使える11種類のコンテンツ

ここで、コンテンツの種類を紹介します。企業がコンテンツを展開する目的は、主に「認知・集客」と「育成」の2つです。

認知・集客 育成
  • 記事
  • SNS
  • 動画
  • プレスリリース
  • 音声コンテンツ
  • 漫画コンテンツ
  • 書籍
  • LP
  • メールマガジン
  • ウェビナー・セミナー
  • ホワイトペーパー

 

なお、情報発信によって商品やブランドを認知してもらい、販売する仕組みを作ることをコンテンツマーケティングといいます。

ターゲットの温度感や目的によって、適したコンテンツは異なります。適したコンテンツを選ぶためにも、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

種類1 記事

1つ目に紹介する記事は、オウンドメディアやブログなどに掲載する、文章をメインとするコンテンツです。

記事には、さまざまなバリエーションがあります。大きく分けると、ユーザーの興味・関心に応え続ける「ストック型」や、時事性や情報鮮度が重視される「フロー型」に分かれます。

記事
メリット デメリット
  • ストック型は自社サイトの資産になる
  • 継続した更新が必要

 

以下に、ナイルで制作したストック型記事の例を紹介します。

【ストック型の記事例】

  • ブログ記事:企業ブログのSEO対策2つのポイント
  • インタビュー記事:【インタビュー】ローンチから2年で月間100万SS!オウンドメディア立ち上げ設計〜コンテンツ支援事例
  • 事例記事:株式会社メディカルサポートジャパン様 流入増とコンバージョン増を両立できた秘訣とは?

このような読者の知りたい情報に応えるブログ記事や、興味関心を引き起こすインタビュー記事・事例記事などのコンテンツがストック型です。また、フロー型の記事には以下があります。

【フロー型の記事例】

  • トレンド記事:2022年2月からページエクスペリエンスアップデートがPCにも適用

上記のように、その時に欲しい情報が記載されている記事は、公開直後にを多くユーザーを集めることが出来ますが、公開後時間が経つと、流入数が減ってしまうためフロー記事と呼ばれています。

なお、ナイルでは支援実績2,000社以上のノウハウをもとに記事制作の代行を行っておりますので、興味があれば以下の無料資料をダウンロードしてください。

 

種類2 SNS

X(旧:Twitter)やFacebook・Instagramなどのソーシャルネットワーキングサービスを使った発信もコンテンツに含まれます。

「テキストメインならX(旧:Twitter)」「画像や動画メインならInstagram」といったように、SNSの特徴や利用ユーザーの属性を理解した上で、使い分ける必要があります。

SNS投稿
メリット デメリット
  • 拡散されれば低コストで多くの人に届けられる
  • 新規顧客を獲得しやすい
  • ユーザーが検索しなくても投稿がタイムラインに表示される
  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 継続的な発信が必要
  • 不用意な投稿による炎上のリスクがある

 

なお、ナイルでもX(旧:Twitter)で情報を発信しています。

記事は検索したユーザーにしかリーチできませんが、投稿がタイムラインに表示されるSNSであれば、同じようなトピックに興味・関心を持つ潜在顧客まで情報を届けられます。

種類3 動画

動画コンテンツは、映像と音声を使って一度に多くの情報を伝えられることが特徴です。話者の表情や声の抑揚など、テキストや画像では伝えきれない情報をユーザーに届けられます。

動画
メリット デメリット
  • 多くの情報を短時間にまとめて伝えられる
  • 視覚と聴覚に訴求できるため記憶に残りやすい
  • 制作のハードルが高い
  • 後から編集しにくい

 

なお、ナイルでも以下のようなYouTubeチャンネルを運営したところ、問い合わせが発生しました。

自社のチャンネルやコンテンツを指名して検索しなくても、関連のある動画が表示されるので、記事を読まなくても動画なら見るユーザーへのリーチが期待できます。

種類4 LP

LP(ランディングページ)とは、ウェブサイトにアクセスしたユーザーが最初に訪問するページのことです。

一般的には、「広告をクリックした後に遷移するページ」を指します。つまり、訪問したユーザーに「購入」「問い合わせ」「資料請求」などの行動を起こしてもらうためのページです。

LP(ランディングページ)
メリット デメリット
  • 行動を起こしてもらう力が強い
  • 制作コストが高い

 

以下の記事では、LPの意味や構成をより詳しく解説しています。SEOの観点から見たLPの役割についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

