【無料テンプレート付き】ロジックツリーの概要やメリット、作り方解説!

【無料テンプレート付き】ロジックツリーの概要やメリット、作り方解説!

ロジックツリーは、課題の深掘りや原因の特定など、詳細に細分化していくときに役立ちます。しかしロジックツリーを作った経験がない場合、どのように作ればいいのか、そもそも利用するメリットは何かなど悩む方もいるのではないでしょうか。

本記事では、ロジックツリーの概要やメリット・デメリット、目的別に分けた種類や作り方を解説します。記事後半で「コピーして使えるロジックツリーのテンプレート」も紹介しているので、ご一読ください。

なお、ロジックツリーでマーケティングの方針や戦略を練ろうと思っている場合は、下記の資料がおすすめです。無料ダウンロードの上、ご活用ください。

ロジックツリーとは?マインドマップとの違いは構造

ロジックツリーとは、物事を細かく分解もしくは要約して考え、情報を整理するためのフレームワークです。

例えば「ウェブ経由の集客を強化する」といった目的を達成するためには「SEOを強化して検索流入を増やす」「すでに記事に訪れている人に対して、資料ダウンロードを促すリライトを行う」などの施策が考えられます。

このように特定の目的に対して深掘りをしていくのが、ロジックツリーの特徴です。なお、ロジックツリーとマインドマップは一見似ていますが、構造が異なります。ロジックツリーは論理的な関係の把握に適しており、階段状の構造になっています。

ロジックツリーは論理的な関係の把握に適しており、階段状の構造になっています。

 

一方でマインドマップは、自由な思考、アイデアをまとめることが強みです。放射線状の構造でアイデアの流れを視覚的に把握できるので、新しいアイデアを自由に発想するブレインストーミングに適しています。

似たような使い方をするシーンもありますが、違いがある点を押さえておきましょう。

ロジックツリーを利用するメリット・デメリット

ロジックツリーをうまく使えば、情報整理や課題に対する解決策の検討など、さまざまなことを整理できます。しかし、具体的なメリットがイメージできない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ロジックツリーを利用するメリット・デメリットを解説します。ロジックツリーを利用するメリットは、以下の4つです。

  • 階層的な関係が明確になるので問題の全体像が把握しやすい
  • 問題を分解・深掘りできるので原因を特定しやすい
  • 優先順位がつけやすくなる
  • 課題に取り組む必要性を共有しやすい

特に大きなメリットは、問題を分解・深掘りして原因を特定できることです。例えば「ウェブサイトの資料ダウンロード数(CV数)が少ない」という問題を抱えていたとします。この問題に対して、段階的に問題を深掘りすると以下のような課題が見えてきます。

  • SEOの強化による検索流入の改善
  • リスティング広告などによる広告流入の改善
  • ページ内のボタンクリック率の改善

このように、問題を分解・深掘りして全体像を把握した上で改善施策を検討できることが、最大の魅力です。ここからさらに、ひとつひとつの課題に対して深掘りできるので、原因を特定しやすいというメリットもあります。

段階的な関係を視覚的にも確認できるので、解決までの流れが把握しやすく優先順位がつけやすくなったり、課題に取り組む必要性を共有しやすかったりというメリットもあります。

一方でデメリットは、過去の経験や知識を元に深掘りしていく流れとなるため、新しいことを整理するのには向いていないことです。あくまでも、ある程度の知識があるテーマで分析するときに活用しましょう。

ロジックツリーは目的で使い分ける!4つの種類

ロジックツリーを作るときは、目的に合わせて使い分けることがおすすめです。ここでは、4つの種類と具体例を紹介します。

使用するツリー

目的

メインテーマ例

Whatツリー 問題箇所の特定 ウェブサイトの流入
Whyツリー 問題発生の原因を特定 検索流入の減少
Howツリー 問題解決策の洗い出し
優先順位付け
検索流入の増加
KPIツリー 目標の設定 KGI・月間1,000セッション

種類1 Whatツリー

1つ目に紹介するロジックツリーの種類は「Whatツリー」です。Whatツリーとは、構成要素で細分化していく考え方を指します。

例えば「ウェブサイトの流入」をWhatツリーで分解する場合「検索での流入」や「SNS経由での流入」があるはずです。さらに、SNSでの流入の中には「X経由での売上」「Facebook経由での売上」「YouTube経由での売上」などさらに細分化できます。

構成要素を可視化できるため、おすすめです。

種類2 Whyツリー

2つ目に紹介するロジックツリーの種類は「Whyツリー」です。Whyツリーは、問題の原因を具体化したいときに使用します。

例えば「検索流入の減少」があったときは、以下のような原因が考えられます。

  • Googleアップデートによる検索順位が下落してしまった
  • 検索ボリュームの大きい記事が1位から5位に落ちてしまった
  • サイトリニューアルで重複コンテンツを削除後に各記事の順位が落ちてしまった

また、上記の原因をさらに深掘りすることも可能です。例えば「検索ボリュームの大きい記事が1位から5位に落ちてしまった場合は「対象記事をリライトする」「関連記事を執筆し、対象カテゴリの記事本数を増やす」などいくつか改善につながる施策があります。

