ポータルサイトとは?基礎知識から知っておくべきSEO対策まで紹介 

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ポータルサイトとは?基礎知識から知っておくべきSEO対策まで紹介 

ポータルサイトとは、様々な情報を掲載したインターネットの入り口となるウェブサイトのことです。

単にサイトを作っただけでは収益につながないので、事業戦略やSEO対策などの集客施策を考えたうえでポータルサイトを運用し、ユーザーを獲得していく必要があります。

本記事ではポータルサイトの種類や具体例といった基礎知識、必要なSEO対策、運用のポイントまで網羅的に紹介しています。

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ポータルサイトとは

ポータルサイトの「ポータル」とは「玄関」や「入り口」を意味しています。ポータルサイトとは「インターネットの入り口となるWebサイト」のこと。様々な情報やサービス、Webサイトへのリンクが集約されており、多くの人がインターネットにアクセスする際のスタート地点になることから、ポータル(入り口)サイトと呼ばれているのです。

有名なポータルサイトとしては「Yahoo! Japan」や「Google」、「街はぴ」、「価格.com」などがあります。

ホームページとの違い 

ホームページとポータルサイトでは、作られる目的が以下のように違います。

種類 目的
ポータルサイト
  • 広告収入や有料コンテンツで収益を得ること(収益)
  • 自社ホームページへの入口を作ること(集客)
ホームページ
  • 自社について知ってもらうこと(集客)

 

ポータルサイトは、広告や有料コンテンツにて収益を上げるために作られるものです。サイトに掲載する広告主を募り、ターゲットとなる訪問者を集めて閲覧してもらうことで、収益を得ます。

また、ポータルサイトにあるジャンルの企業を集め、各ホームページへ誘導する集客の目的で作られる場合もあります。

一方でホームページは、成約をゴールとした集客手段の1つという位置付けです。自社やブランドなどの情報を掲載し、ユーザーに知ってもらうことを最初の目標とします。

その後、接点を持った見込み顧客へより多くの情報を提供し、信頼関係を構築して成約へとつなげます。

ポータルサイトのメリット

ポータルサイトのメリットとして、インターネット上に大量に散らばっている情報の中から、ユーザーが自分に必要なものだけを検索などを通して、簡単に探し出せることが挙げられます。また検索のほかにも、天気・テレビ番組表・株価などの多様な情報をユーザーが知ることができることも、ポータルサイトの魅力です。

企業視点では、ポータルサイトを運用(あるいは外部ポータルサイトへ掲載)することにより、通常のコーポレートサイトでは接触が難しい層に対してアプローチすることが可能になります。さらに、サイトのアクセス数やPV数が伸びてくると、広告掲載費による収益といった、新たな収益源の獲得を検討することも長期的には考えられます。

ポータルサイトの種類 

総合ポータルサイト

総合ポータルサイトとは、検索エンジンやリンク集、天気予報、株価などの多種多様なコンテンツやサービスを提供しているサイトのことをいいます。例えば、Yahoo! Japanは代表的な総合ポータルサイトのひとつです。

専門ポータルサイト

専門ポータルサイトとは、専門的な情報に特化したポータルサイトを指します。一般の人があまり詳しくない情報を多く掲載しているため、ユーザー層を絞って集客しやすい点が特徴です。

美容・婚活から就活や不動産など、多彩なジャンルのポータルサイトがあります。

企業内ポータルサイト

企業内ポータルサイトとは、企業が扱っている情報をまとめ、社内に情報を共有するためのサイトのことをいいます。ここでは、日報や週報といった社員同士のコミュニケーションや、上層部からの連絡共有などの役割があります。また、サイトを閲覧するには認証が必要で、利用者は社内の人か関係者に制限されているのが特徴です。

地域ポータルサイト

地域ポータルサイトとは、特定の地域に関する情報を提供するサイトのことをいいます。観光客向けの情報も発信し、観光地としての魅力を伝えることもできるといった役割があります。地域ポータルサイトの例として、「街はぴ」が挙げられます。

