Googleサジェストとは?表示される仕組みとSEOへの活用

更新日: 公開日:

Googleサジェストとは

Googleサジェストとは、Googleの検索窓にキーワードを入力した際に、一緒に検索されやすいキーワードを自動で表示する機能です。なお、こうした機能はGoogleではオートコンプリート、Yahooでは入力補助と呼ばれます。

サジェスト機能は、GoogleやYahooといった検索エンジンだけでなく、AmazonやYoutube、価格.comにおいても用意されています。

※本記事では、Googleサジェストを前提に説明します。

Googleサジェストが表示される仕組み

Googleサジェストに表示されるキーワードは、アルゴリズムによって決定されます。よくあるサジェストキーワードとしては、「とは」「おすすめ」「口コミ」などがあります。

サジェストされるキーワードに確実な法則はありませんが、影響を与える要素としては、一般的に以下の5つがあると言われています。

1.検索ボリューム

検索された回数のことです。検索された数が多いということは、それについて知りたいというニーズがあるということを意味します。また、急激に検索されるなど、トレンド要素の高いキーワードがサジェストされることがあります。

2.たくさんの人が検索していること

同じ人がたくさん検索しているのでなく、たくさんの人が検索していることが必要です。そのため、一人の人がサジェストされたいキーワードでたくさん検索してサジェストされるというような自作自演がしにくくなっています。

3.キーワードに対応するサイトが存在していること

検索キーワードについて言及されている記事がたくさん存在することも大切な要素です。そのため、自分で作った造語をサジェストされることは難しいです。

4.検索した場所

日本でも場所によってサジェストされるキーワードは変わります。たとえば、東京で「ランチ」と検索したのに「大阪」や「函館」とサジェストされても、クリックする人は少ないと思います。よって、サジェストされるキーワードはユーザーが検索した地域により異なります。

5.直前に検索したキーワード

Googleアカウントにログインしている状態で、ウェブとアプリのアクティビティがオンになっている場合は、ユーザーが直前に検索したキーワードに関連して、サジェストされます。

 

1.~3.は一般的なものですが、4.と5.は検索するユーザーに紐づくものとなっています。

また、基本的に検索結果そのものがパーソナライズされることはありませんが、5に記載したように、サジェストは前後の検索内容や位置情報などでパーソナライズされます。

以下はPCで「ソファ」の後に入力した「椅子」というキーワードと、SPでいきなり「椅子」と入力した時のサジェストの違いです。

▼PCで「ソファ」の後に入力した「椅子」サジェスト

PCで「ソファ」の後に入力した「椅子」サジェスト

▼SPでいきなり「椅子」と入力した時のサジェスト

SPでいきなり「椅子」と入力した時のサジェスト

 

このように前後の検索を踏まえて、「椅子 ソファ」が表示されるようになるなど、変化が見られます。

SEOから見たサジェストの意義

サジェストはユーザーの検索意図を把握するのに非常に有効的です。

例えば、「ソファー」とそのまま検索するユーザーは、どういったソファーを求めているのかわかりにくいですが、サジェストを見ると以下のように表示されます。

「ソファー」のサジェスト

「ソファーベッド」などのタイプや、「ソファー IKEA」「ソファー ニトリ」のようなメーカー、「ソファー 三人掛け」「ソファー 2人掛け」などの条件などが、合わせて検索されていることがわかりました。

続けて「ソファー 2人掛け」のサジェストを見てみると、

「ソファー 2人掛け」のサジェスト

上記のように表示されます。ここまで絞り込むとかなりユーザーの求めている情報がわかりやすくなりましたね。

このように、サジェストを追っていくとユーザーが探している情報が徐々に明確になりますので、対応するコンテンツも作成しやすくなります。

ポジティブな影響

サジェストされるキーワードは検索(クリック)されやすい傾向にあります。これは、企業のブランディングにも繋がります。

上記のように「ニトリ」「IKEA」などとサジェストされると、当初考えていなかったとしても、サジェストをクリックするユーザーも一定いるはずです。

サジェストは狙って出せるようなものではなく、ましてやサジェストに表示されるような企業は高い知名度が必要になりますが、その分効果も高く、ポジティブな影響といえるでしょう。

