【2026年10月】ナイル編集部が選ぶ!SEO・LLMO最新トピックまとめ vol.11

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【2026年10月】ナイル編集部が選ぶ!SEO・LLMO最新トピックまとめ vol.11

SEOやAI検索対策(LLMO)に関するニュースの中から、Web担当者が押さえておきたい動きをお届けする本シリーズ。

今回は、Googleが公開するコンテンツ品質に関するガイドラインの更新や、検索順位の計測に関する問題、AI検索結果でのリンク表示の変更について紹介します。

それぞれの概要と、日々のWebサイト運営で意識したいポイントを見ていきましょう。

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Googleがコンテンツ品質の評価基準を更新、架空の著者情報にも注意喚起

Googleは10月、Webサイト運営者向けの公式ドキュメント「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」を更新しました。

<公式の情報はこちら>
Google Search Central「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」

今回の更新では、記事などのコンテンツを評価する際のポイントがより具体的に示されたほか、実在しない著者や専門家の情報を掲載する行為について、新たに注意喚起が加えられています。

まず、コンテンツの品質に関する説明では、Googleの検索品質評価者が確認する4つの項目が追加されました。

<コンテンツの品質において確認する項目>

  • 労力…コンテンツの制作に、人がどれだけ手間をかけているか
  • 独自性…ほかのサイトにはない情報や独自の視点が含まれているか
  • 才能やスキル…読者の役に立つ知識や技術が活かされているか
  • 正確性…掲載されている情報が事実に基づいているか

例えば、生成AIで大量に文章を作り、そのまま公開するような方法は、十分な労力がかけられていないと判断される可能性があります。
その一方で、自社で実施した調査や実際の経験をもとにした記事は、独自性を示すことができる点で、評価が期待できるでしょう。

また、著者情報については、AIで生成した顔写真や架空の名前、事実と異なる資格を使い、実在する専門家が執筆したように見せかける行為を「欺瞞行為」と明記されました。

こうした虚偽の情報は、読者からの信頼を損なうだけでなく、Googleの品質評価においてもマイナスの要素になると説明しています。

今回の更新は、生成AIの利用そのものを問題視するものではありません。
AIを活用する場合でも、情報の正確性や独自性を確保し、読者にとって価値のあるコンテンツに仕上げることが重要だと改めて示された形です。

<編集部の一言>

今回の更新を受けて、まず確認したいのは、記事の内容と著者情報が信頼できるものになっているかです。

 

特に、専門家による執筆・監修をアピールしている記事では、著者の経歴や資格に誤りがないかを確認しましょう。
必要に応じて、所属先のプロフィールなど、経歴を確認できるページへのリンクを設けることも有効です。

 

また、記事制作では、正確な情報を掲載するだけでなく、自社だからこそ提供できる情報があるかも意識したいところ。
例えば、自社で実施したアンケートの結果や顧客の事例、担当者が業務で得た知見などを盛り込むことが、ほかのサイトとの差別化につながります。

 

生成AIを利用している場合も、事実確認や独自情報の追加を行う工程を設けることが大切です。

Googleの検索結果に「偽のデータ」が混在?順位計測ツールへの影響が続く

9月のSEO・LLMO最新トピックまとめでは、Google検索の仕様変更によって、一部の順位計測ツールでデータを取得しにくくなっている問題を紹介しました。

10月には、その続報として、実際の検索結果とは異なるデータが、順位計測ツールに返されている可能性が報告されています。

順位計測ツールの「Nozzle」は、約2,750万件の検索結果を調査。その結果、9月13日以降に取得した検索結果の約8%で、通常とは異なるサイトが表示される現象が確認されたと発表しました(※1)。
それ以前は約0.17%だったため、大幅な増加となっています。

※1 PPC LAND「Google feeds rank trackers swapped results on 8% of pages, Nozzle finds」

問題は、取得された検索結果が一見すると正常に見えること。

例えば、あるキーワードで普段は3位に表示されているサイトが、ツール上では突然圏外になったとしても、一般のユーザーが検索した際には、従来どおり表示されている可能性があります。
ただ、エラーが表示されるわけではないため、ツールを利用する側も、数値が正しいかどうかを判断しにくい状況です。

