コンサルティングで一番大事にするべきは「クライアントの気持ち」である | 平塚直樹

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ナイルでコンサルタントとしてお客様と一緒にSEOに取り組んできて5年とちょっとが経つが、特にSEOのコンサルティングというのは難しい点が3つあると僕は思っている。
(そもそもSEOコンサルティングってなんなの? という定義も難しいところである)

  • SEOの成果の出し方、課題設定に正解はない
  • そもそも、「成果が何で」「何が失敗で」「いつそれがわかるのか」が分かりづらい
  • テクニカルな手段に限れば、各社出してくるソリューションに大きな違いはない

身もふたもない話だが、僕はこれはまごうことなき事実だと感じている。

それに加え、コンサルティング全体に言えることだが、基本的に成果を出すのはコンサルティング会社ではなく、クライアントだ。つまりクライアントに動いてもらわなければいけないのである。

そう考えると、SEOコンサルティングというのは様々な領域のコンサルティングの中でもひときわややこしいというか、めんどくさいというか… いままで事業会社でやってきたメンバーや新卒メンバーが苦労するのも当然と言うものか。

一番大事にするべきことは「クライアントの気持ち」である

やっと本題に入るが、僕は一番に「クライアントの気持ち」、次に「自分の気持ち」であると考えている。
(ここで述べているクライアントとは、企業というよりも担当者の方々を指している。もちろん媚びることでべったり癒着しようということではないことを補足しておく)

ビジネス成果じゃないの? という質問が当然上がってきそうだが、もちろん成果は大事だ。成果が出て喜ばない人がいるだろうか。

でも考えてみてほしい。「めちゃくちゃ感じが悪くて、あんまり付き合いたくないけど成果だけはしっかり出す人」が息切れして成果が出なくなってきたり、思わぬアクシデントがあった時に引き続きお付き合いしたいと思うだろうか? 僕はあまり思わない。

前フリで述べたように、SEOというのは本当に不確定要素がめちゃくちゃ多い。正解もない。Googleの気分次第で突然順位が下落して解決方法が見つからないことだって時にはあるし、そういうときに辛抱してもらわなければいけないときもある。

成果が出ても、ぶっちゃけアルゴリズム変動の上振れだって言われたらそこまでだし、逆に明らかにアルゴリズム変動の影響に巻き込まれて下落したのにコンサルタントの責任だと言われたら、おっしゃるとおりですと謝って対策を考えるのはプロとして当然の事だ。

色々泣き言を言っているような感じになってしまったが、僕が心がけているのは「パートナーとして一緒にビジネス成果を出していく」ことだ。そう考えたらまず第一に考えたいのは「クライアントの気持ち」なのである。

  • 順位下落や目標未達になりそうであれば、対策案や要因分析を行いクライアントの不安を取り除く
  • 「わからない」とか「◯◯かもしれない」と濁さずにきっちり自分の意見を伝える
  • 小さくてもいいから目に見える成果を最速で出す
  • 成果が出ればきちんと伝えて、この調子でいけばもっと成果が出ますよと盛り上げる
  • 打ち合わせではただの報告会ではなく、積極的にクライアントのやりたいことや悩みを吸い上げる
  • 担当者が進めづらそうなこと、関係者に説得しづらそうなものがあれば、積極的に巻き取ってあげる
  • マニュアル通りのSEO提案ではなく、このサイトで成果を出すのであれば何をすべきかという観点で施策を考える

ここに挙げているのはごく一部でしかないが、要はクライアントが「この人と一緒にSEOに取り組んでいると気持ちがいい。と感じてもらう」ことが大事であるということが僕の言いたいことだ。

そうでないと、こちらがやるべきと思って提案した施策が後回しにされて一向に実装されないみたいなことも起こりうる。気持ちが上がった結果として信用してもらえれば、こちらの大胆な提案が通りやすくなったり、下落したときに改善が見られるまでしっかり待ってもらえると思う。

「自分の気持ち」もちゃんと大事にしよう

クライアントの気持ちが第一、次に「自分の気持ち」と言ったが、これは言ってしまえばさっきの逆の話だ。

どうしても好きになれないパートナーや向いていない仕事であれば、他の向いている人、担当者とバイブス(※波長・ノリの意)の合いそうなコンサルタントにパスしたほうがいい。人を不幸にしそうなサービスであると感じるのであれば、会社として断ることを上司に提案したって良い。

気分の上がらないコンサルティングをしているようでは、クライアントの気分も当然上がらない。クライアントのためにも、楽しくコンサルティングをするべきだ。

会社というのは信頼の裏付けでしかない。いち担当者として選ばれるようになる

「テクニカルな手段に限れば、各社出してくるソリューションに大きな違いはない」とぶっちゃけてしまったが、おそらくSEOのコンサル会社と付き合っている方々はすでにお気づきであろう。

クライアントのサイトやビジネスに向き合うのは当然のこと、担当者の方が「この人となら一緒にやりたい」と思ってもらえることが結局のところ大事なのだ。

会社というのは、この会社にいるコンサルタントだから大丈夫だろう。という信頼の裏付けでしかない。

当然お付き合いしていく中でその期待を裏切る結果となってしまえば、こんなコンサルタントが所属する会社は大したことがない。と思われてもしょうがないことだ。だからこそ、どんなクライアントであれ、気を引き締めて取り組んでいきたいものである。

コンサルタント 平塚

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