種類5 メールマガジン 

メールで定期的に情報を配信するメールマガジンも、コンテンツのひとつです。

メールマガジン
メリット デメリット
  • 好きなタイミングで情報を届けられる
  • 自社へのファン獲得
  • 継続的に配信するためのネタが必要
  • 迷惑メールに分類される可能性がある

 

メールマガジンの最大のメリットは、認知形成ができる点です。具体的には、商品情報やブランド理念などを伝える機会をつくり、自社のファンを獲得できます。

ナイルでは、改善を重ねた結果、平均的なメールマガジン開封率が20%程度のところ30%を維持しており、効果的に認知形成ができています。

開封率

 

他のタスクもあるため、作成時間は30分のみですが、CVが10倍にアップしました。このような、メールマガジンで効率的に集客する裏技は以下の動画で解説しているので、ぜひご覧ください。

なおナイルのメールマガジンは無料ですので、興味があればぜひ登録してください。

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種類6 ウェビナー・セミナー

ウェビナーやセミナーは、特定のテーマについて情報やノウハウを講演するイベントコンテンツです。 

ウェビナー・セミナー
メリット デメリット
  • 悩みなど自社ターゲットのリアルな情報を取得できる
  • ウェビナーの場合は、全国各地から大勢の方に参加してもらえる
  • 集客活動が必要になる
  • セミナーの場合は会場、ウェビナーの場合は配信環境を整える必要がある

 

企業が開催するセミナーの場合は、「業務に役立つ手法や最新のトレンド」をテーマに開催されることが多く、ナイルでもマーケティングやSEOなどをテーマに月2回ほどウェビナーを開催しています。

ナイルで開催しているウェビナーの紹介ページ

 

特にBtoBにおけるウェビナーは、リード獲得だけでなく、顧客の育成も可能です。

ウェビナー後のアンケートを活用すれば、参加者の課題が明確になり、それをフックにアプローチすることで商談化率の向上を目指せます。実際ナイルでもウェビナー経由の商談化率は平均30%と高いです。 

以下の記事では、ウェビナーの集客についてまとめています。集客で押さえるべきポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

種類7 プレスリリース

プレスリリースとは、自社の活動に関する公式情報を、外部メディア向けに発信することです。

新商品の販売開始や新機能の追加、アンケート調査の結果など、ニュース性のある情報を発信するときに活用します。

「PR TIMES」などのプレスリリース配信サービスを利用することで、テレビや新聞、その他ウェブメディアに取り上げてもらう可能性があり、さらなる注目を集められます。

プレスリリース
メリット デメリット
  • 他メディアに取り上げてもらえる可能性が高まる
  • 確実に他メディアへ掲載されるわけではない
  • サービスによっては利用料金がかかる

 

種類8 ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、「ノウハウ集」「導入事例集」「アンケート結果」など、自社の情報や調査結果をまとめた資料のことを指します。

PDFにまとめてウェブサイトからダウンロードしてもらう流れが一般的です。

ホワイトペーパー
メリット デメリット
  • 見込み顧客を獲得できる
  • 多額のコストをかけて制作しても、顧客獲得につながらないこともある
  • 後から編集しにくい

 

以下の記事では、ホワイトペーパーの活用やメリット、作成時の注意点について解説しています。ホワイトペーパーの作成・配布を検討している方は併せて参考にしてください。

種類9 音声コンテンツ

音声のみで情報を発信する形式も、コンテンツのひとつです。

インターネットが普及する前は、音声コンテンツといえばラジオが主流でした。

しかし、現在は「ポッドキャスト」や「Voicy」といったインターネット上で音声配信できるサービスが増えており、個人でも気軽に音声コンテンツを発信できます。

通勤や家事の間など、「ながら聞き」ができるため、忙しいユーザーにリーチしたいときにおすすめのコンテンツです。

音声コンテンツ
メリット デメリット
  • 「ながら聞き」ができるため忙しいユーザーにアプローチしやすい
  • 視覚的な表現が必要な商品には向いていない

 

種類10 漫画コンテンツ

漫画は日常のエンタメコンテンツのイメージが強いかもしれませんが、ビジネスの場でも専門性の高い内容をわかりやすく表現するために活用できます。

ユーザーが楽しく読み進められるため、飽きずに最後まで読んでもらえる可能性が高いです。

漫画コンテンツ
メリット デメリット
  • 難しい内容をわかりやすく伝えられる
  • 親しみやすく読まれやすい
  • 制作コストが高い

 

以下の記事で、漫画コンテンツの作成方法と実際の事例を紹介しています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