種類5 口コミ型ポータルサイト

ユーザーの口コミを集めたサイトのことを、口コミ型ポータルサイトといいます。ユーザーのリアルな声が見れるので、商品やお店が良いか悪いか判断できるといったメリットがあります。口コミ型ポータルサイトの代表例として、価格.comがあります。

【種類別】ポータルサイトの事例8選

ここからは、ポータルサイトを種類ごとに紹介します。

種類 ポータルサイト 概要
総合ポータルサイト Yahoo!JAPAN 主要ニュース・経済からエンタメ、スポーツなど幅広いニュースを掲載
  • どちらも検索エンジンを有する
  • 自社サービスへの窓口としても機能
goo
専門ポータルサイト マイナビ転職
  • 求職者向けのポータルサイト
  • 「マイナビ◯◯」の名称で転職者向け、新卒向けのほか、アルバイター向けなど細分化している
SUUMO
  • 不動産専門のポータルサイト
  • 物件情報以外にも街の情報や住宅紹介も充実
e-venz
  • 婚活パーティーポータルサイト
  • 地域別、年代別、ジャンル別に婚活パーティー情報を掲載
  • 面白い体験談の婚活ブログも紹介
地域ポータルサイト 街はぴ
  • 京王線沿線の情報を掲載した地域ポータルサイト
  • スタッフが独自に取材した信ぴょう性の高い情報を掲載
口コミ型ポータルサイト 食べログ
  • 飲食店の口コミ型ポータルサイト
  • 掲載店舗数No.1(自社調べ)で情報量の多さが強み
アットコスメ(@cosme)
  • コスメ、美容情報の口コミ型ポータルサイト
  • 口コミ掲載のほか、人気ランキング、プレゼント企画などのコンテンツもある

 

では、それぞれを解説します。

※本項の内容は、2023年12月末現在の情報をもとに作成しています。

事例1 総合ポータルサイト:Yahoo! JAPAN

総合ポータルサイト:Yahoo! JAPAN

 

出典:Yahoo! JAPAN

Yahoo! JAPANは、LINEヤフー株式会社が運営する総合ポータルサイトです。主要ニュース、経済、エンタメ、スポーツなど幅広いニュースを掲載しています。一般に「Yahoo!ニュース」と呼ばれ、各メディアのニュースをピックアップして掲載しています。

「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション(ヤフオク)」など、同社が提供しているサービスの窓口にもなっている点が特徴です。

事例2 総合ポータルサイト:goo

総合ポータルサイト:goo

 

出典:goo

「goo」も有名な総合ポータルサイトです。株式会社NTTドコモが運営しており、Yahoo! JAPANと同様に、注目ニュース・ビジネスや、エンタメ・スポーツなど幅広いニュースを掲載しています。

さらに「dポイント」「goo blog」などにアクセスしやすく、同社が展開するサービスのユーザーに便利なポータルサイトといえます。

事例3 専門ポータルサイト:マイナビ

専門ポータルサイト:マイナビ

 

出典:マイナビ転職

「マイナビ転職」は、株式会社マイナビが運営する就活ポータルサイトです。マイナビグループでは、職を探す幅広い層に特化して展開していることが特徴です。

【マイナビグループの関連サイト例】

「仕事を探す際はマイナビを見れば、理想の職場が見つかる」というイメージを持たせるほど、網羅的なサイトです。

事例4 専門ポータルサイト:SUUMO

不動産専門ポータルサイト:SUUMO

 

出典:SUUMO

次は、株式会社リクルートが運営する不動産を専門とした「SUUMO」を紹介します。住宅や不動産売買・賃貸物件などを掲載しているポータルサイトで、豊富な情報量が強みです。

また、物件情報だけではなく、街の情報や住宅紹介などのコンテンツも充実しています。サイト上で紹介されている不動産会社はすべて審査済みのため、ユーザーからの信頼を保てる仕組みを取り入れている点も特徴です。

事例5 専門ポータルサイト:e-venz

婚活パーティー専門ポータルサイト:e-venz

 