このようにWhyツリーは、問題の原因を具体化したいときに使用可能です。

種類3 Howツリー

3つ目に紹介するロジックツリーの種類は「Howツリー」です。Howツリーは、手段で細分化していく考え方を指します。問題に対する解決策を見出すときに使用するのがおすすめです。

例えば「検索流入を増やす」という目的の場合「新記事を執筆する」「既存記事を改善する」「被リンクを獲得してドメインランクを上げる」などのいくつかの施策が考えられます。

このようにどのように目的を達成するのか考えるのが、Howツリーです。

種類4 KPIツリー

4つ目に紹介するロジックツリーの種類は「KPIツリー」です。KPIツリーは、KGIを達成するために用いられるツリー図で、適切なKPIを設定できる考え方です。

目標の名称

概要

KGI ・組織やチームにおける最終的な目標のこと
・売上や成約数などを指す
KPI ・KGIを達成するための中間目標のこと
・受注数や受注単価を指す

 

組織やチームの目標となるKGI(最終的な目標)を設定し、KGIを達成するために必要なKPI(数値目標)を細分化します。例えばSEO流入を考慮したKPIツリーの例は、以下のとおりです。

SEO流入を起点としたKPIツリーの例

 

上記はあくまでも例なので、組織の目標を細分化して具体的な数値を検討し、KPIツリーを作成することをおすすめします。

なお、KPIの考え方についてまとめた資料を用意しています。以下から無料ダウンロードの上、ご活用ください。

ウェブ記事でKPIツリーの作り方をもう少し深掘りしたい方は、【目標を倒そう】KPIツリーの作り方2ステップとポイントを紹介をご一読ください。

ロジックツリーを作る3ステップ【具体例あり】

ここからは、ロジックツリーを作る流れを紹介します。具体的な手順は、以下の3ステップです。

ロジックツリーを作る3ステップ

ステップ1 問題・課題を設定する

ステップ2 MECEを意識して要素を分解する

ステップ3 具体的な行動レベルに落とし込む

ステップ1 問題・課題を設定する

まず、問題や課題を設定しましょう。ロジックツリーの最初の要素を決めるようなイメージです。

組織が抱えている問題や、目の前の業務に対する課題など、まずは箇条書きでもいいので洗い出すことをおすすめします。その上で上長なども交えて解決すべき課題を設定すると、メインテーマを決めやすいのでおすすめです。

ステップ2 MECEを意識して要素を分解する

次に、MECEを意識して要素を分解します。MECEとは「Mutually(お互いに) Exclusive(重複せず) and Collectively(全体に) Exhaustive(漏れがない)」の頭文字を取った用語です。

ある程度ロジックツリーを作った後に、要素ごとに「重複した内容が無いか」「足りない要素はないか」などをチェックしていくイメージです。

ロジックツリーに重複があると「無駄な重複コストや業務」を招きかねません。また必要な要素が漏れた状態で施策を立案・実施しても、求めている効果が得られない恐れがあります。問題の解決策や関連する要素の分析が不十分になってしまうため、MECEを意識することはとても重要です。

ステップ3 具体的な行動レベルに落とし込む

次に、ステップ2で分解した要素をさらに分解し、具体的な行動レベルに落とし込んでいきます。例えばステップ2で「SEO経由の検索流入が少ない」と整理出来た場合は、「執筆頻度が少ない」や「順位を獲得している記事が少ない」などのさらに詳しい原因がみえていきます。

ここまで見えてくれば「記事制作チームを強化して、記事本数を増やす」や「検索順位の高い記事を増やすためにリライトする」など、具体的な行動レベルに落とし込むことが可能です。

これ以上細分化できないレベルまで小さくできれば、ロジックツリーの完成です。

【補足】課題解決の優先度は「マトリクス図」もおすすめ

なお、ロジックツリーのメインテーマを決めるときに役立つのが「マトリクス図」です。マトリクス図を使えば、解決すべき課題の優先度を整理できます。

例えば以下のように縦軸を「効果」、横軸を「実装工数」にして施策の優先度を整理すると「今対策すべき施策」が見えてきます。

SEO施策を例にしたマトリクス図の例

いきなり図化が難しい場合は、Excelやスプレッドシートなどで事前に上記の軸の情報を整理してから作ることがおすすめです。

そもそも自社の課題や施策がわからないということでしたら、お気軽にご連絡ください。ナイルが壁打ちの相手になります。

【ダウンロードあり】ロジックツリーテンプレート

ここからは、ロジックツリーのテンプレートを紹介します。今回は本記事で紹介した、以下4つの種類のテンプレートを用意しました。

ロジックツリーの種類

用途

Whatツリー 要素の細分化
Whyツリー 問題の特定
Howツリー 解決策の検討
KPIツリー 目標の設定

これら4種類のテンプレートをパワーポイントにまとめています。無料でダウンロードできるロジックツリーのテンプレートは、以下からお申し込みください。

「ロジックツリー無料テンプレート」ダウンロードフォーム

ロジックツリーは問題や課題の整理に活用できる

ロジックツリーは、問題や課題の整理、解決策の検討などに役立つ強力なフレームワークです。簡単なテーマからでいいので、まずはロジックツリーを実際に作ってみることをおすすめします。

とはいえ、重要なのは、ロジックツリーの作成ではなく、完成したロジックツリーを活用してリード獲得や売上アップなどの目的を達成することです。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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