種類11 書籍

書籍もコンテンツのひとつです。制作に時間はかかるものの、出版することで業界の中での権威性や信頼性の向上に役立ちます。

紙の書籍だけではなく、電子書籍もコンテンツです。

書籍
メリット デメリット
  • 信頼性や権威性が高まる
  • 制作コストが高い
  • 紙の書籍の場合、在庫を抱える

 

ここまででご質問のある方は、以下のバナーよりお気軽にお問い合わせください。

コンテンツが必要とされる2つの理由

ここでは、コンテンツが必要とされる大きな2つの理由を解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

コンテンツが必要とされる大きな2つの理由

 

理由1 顧客接点が多様化しているため

スマートフォンの普及やデジタル化が進んだことから、自然検索・動画・SNSなど、見込み顧客との接点は多様化しました。

そのため、あらゆる媒体にコンテンツを配信することで、さまざまなユーザーへの認知拡大が期待できます。

同時に、複数のタッチポイント(顧客接点)を用意することで、高額商材などユーザーの購入検討期間の長い商材でも途切れず情報を伝えることができます。

このようにターゲットの利用するあらゆる媒体でコンテンツを発信することは、現代のマーケティングにおいて非常に重要な考え方です。

しかしながら、各媒体でまったく同じコンテンツを配信するのは意味をなさない場合があります。動画を記事にするようなケースもあれば、媒体ごとにターゲットのアプローチを変えることも必要です。

よって、さまざまなタッチポイントを用意することは重要であるという前提のもと、媒体の優先度を考えてください。

理由2 ユーザー行動が変化しているため

欲しい情報は、スマートフォンですぐに調べられる現代です。

そのため、「何かを買ったり申し込んだりするときは、話を聞く前にまずウェブで情報収集してから決める」というユーザーが当たり前になっています。

よって、「探しても情報がない」という場合、ユーザーは商品購入を諦めてしまうということも考えられます。

また、調べ物はGoogle検索一強と呼べるような状態でしたが、TwitterやInstagram、物によってはTikTokを調べる際に使用するユーザーも増えてきました。

とはいえ、目的によっては、雑誌や書籍などのオフラインで情報を集めるユーザーもまだまだ多いです。

オフラインには偶然性の高さもあり「美容院で読んだ雑誌から情報を得て、購入に至った」というような事例もあります。

こうしたことを考えると、オフラインとオンライン両方のコンテンツをうまく使い分けることの重要性が高まっているともいえるでしょう。

良質なコンテンツに必要な3つの条件

ユーザーにとって有益なコンテンツでなければ、せっかく作っても見向きされない恐れがあります。

ここでは、「良質なコンテンツとはどのようなコンテンツのことを指すのか」について解説します。

良質なコンテンツ3つの条件

 

条件1 ユーザーの求めている情報が充実している

まずコンテンツ制作では、「ユーザーの求めている情報」を提供することが大前提です。

ユーザーの抱えている悩みや課題を解決できるものでなければ、見てもらえません。

何を求めているかを知るために、「ユーザーアンケートの実施」や「営業担当やカスタマー担当へのヒアリング」などを通じて悩みや不安を把握し、それに応えられるコンテンツを作りましょう。

条件2 潜在ニーズまで解決できる

読者の潜在的な悩みや問題を解決する内容を提供できていると、良質なコンテンツであるといえます。

明確な顕在ニーズから「なぜ?」を繰り返して深掘りすることで、潜在的な悩みが次第に見えてきます。

例として、「スタイリッシュな革の手帳が欲しい」という顕在ニーズから考えてみましょう。

【「スタイリッシュな革の手帳が欲しい」顕在ニーズ例】

  • (なぜ欲しいのか?)→「仕事ができるビジネスパーソンに見られたい」
  • (なぜ見られたいのか?)→「周りの異性からの印象をよくしたい」
  • (なぜ良くしたいのか?)→「モテたい」

このように「なぜ?」を繰り返すことで、ユーザーの心理に隠れている潜在ニーズにまでたどり着きます。

顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで解決できるコンテンツを提供することで、よりユーザーの満足度を向上させられるでしょう。

条件3 独自性のある情報を提供している

「自社にしか出せない情報を提供しているか」も大切です。

世の中にはさまざまなコンテンツがあふれているため、どこかで見たような似通ったコンテンツを制作しても、読み飛ばされてしまう可能性があります。

そのため、社内のノウハウを発信する・独自調査を実施する・タイアップ企画を実施する・インタビューを行うなど、自社独自の情報を追加することが大切です。

良質なコンテンツを制作する6つのコツ

ここからは、良質なコンテンツを制作するためのコツを解説します。

詳しく見ていきましょう。

良質なコンテンツを制作する6つのコツ

 