出典:e-venz

婚活パーティーポータルサイト「e-venz」は、ノマドマーケティング株式会社が運営するサイトです。地域のほか、年代・ジャンルなど多彩な切り口で分類された婚活パーティー情報を掲載しています。

ブログとして面白い婚活イベントの体験談を紹介しており、実体験ベースの本音を見れるポータルサイトとしての側面も持っている点が特徴です。

事例6 地域ポータルサイト:街はぴ

地域ポータルサイト:街はぴ

 

出典:街はぴ

京王電鉄株式会社が運営する、京王線沿線のスポットやイベント情報を掲載している地域ポータルサイトが「街はぴ」です。実際にスタッフが取材した飲食店や、京王線を利用したお出かけにぴったりなスポット情報を掲載しています。

沿線の情報を詳しく掲載することで、自社が運営する鉄道路線である京王線の利用を促す目的のポータルサイトです。

事例7 口コミ型ポータルサイト:食べログ

飲食店特化口コミ型ポータルサイト:食べログ

 

出典:食べログ

次は、株式会社カカクコムが運営する飲食店に特化した口コミ型ポータルサイト「食べログ」を紹介します。豊富な情報量があり、全国の飲食店を網羅している点が強みです。

具体的には、掲載店舗は約85万件、寄せられている口コミは約5,977万件、掲載されている写真の数は約14,988万枚です。食べログ経由でのネット予約も可能で、ユーザーが情報を調べたのちすぐに飲食店を利用できるようになっています。

また、有料会員サービスも展開しており「食べログプレミアム」では特別クーポンや広告非表示機能などが利用可能です。

事例8 口コミ型ポータルサイト:アットコスメ(@cosme)

コスメ・美容特化口コミ型ポータルサイト:アットコスメ(@cosme)

 

出典:アットコスメ(@cosme)

「アットコスメ(@cosme)」は、株式会社アイスタイルが運営するコスメ・美容に特化した口コミ型ポータルサイトです。コスメの口コミや人気ランキングのほか、商品比較や美容の悩みを解決する情報、プレゼント企画などオリジナルコンテンツも掲載されています。

人気順検索や絞り込み検索が可能になる、会員限定プレゼントが当たるといった特典があるプレミアム会員システムを導入しています。

ポータルサイトの2つの作り方

ここで、ポータルサイトを作る方法を以下の2つ紹介します。

ポータルサイトの2つの作り方 

 

では、それぞれ見ていきましょう。

作り方1 CMSで制作する

1つ目は、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用する方法です。CMSとは、ウェブサイトのコンテンツを保存、管理できるシステムのことです。

CMSを利用すれば、HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、誰でもウェブサイトを構築できます。複数の種類がありますが、使いやすく様々な拡張機能が用意されているWordPress(ワードプレス)が主流です。

一方で、セキュリティ対策が必要である、デザインの変更に専門知識を要するなど、デメリットもあります。ただ、ある程度の対策はできるため、初めてのポータルサイト運用などにはおすすめです。

作り方2 業者に依頼する

膨大な情報量や高機能を要するポータルサイトは、ウェブサイト制作を請け負っている業者へ依頼しての制作がおすすめです。ページ数が膨大であったり高度なセキュリティ対策などを搭載したりするなど、CMSでは難しいケースがあります。

依頼する場合は前もって制作したいポータルサイトの雰囲気や搭載したい機能などをリストアップしておきましょう。イメージに近いポータルサイトや自社と同業界のポータルサイト制作実績がある制作会社を選ぶと、希望に近いポータルサイトを作れます。

もちろん、専門家に依頼するためある程度のコストを要することは否めません。ただ、規模や搭載する機能によって制作費用は異なります。金額感がわからない場合は相見積もりを取り、料金やサービス内容を比較してから依頼先を決定しましょう。

ポータルサイトに必要な5つのSEO対策

ここで、ポータルサイトに必要なSEO対策について以下の5つ解説します。

ポータルサイトに必要な5つのSEO対策 

 

