SEO対策の超基本! タイトルタグとメタディスクリプションの書き方

ページのタイトルを表すtitleタグや、概要を表すdescriptionは、SEOのサイト技術的要件で最も基本かつ重要なポイントの一つです。
この記事ではtitleタグ、descriptionタグの書き方を解説します!
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目次
タイトルタグとメタディスクリプション
タイトル(title)タグは、HTMLの<head>内に記載され、<title>~</title>というタグで囲まれた部分がそのページのタイトルを表します。タイトルタグに記載された内容は、ブラウザのタブなどに表示されたり、検索結果ページでページのタイトルとして表示されます。
メタディスクリプションは、サイトの概要文・説明文として使われます。多くの場合、検索結果でページの説明文として表示されます。
例えばSEO HACKSのTOPページでは、
これがタイトルタグとメタディスクリプションして設定されています。これが検索結果に反映されます。
SEOを考慮したタイトルタグとメタディスクリプションの設定
タイトルタグやメタディスクリプションは、上記のように検索結果に表示されるものですので、「クリックする前にユーザーが見るもの」として考えなければいけません。
また、ユーザーがタイトルを見てそのページに何が書かれているかを想像するのと同様に、検索エンジンもタイトルに記載されている内容はそのページの主だったテーマと判断します。以下は設定時に注意すべきポイントを整理します。
①目標とするキーワードを必ず含める
検索エンジンはタイトルや概要文に記載されているキーワードをそのページのテーマと判断し、順位評価に影響させます。また、ユーザーにとっても自分が検索したキーワードがここに入っていなかった場合、クリックした先に自分が知りたい情報が無いのではと躊躇してしまいますので、よほどの事情がない限り、必ずキーワードを含めます。
②ページの内容がわかるものにする
例えばこの検索結果画面での表示内容(スニペット)が、
下記のような状態だったらどうでしょうか?
これではこのサイトの中に何が書いてあるのかが分からず、検索結果を観るユーザーがクリックしようと思えません。表示の範囲内で、端的にページの内容が伝わる記述を心がけてください。
③表示される文字数で記載する
タイトルタグの場合全角で30文字前後が検索結果に表示され、それを大きく超過する場合には「…」で途切れてしまいます。メタディスクリプションはおよそ全角100文字を超過した場合に途切れてしまいます。
※30文字 / 100文字 というのはあくまで目安で、状況や利用環境によって増減します。
必ずしも30文字以内、100文字以内というところにこだわる必要はありませんが、少なくとも「伝わってほしいことが検索結果で途切れてしまう」ということがないようにしてください。特に記事タイトルの末尾に入れたサイト名などは省略されがちです。
④クリックしたくなるようなものにする
タイトルタグやメタディスクリプションの内容はCTR(=クリック率)に大きく影響します。
まずはユーザーにそのページの内容を適切に伝えることと、その上で金額や特徴などの他サイトとの違いや差別化を打ち出し、競合するページよりもクリックしたいと思わせるような工夫が必要です。
なお、こうした考え方は昔から今までさほど変わっておらず、弊社の土居が執筆した初心者向けSEO本「10年つかえるSEOの基本」の中でも触れられていますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
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