離脱率とは?離脱率が高いページの対策を解説

メディアやサイトの運営をしていて気になる数値の1つが、「離脱率」です。せっかくユーザーが訪れてくれたのに、すぐに離脱しているとしたら、なんらかの対応をしなければならないと思うのではないでしょうか?
そもそも離脱率はどういった意味なのか、また離脱率が高い場合の対策について解説します。
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目次
離脱率とは?
離脱率とは、そのページが開かれた回数のうち、どれくらいの割合でユーザーが離脱したかを示す値です。
「離脱」の定義も確認しておきましょう。検索結果・web広告・ブックマーク・テキストリンクなどからサイトに訪問し、ウェブサイトにアクセスしてきた人が、次の段階(ページ)に進まずに、そのページを出口にしてブラウザを閉じたり、他のサイトに移動してそのサイトを退出することが、「離脱」したことになります。
離脱率の計算方法
離脱率を割り出すための計算方法は下記になります。
- 該当ページの離脱数÷該当ページのPV数
上記の図の場合、5名のユーザーがサイトに訪問しAページを閲覧し3名が離脱したとき、PV=5、離脱数が3になります。ページAの離脱率は、3(離脱数)÷5(PV)=60%となります。
離脱率を知る目的は、ウェブサイトやウェブサイト内の特定のページを改善することにより、コンバージョン率を高め、サイトからの収益を拡大することです。離脱率は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを設置することで調べることができます。
離脱率が高いページの対策について
離脱率が高いページがすべてダメということはありません。問題はウェブサイトでコンバージョンにつながるページなど、離脱されるべきではないページでの離脱率が高いかどうかということです。そういった特定のページの離脱率が高い場合は、該当ページをよく見直してみましょう。 特に商品やサービス内容の紹介ページなどのページでの離脱率が高い場合は要注意です。
このようなページにアクセスするユーザーは、その商品やサービスに何かしらの興味・関心を持っているユーザーだと考えられます。それにも関わらず、離脱率が高いということは、ユーザーが求めていた情報が存在していなかった、次の行動に移る為の動線が上手く機能していないなかったなどの原因が考えられます。
何%程度であれば許容範囲内ということは一概に言えませんが、訪問ユーザー数に対して離脱者があまりにも多い場合は、上記の原因を考慮してみてください。最終的にサイト訪問ユーザーに実行してほしいコンバージョン(商品購入、資料請求、見積もり依頼、会員登録など)に向けて、ユーザーが想定した通りに行動しているかをチェックし、サイト改善に努めることが望ましいでしょう。
離脱率を見直してコンバージョン率を高める
離脱率は、ウェブサイトまたはウェブサイト内の特定のページを改善しコンバージョン率を高めるための有効なひとつの指標です。離脱されると困るページ(コンバージョンにつながるページ)で離脱率が高いときには、サイト全体の構造を見直す必要があります。ユーザー視点で離脱ポイントがないか、サイト分析しながら対策をしておきましょう。
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