では、1つずつ解説します

対策1 Googleに評価されやすいサイト構造にする

ポータルサイトは、検索エンジンがすべての情報を認識しやすい構成にしましょう。サイトの情報量が多くなるため、Googleに正しく認識されなければ「わかりづらいウェブサイト」という評価になるためです。

【Googleに正しく認識してもらう方法3選】

  1. ウェブサイトの情報を伝えるためのHTMLコード「メタデータ」を適切に記述する
  2. トップページから各コンテンツにたどり着くまでのディレクトリ構造を整理する
  3. 重要なページ・アクセスしてほしいページに内部リンクを貼る

上記に加え、Googleが検索エンジンの開発において掲げている「ユーザーファースト」を意識することも大切です。ユーザーにとって使いやすいポータルサイトにすることで、Googleからの評価向上にもつながります。

対策2 検索ニーズを満たす高品質のコンテンツを作成 

2つ目の対策は、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを目指すことです。ユーザーの悩みや疑問を解決できるコンテンツは、Googleから評価され検索結果の上位に表示されやすくなります。

そもそもポータルサイトは、ページごとにニーズに合った情報を掲載します。つまり、トップページではなく個別ページに直接アクセスするユーザーは、少なくありません。

個別ページごとにキーワードを決め、想定できるユーザーの悩みや疑問を解決するタイトルやコンテンツを作成しましょう。

なお、ユーザーの悩みや関心に合わせたコンテンツを継続的に発信することを「コンテンツSEO 」と呼びます。

ナイルでは2,000社以上の支援実績をもとにSEO対策をしたコンテンツ制作の代行を行っておりますので、興味があればまずは以下サイトをご覧ください。

 

対策3 E-E-A-T対策をしっかり行う

E-E-A-T(またはDouble-E-A-T)」とは、Googleがウェブサイトを評価する指標の1つです。

項目 詳細 作成例
Experience(経験) 作成者の経験や考えなどオリジナル情報(=一次情報)がどの程度あるか 実際に登山した人が「登山で気をつけるポイント」というコンテンツを作成する
Expertise(専門性) 掲載情報に関して、コンテンツ作成者が専門的な知識や経験をどの程度持っているか ウェブ広告の代理店が、運用のノウハウを発信する
Authoritativeness(権威性) コンテンツ作成者にどの程度の影響力・認知度があるか テレビ出演もしている歯科医師が「歯を健康に保つために大切なこと」を共有する
Trustworthiness(信頼性) コンテンツの信頼度の高さやサイトのセキュリティ対策がされているか 誇張や嘘偽りのないコンテンツを掲載する

参考:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加 | Google 検索セントラル ブログ

ほかのサイト情報を引用しただけのコンテンツや、商品を購入させるための誇張した情報を掲載したコンテンツなどは、評価されません。あくまでユーザーにとって有益な情報を発信しましょう。

対策4 コンテンツは継続して配信していく

ポータルサイトは継続して更新することが大切です。作ることがゴールではなく、最初のコンテンツを公開してからが勝負というわけです。

繰り返しになりますが、ウェブサイトはユーザーにとって有益なコンテンツでなければなりません。渾身のコンテンツであっても、1つを公開したまま更新をしなければ、サイトの専門性が問われるだけではなく、時間と共に情報が古くなり信頼を失っていきます。

検索ニーズを満たす高品質のコンテンツを継続して発信することで、サイト全体の評価も向上するため、SEO対策につながります。

対策5 被リンクを獲得する

類似ジャンルや類似テーマを取り扱っているウェブサイトからの被リンクを獲得することは、SEO対策に有効です。なお被リンク」とは、外部のサイトにリンクを貼ってもらう行為を指します。

被リンクが多ければ、「多くのウェブサイトがそのページを評価している」とGoogleが評価します。結果的にドメインパワーが強化されるため、上位表示が後押しされアクセス数の向上が見込めるというわけです。