ほかの順位計測ツールでも同様の現象が報告されていますが、Googleはこの問題について公式な説明を出していません。

また、9月下旬から10月上旬にかけては、Googleのスパムアップデートも実施されました。
検索順位に大きな変化があった場合、Googleのアルゴリズムによる影響なのか、順位計測ツールのデータに問題があるのか、慎重に見極める必要があります。

<編集部の一言>

順位計測ツールで大幅な順位下落が見られても、すぐにSEOの評価が下がったと判断しないことが重要です。

 

特に9月中旬以降のデータについては、Google Search Console(以下、GSC)の平均掲載順位やクリック数、表示回数などと照らし合わせて確認しましょう。

 

順位計測ツールでは大きく下がっているのに、GSCでは目立った変化がない場合、ツール側の計測に問題が生じている可能性があります。

 

ただし、GSCの平均掲載順位は、さまざまな検索結果をもとに計算された数値であり、順位計測ツールと必ず一致するわけではありません。
ひとつの数値だけで判断せず、複数のデータを確認することが大切です。

 

社内向けのレポートでも、順位の急変が見られた場合は、計測上の問題が影響している可能性を補足しておくといいでしょう。

GoogleのAI検索でリンク表示が変更、Webサイトへのアクセスにつながる可能性も

Googleは、AIモードとAI Overviews(AIによる概要)で、外部サイトへのリンクをより見つけやすくするための変更を発表しました。

<公式の情報はこちら>
News from Google「More ways to connect with the web from Search」

AIモードやAI Overviewsの回答には、参照したWebサイトへのリンクが当初から表示されていますが、今回の変更では、ユーザーが参照元のWebサイトを訪問しやすくするための工夫が加えられた形です。

主な変更は次のとおり。

<AIモード・AI Overviews(AIによる概要)の回答内の変更点>

  • 回答内のリンクを増やす
    AIの回答文中にあるリンクを増やし、回答の冒頭付近にも表示する。
  • 公式サイトを目立たせる
    手続き方法など、参照すべき公式ページが限られる場合に、そのリンクをAI回答の冒頭に目立つ形で表示する(テスト中)。
  • 公式サイトを目立たせる
  • ニュース記事を探しやすくする
    関連するニュース記事を横並びで表示する機能を拡充する。
  • ニュース記事を探しやすくする
  • 関連記事のリンクを目立たせる
    AI回答の下に表示されるリンクを、サムネイル画像付きのデザインに変更する。
  • 関連記事のリンクを目立たせる
  • 動画の発信者情報を確認しやすくする
    AIモードの動画検索結果に表示されるクリエイターやパブリッシャーの名前をクリックすると、彼らの検索プロフィール(Search profiles)へ直接アクセスできる(テスト中)。
  • ※画像はすべてNews from Google「More ways to connect with the web from Search」より引用

こうした変更によって、ユーザーがAIの回答を読んだ後、詳しい情報を確認するためにWebサイトを訪れる機会が増える可能性があります。

ただし、リンクの表示が増えたからといって、必ずしもWebサイトへのアクセスが増えるとは限りません。
また、AI検索経由のクリック数については、Google Search Consoleで通常の検索とは分けて確認できないという課題も残っています。

<編集部の一言>

今回の変更は、AIの回答内から自サイトへ流入される機会が増える可能性があるという点で、Webサイト運営者にとって注目したい動きです。

 

特に確認しておきたいのは、自社の商品・サービスに関する情報を、公式サイトでわかりやすく説明できているかという点。

 

例えば、料金や申し込み方法、サービスの利用条件などについて、ユーザーが知りたい情報をすぐに見つけられる状態になっているかを確認しましょう。

 

また、AIの回答内にリンクが表示されたとしても、その先のページに詳しい情報がなければ、ユーザーの満足にはつながりません。
AI検索での見え方だけを意識するのではなく、リンク先のページ自体を充実させることが大切です。

SEO・AI検索対策(LLMO)に困ったら、ナイルにご相談ください!

10月は、Googleによるコンテンツ品質の評価基準の明確化や、AI検索でのリンク表示の変更など、Webサイトの情報の質や信頼性が改めて注目される動きが見られました。

順位計測ツールの問題からもわかるように、SEOの成果を判断する際は、ひとつのツールの数値だけに頼らず、複数のデータから状況を確認することも重要です。

ナイルでは、SEOやAI検索対策(LLMO)の最新動向を踏まえ、Webサイトの分析から改善までをご支援しています。
自サイトの課題や施策の進め方にお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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