QDFとは
QDF(Query Deserves Freshness)とは、より時事性が高いと思われるトピックに対しては、通常の検索語との関連性やリンクポピュラリティの評価によるランキング付ではなく、より新しい情報を検索結果上位に表示させようとするアルゴリズムのことを言います。
たとえばスキャンダルなどで急に話題になった芸能人の名前や、ニュースで頻繁に報道されるような大きな事件が起きた地名などで検索するユーザーは、多くの場合その話題になっているホットなトピックを探そうとしていると考えられます。検索結果もそれに合わせて、なるべく新しい情報を検索上位に表示させるようにします。これがQDFです。
QDFが適用された事例
この文章は2011年11月7日に書いています。ちょうど本日の朝のニュースでテニスで有名な杉山愛さんが結婚したという報道があり、ネット上でも話題になっています。
たとえばこの日に「杉山愛」と検索するユーザーの多くは、その結婚に関して詳細が知りたい、という目的で検索をしていると考えられます。
現時点での検索結果は次のようになっています。
少し画像が粗いですが、1位の公式サイト、4位の公式ブログ、5位のWikipedia、10位の選手名鑑を除いた6サイトは、まだ9時間前に公開されたばかりの結婚に関するニュース記事になっています。
これは当然QDFによって新しい情報を上位に表示された結果であって、これらのサイトが「杉山愛」というキーワードで必死に上位表示させようとした結果ではありません。
ホットな話題についていち早く取り上げた記事は瞬間的なアクセス増が可能
QDFによって、話題性の高いトピックスについていち早くアップすれば、その分だけホットなキーワードでの流入を獲得できる可能性が高まりますし、瞬間的に多くの被リンクを集めるチャンスにもなります。
たとえば「SEO」や「ホームページ制作」などのように安定した検索の需要があるキーワードと異なり、時事性の高い検索というのは検索の需要が爆発的に伸びることがあり、その場合にはビッグキーワードで上位表示するよりも圧倒的に多くのアクセスを瞬間的に集めることも可能です。
例:「ホームページ制作」
こういったキーワードはだいたい安定して重要がありますので、通常は最適化を重ねて上位表示を狙っていきます。ちなみにこのデータはGoogle Insights for Searchで取得することができます。
次に、一方で瞬間的に話題になったキーワードでの例を見てみます。
例:「加護あい」
このように一時期だけ検索が数十倍にまで跳ね上がっています。このときにこの話題になったトピックスを記事として取り上げていれば(ちなみにこの事例はここでは取り上げませんが)、ひょっとしたらこのキーワードから多くのアクセスを集めることもできたかもしれません。このようにQDFを利用して瞬間的なアクセス増やそれに乗じたリンク増を狙うテクニックもあります。
注意点
新しい情報とはいえ、その中でも上位表示されるものとそうでないものがあります。当然ながら新しければ何でも良いというわけではなく、そのWEBサイト自体がそれ相応に信頼を得られていること、記事の内容が充実していること、などというSEOの基本的な部分は満たされてなければいけません。
ですので適当にニュースサイトからネタをかき集めて何の中身もない記事ばかりを量産したところで、そこまで報われないかもしれませんので注意が必要です。