コツ1 自社の強みを表現する

どのようなコンテンツを制作するか考えるときは、自社や制作者の強みをコンテンツ化するのがおすすめです。

強みを活かすことで、独自性のあるオリジナルコンテンツを制作できます。

すでに似たようなコンテンツが多くある場合は、競合よりも品質が高く有益な情報を盛り込んだコンテンツを作っていきましょう。

コツ2 目的やターゲットを明確にする

コンテンツ制作では「何のためにコンテンツを作るのか」といった目的や、「誰に向けてコンテンツを作るのか」といったターゲットを明確にすることが大切です。

目的やターゲットを明確化していない場合は、誰に何を伝えたいのかわからない、ぼんやりした内容のコンテンツになってしまいます。

例えば、サイト制作会社が作る「サイトリニューアル時の注意点をまとめたPDFコンテンツ」なら、目的は「資料のダウンロードによるリード獲得」、ターゲットは「企業の経営者・マーケティング担当者」などです。

なお、ターゲットの明確化には、架空の人物像を作る「ペルソナ」の設定がおすすめです。

以下の記事ではペルソナの概要や設定方法、具体例などを解説していますので、併せて参考にしてください。

コツ3 公開後は定期的に効果測定をする

コンテンツを公開したら終わりではなく、「どのような反応があったのか」を把握するための効果測定を忘れずに行いましょう。

ユーザーの属性・PV数・滞在時間・「いいね」などユーザーの反応した割合などの数値を確認します。

複数のコンテンツ数値を比較して「どのような内容だと反応が良いor悪い」を把握し、今後の制作改善に活かしましょう。

コツ4 制作体制を整える

コンテンツ制作では、「誰が制作するのか」「誰が進捗を管理するのか」「誰が分析するのか」などの役割分担をし、継続的に制作・運用を行える体制構築が重要です。

体制構築が不十分なまま進めると、途中で頓挫してしまう可能性もあります。

実際、コンテンツ制作を始めたものの、役割が曖昧で2〜3個作って終わってしまうケースは珍しくありません。

そのため、少なくとも「制作者」「編集者」「ディレクター」の3つは担当者を明確にするようにしましょう。

コツ5 E-E-A-T対策を行う(SEOの場合)

E-E-A-Tとはウェブサイトの評価基準のことです。

E-E-A-Tとは<経験・専門性・権威性・信頼性>

 

  • Experience(経験):コンテンツの内容に関する、ウェブサイト運営者の経験
  • Expertise(専門性):コンテンツの内容に関する、ウェブサイト運営者の知識やスキル
  • Authoritativeness(権威性):ウェブサイトや運営者の認知度
  • Trustworthiness(信頼性):ウェブサイトに掲載している情報の正確性や安全性

上記のとおり、自社が専門とする情報や知見をユーザーに提供することで、専門性・権威性や信頼性が高まります。

結果として検索エンジンからの評価もアップするので、E-E-A-T対策を意識しコンテンツを作成しましょう。

コツ6 SNSで拡散されやすい内容にする

SNSで拡散されれば、コンテンツが多くの人の目にふれる機会を増やせます。そのために、ターゲットにとって有益な内容やおもしろい情報で興味を引くことが重要です。

例えばシャープ株式会社は、X(旧:Twitter)で以下の投稿をしています。

家電メーカーだからこそ提供できる経験談とユーモアを交えた投稿で、1万件のリポスト(リツイート)がされました。

なお、SNSには、ウェブページの詳細を表示させるOGPを、設定しておくのがおすすめです。SNS上でURLを共有した際に、タイトル・説明や画像などが自動で表示されるので、よりユーザーの目に留まります。

ただSNSには、ネガティブな投稿が急速に拡散される懸念があります。もし炎上すると自社の信頼を失ってしまうため、誰も傷つかない投稿を心がけることが重要です。

コンテンツの意味や目的を理解してビジネスに活用しよう

ビジネスにコンテンツを活用する場合は、「なぜ作るのか」と「誰に届けるのか」を明確にすることが重要です。

また、継続的に取り組めるようコンテンツ制作の体制を整えることも忘れてはいけません。社内のリソースが足りない場合は、協力してくれる外部パートナーの活用も検討すると良いでしょう。

なおナイルでは、SEOコンテンツだけではなく、漫画や動画など、さまざまなコンテンツ制作も行っています。

コンテンツ制作で外注先をお探しの企業様向けに「コンテンツ制作代行プラン」も用意しているので、お気軽に無料相談へお申し込みください。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
無料相談はこちらから

監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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