ただ、単に被リンクを獲得するのではなく、自然な文脈で被リンクを獲得することが重要です。

「良いリンク」とは、自作自演やお金で購入したリンクではなく、自然な文脈で得られる被リンクのことを指します。

 

【良い被リンクの例】

  • コーポレートサイトから自社サービスサイトへのリンク
  • ビジネス上でつながりのあるほかの企業や団体から貼られたリンク

上記のように、関連性の高いサイトから引用など自然な文脈で貼られたリンクが、良質なリンクに値します。

一方、被リンクの自作自演や、お金を渡して被リンクを獲得することは「悪質なSEO」としてペナルティー対象となる行為です。さらに、信頼できないウェブサイトからの被リンクもポータルサイトの評価を下げるため、被リンクの質が重要です。

ただ、被リンクは無理をして獲得するものではありません。ユーザーの目線に立ったコンテンツづくりを心がけていれば、おのずと被リンクも増加します。

なお、もし「そもそもSEOとは?」という方のために、無料資料をご用意しています。興味があれば以下からお気軽にダウンロードしてください。

 

ポータルサイト運用のポイント

ポータルサイトを事業として立ち上げる場合、重要になるのは戦略と運用です。特に制作に入る前に、しっかりとポータルサイトの事業戦略を練る必要があります。

例えば

  • 立ち上げようとしている分野の市場規模はどれくらいか
  • どのようにして利益を上げるのか
  • 競合となるポータルサイトはいくつあるのか
  • 競合サイトにない自社ポータルサイトの魅力はどうすれば作れるのか
  • ユーザーが求めている情報はどんなものなのか

このような点をあらかじめ分析し、入念に企画を進めなければなりません。戦略を間違えると、運用をどれだけがんばっても成功するのは難しくなります。

ポータルサイトを開設したら、日々の運用をしっかりと行う必要があります。運用チームと運用オペレーションの構築を行い、コンテンツ制作や広告の運用、掲載企業への営業、サイトのアナリティクス分析と改善などを繰り返して、ポータルサイトを成長させましょう。

ポータルサイトは情報量が多く、運用が滞ると情報の鮮度が目に見えて落ちていきます。ユーザーや掲載企業はこのような綻びに敏感に反応し、サイトを去ってしまいます。ポータルサイトを成功させるには、事前の戦略に加えて運用の仕方がポイントになるのです。

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SEOを外注する際のポイント

SEO対策を行う場合、2つの方法があります。自社のスタッフで取り組む「インハウス」と、外部の専門業者に委託する「アウトソーシング」です。

外注費のことを考えて、インハウスでSEO対策を行おうと考える企業も多いのですが、注意点もあります。SEOはデジタルマーケティングの中でも非常に専門的な領域であり、常にトレンドが移り変わっています。社内に専任のSEO担当者を設けられるなら話は別ですが、ほかの業務と兼務している担当者が片手間で行ってもなかなか成果を上げることはできません。

また、SEOの技術を持った人材を採用するコストや、社内で育成する期間、人件費なども懸念点です。せっかく採用や育成をしても、転職や異動のリスクもつきまといます。

このように考えると、SEOについてはじめて取り組む場合は、アウトソーシングすることから検討した方が良いでしょう。

ポータルサイトを理解して上手に活用しよう

ポータルサイトは「インターネットの入り口となるウェブサイト」のことであり、事業として行うのであれば入念な下準備が必要です。市場や競合の情報を収集し、マネタイズ等についても戦略を練ることが重要です。また、日々の運用もしっかりとコストをかけて行いましょう。情報の鮮度を保ち、常にサイトの分析や改善を進めることが求められます。

ポータルサイトへの集客はSEO対策によるオーガニック流入を柱とするのがおすすめです。SEO対策はインハウスで行うのも不可能ではありませんが、担当者の採用・育成コストや離職リスクなどを考えると、アウトソーシングする選択肢も考慮しておくと良いでしょう。

ナイルでは集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。2,000社以上の支援実績がありますので、ぜひ一度ご相談ください。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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