ネガティブな影響:サジェスト汚染

上記のようにポジティブな影響がある一方で、ネガティブな影響も数多くあります。

もし、ある企業を検索ボックスに入力した際、「詐欺」「犯罪」「ブラック」などネガティブなキーワードが並んでいたらどうでしょうか。

実際この企業は何もしていなくても、「何か詐欺まがいのことをしているのではないか」「ブラック企業なのではないか」というネガティブなイメージがついてしまい、ブランドイメージの低下につながる恐れがあります。

このようにネガティブなキーワードばかりがサジェストされることを「サジェスト汚染」と言いますが、多くの場合は何かしら原因になることがあり、ユーザーも調べているはずです。

サジェストの対策を行う前に、事業や評判の見直しから行なうことが望ましいでしょう。

削除する方法、表示されなくなるには

サジェストされたキーワードが表示されなくなるには、一般的に2つの方法がありますが、どちらも確実なものではありません。

1.検索エンジンに抗議し、削除を依頼する

Googleが削除するに値すると認めた場合、削除してくれる可能性があります。

2.他のキーワードが優先的にサジェストされる

ネガティブなキーワードよりも、他の普遍的なキーワードやポジティブなキーワードの検索ニーズが増えることで相対的に表示されづらくなることがあります。

 

また、反対に表示させる方法ですが、ユーザーの検索が必要になるので、CMなどで「〇〇で検索」など、人々に検索を促したり、そもそもの認知度を高めたりすることが対策として考えられます。

とはいえ、サジェストを操作することは難しく、表示させる、させないどちらも対応は難しいものと考えておきましょう。

サジェストキーワード抽出ツール

サジェストキーワードを抽出するツールとしてよく使われるものを5つ紹介します。

1. Google 広告 キーワードプランナー

Google 広告のダッシュボード内にあるキーワードプランナーでは、サジェストキーワードだけでなく、そのキーワードの検索ボリュームや推奨入札単価も表示されます。また、キーワードリストをCSVファイルでダウンロードすることができます。

2. グーグルサジェスト キーワード一括DLツール

グーグルサジェスト キーワード一括DLツールは、Googleサジェストのキーワード抽出に特化したツールです。このツールもキーワードの一覧をCSVファイルでダウンロードすることができます。

3. KOUHO.JP

KOUHO.JPでは、AmazonサジェストやTwitter共起語のキーワードを抽出することができます。

4. ラッコキーワード

ラッコキーワードは関連キーワード取得ツール(仮名・β版)、goodkeywordが吸収合併されてできたツールです。個人的には一番オススメのツールで、各種サジェストだけでなく、周辺語・連想語や共起語、入力したキーワードのトレンドなども見ることができます。

キャラクターのラッコも愛らしいです。

まとめ

Googleサジェストとは、検索ボックスに入力したキーワードと関連する言葉を提案してくれるユーザーにとって、非常に便利な機能です。また、サジェストを追っていくことで、ユーザーの検索意図がわかりやすくなります。

検索回数の多いキーワードのサジェストに表示をされることは、メリット、デメリットともに大きいですが、前後の検索や位置情報などの影響を受けるなど、パーソナライズされるものなので、対策は基本的には難しいです。

 

SEO対策の全体像を知りたい方は以下の記事も読んでみてください!

SEOとは?1,500社を見て分かった効果が出る10個のSEO対策を分かりやすく解説

関連記事

組み合わせキーワードのSEO対策とは?順番による検索結果の違いとチューニング方法

組み合わせキーワードのSEO対策とは?順番による検索結果の違いとチューニング方法

【SEO対策】キーワードの難易度はどう調べる?難易度別の対策法とは

【SEO対策】キーワードの難易度はどう調べる?難易度別の対策法とは

サーチエクスペリエンス時代、「いかに再検索させないか」と「いかに再検索のニーズに答えるコンテンツを用意するか」が重要説

サーチエクスペリエンス時代、「いかに再検索させないか」と「いかに再検索のニーズに答えるコンテンツを用意するか」が重要説

新着記事

SEOは自社でできる?SEO内製化のメリットや注意点を解説

インハウスSEOの成功事例5選!どのような成果が出たかを解説

アフィリエイトリンクはGoogle検索エンジンから隠すべき?

サイト内検索