GoogleのSEO対策の基本!まずやっておくべき5つのこと

SEOの基本は、最大手の検索エンジンであるGoogleの評価の仕組みを知ること。SEOの基本を押さえた上で、具体的な対策方法を実践していくことが大切です。
GoogleのSEO対策において必ず押さえておきたい5つのことを解説します。
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目次
GoogleのSEO対策の基本を解説!
検索結果の上位表示を狙うSEOは、ウェブサイト運用で効果を発揮する対策です。しっかりとSEOを行うことで、長期的な集客や広告費削減などの効果も期待できます。
SEOの基本は、大手の検索エンジンであるGoogleの評価の仕組みを知ること。SEOの基本を押さえた上で、具体的な対策方法を実践していくことが大切です。
そこで今回は、GoogleのSEO対策においてやっておきたい5つのことを解説します。
大前提。GoogleのSEOで必ず目を通したい3つのガイドライン
国内の検索エンジンで、圧倒的なシェア率を誇るGoogle。
日本で行うSEOとは、Googleの検索エンジンでSEOをすることでもあるといえます。
GoogleのSEOを講じる際、チェックしておきたい3つのガイドラインがあります。それぞれどのようなガイドラインなのか、見ていきましょう。
Googleのウェブマスター向けガイドライン
ウェブマスター向けガイドラインとは、Googleの検索結果に表示されるサイトが守るべきルールをまとめたものです。このガイドラインに準拠したサイトづくりを行うことで、Googleからサイトを認識されてインデックスに登録され、ランクを付けてもらうまでのプロセスがスムーズになります。
ウェブマスター向けガイドラインでは、インデックスから完全に削除されたり、アルゴリズムや手動によるスパム対策の影響を受けたりする可能性がある不正行為についても説明しているため、SEOを実践する前に目を通しておきましょう。
参考(外部サイト): ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)- Search Consoleヘルプ
検索品質評価ガイドライン
検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)は、Googleがページの品質を評価するにあたって、外部の品質評価者向けに、評価対象や評価基準を説明したものです。英語で書かれている上、文書のボリュームも膨大なため、まずはガイドラインの要点を押さえておくといいでしょう。
検索品質評価ガイドラインで一貫しているのは、「ページの品質」と「検索結果がユーザーのニーズを満たしているか」の2点を評価する、ということです。検索エンジンのアルゴリズムが、どのようなコンテンツを上位表示させたいのかということがわかります。SEOでは、この2点に特に力を注ぐことで、効果が見込める可能性があります。
参考(外部サイト): Google 検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)
検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドは、検索エンジンに認識されやすいサイトづくりのための基本的なテクニックに関する、Googleの公式ガイドラインです。
SEOの初心者から上級者まで幅広く活用されていますから、こちらもチェックしておきましょう。
参考(外部サイト):検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド-Search Consoleヘルプ
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GoogleのSEO対策で重要な5つのこと
ここからは、サイトのSEO対策を実践するにあたって、特にやっておくべき5つのことをご紹介します。
1. 3つのガイドラインを読んでおく
まずは、先ほど「GoogleのSEOで必ず目を通したい3つのガイドライン」で紹介した3つのガイドラインに目を通しましょう。ボリュームがある上、SEO初心者の方にとっては専門的な用語も多くなりますが、Googleという検索エンジンのルールや思想が詰まっており、いずれもSEOを行っていくにあたって欠かせないものとなっています。
全部読み切ることは難しい場合は、施策をすすめながら悩んだり困ったタイミングで参照するのもよいでしょう。
2. クロールされやすいサイト設計にする
Googleをはじめとした検索エンジンには、クローラーという、インターネット上を巡回しサイトや画像、動画などのデータを収集・保存するプログラムが存在します。サーチボットや検索ロボットとも呼ばれているものです。クロールされることで、Googleの検索結果に自社のウェブサイトが表示されます。
「クロールされやすい」とは?
SEOでは、「クロールされやすい」サイト設計が求められます。サイトの検索順位を上げたい場合、積極的にページを更新して、最新の情報をクローリングしてもらわなければなりません。
クロールされやすいサイト設計にすることは、インデックスされやすくなることにつながるため、SEOでは欠かせない手法なのです。
クロールされやすいサイト設計の代表的な手法
クロールされやすいサイトづくりをするにあたっては、次のような手法がとられます。
- 内部リンク最適化を行う
- URLの正規化や、適切なnoindex対応を行う
- 必要に応じてrobots.txtで、クロールさせないdisallowを設定する
- 必要以上にページサイズを重くしたり、リソースを増やしたりしない
参考:クローラーとは?SEOにおけるクローラ向け最適解の6つのポイント
3. ホワイトハットSEOにこだわる
SEOには、「ブラックハット」と「ホワイトハット」という2つの手法が存在します。Googleからのペナルティを受けないためにも、ホワイトハットの手法にこだわることが推奨されています。
ブラックハット・ホワイトハットとは?
ブラックハットSEOとは、Googleのウェブマスター向けガイドラインに準拠しない不正なSEO手法のことを指します。
一方、ホワイトハットSEOは、ウェブマスター向けガイドラインに沿って、ユーザーの利便性を考慮したサイト設計を行うSEO手法のことです。
ブラックハットのリスク
ブラックハットSEOの手法でサイト順位が上がったとしても、それは一時的なもので、Googleからペナルティを受けるリスクが高いです。ペナルティを受けるとサイト評価が下がり、インデックス削除されてしまう(=検索結果からサイトが削除される)可能性もあります。
このようなリスクを避けるためにも、Googleのウェブマスター向けガイドラインに記載されている偽装行為や不正行為をよく把握した上で、ホワイトハットSEOの手法でサイト設計を行うことが大切です。
また、知らない間にブラックハットSEOを行ってしまうこともありますので、しっかりと上記のガイドラインを読み込んでおきましょう。
関連:ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いは?手段や効果を解説!
4. ユーザーファーストを意識する
SEOでは、ユーザーにとってそのサイトが使いやすいか、求めている情報を確実に得られるか、といったユーザビリティを意識したサイト設計が求められます。これは、サイトに対するユーザーからの満足度もSEOの効果につながるためです。
ユーザビリティを上げる手法はさまざまです。サイト内の専門用語には解説を入れる、広告の表示回数を抑える、といったことも効果的です。
Googleにおけるサイトの検索順位は、Google独自のアルゴリズム(ルール)によって付けられる点数で決まります。このアルゴリズムは一定ではなく、ユーザーにとって満足度の高いサイトを高く評価できるよう、検索エンジンはアルゴリズムを変化させています。
Googleのサイト評価について具体的なアルゴリズムは公表されていませんが、何らかの指標で、次のような点を評価し、ユーザーに役立つサイトかどうかランク付けしていると考えられています。
- サイトの使いやすさ
- サイト内回遊のしやすさ(回遊が増えたからといって直接順位が上がるわけではありません)
- 文章のボリュームや読みやすさ(テキストを増やしたからといって、直接順位があがるわけではありません)
- コンテンツの情報量 など
ユーザー視点に立ち、このような点を意識しつつサイト設計することで、Googleからの高い評価を得られる可能性高まるでしょう。
5. 被リンクを獲得する
被リンクとは、自サイトに対して外部サイトから貼られているリンクのこと。良質なサイトほど、宣伝によって他サイトで紹介や参照される確率も高くなるため、自然と被リンクも獲得できます。
GoogleのSEOで重要なのは、このように第三者による評価で被リンクを獲得することです。被リンクを集めるためにも、ユーザビリティを考慮した良質なサイト設計は欠かせません。
被リンク獲得を促す手法としては、次のようなものが挙げられます。
- SNSのフォロワー(自社のファン)に対して自サイトのコンテンツをPRする
- 自サイトにソーシャルボタン(SNSボタン)を設置し、ユーザーがサイトURLをシェアできるようにする
- 無料登録などで自社コンテンツに興味のあるユーザーを集めて、メルマガを配信する
動画でも2023年のSEOを紹介しています!
まずはGoogleのSEOの基本を押さえましょう
SEOの効果を持続させるためにも、ガイドラインに準拠した適切な手法をとることは大切です。そのためには地道なコンテンツづくりや積極的なページの更新なども求められますが、ユーザビリティを意識した良質なコンテンツほどSEOの効果は高く、そして長く続きます。広告費を抑えながらのサイト運用も期待できるため、まずはSEOの基本を押さえておきましょう。
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