ECサイトのSEO対策とは?特徴や具体的な施策例を徹底解説
ECサイトのSEOは、オウンドメディアのSEOとは考えるべき点が大きく異なります。
ECサイトはページ数が多いため、サイト設計やカテゴリ設定をうまく行わないと、評価が上がりづらいサイトになってしまうこともあるのです。
本記事では、これからECサイトのSEOを強化していきたいと考えている方に向けて、ECサイトにおけるSEOの特徴や行うべき対策を紹介します。
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この記事のまとめ
- ECサイトの目的である商品購入や売上獲得を果たすためには、SEOが重要
- ECサイトのSEOでは「サイト設計」「テクニカル対策」「外部対策」「コンテンツ対策」の4つに分けて施策を検討するのが有効
目次
SEOとは検索エンジン最適化のこと
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことです。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードで検索された際、自サイトができるだけ上位表示されるようにするための施策を指します。
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ECサイトでSEOが重要な理由
ECサイトにおいて、SEOは欠かせません。
ECサイトの目的は、商品・サービスを販売し、利益を上げることにあります。その目的を達成するためには、ECサイトになるべく多くの訪問者が訪れ、購入につながるような施策が必要です。
多くの場合、ECサイトの利用者は購入したい商品名や特徴を検索エンジンに入力し、検索結果からECサイトに訪問します。
どれだけ良いECサイトを構築したとしても、検索結果に表示されなかったり、表示されても下位ばかりであったりすると、訪問者数を増加させることは難しいでしょう。
そこで、SEOによって自サイトを検索結果の上位に表示させることができれば、利用者の購買意欲を高めたり、商品・サービスの認知を高めたりすることが期待できます。
特に、新規でECサイトを立ち上げた段階では、サイトへの訪問や商品の購入を促すきっかけを作るために、しっかりとSEOを行うことが重要です。
また、ECサイトの認知を高めて訪問者数を増やす方法として、SNSやWeb広告といった手段もありますが、即効性がある一方、短期的な集客にとどまってしまったり、費用が高額になってしまったりすることも考えられます。
しかし、SEOによって検索結果ページで上位表示ができれば、広告費用をかけずにより多くの訪問者を呼び込むことができるでしょう。
SEOは、短期的ではなく長期的な効果が期待できるのがメリットです。
ECサイトでSEOを効果的に行うには
ECサイトのSEOを効果的に行うためには、次の4つの施策を検討するのが有効です。
それぞれについて見ていきましょう。
サイト設計
ECサイトは大量のページを生成するため、初期段階でサイト設計をしっかりと行うことが重要。
カテゴリ構造や内部リンクの設計を最適化することで、利用者が商品を見つけやすくし、検索エンジンもサイトを適切にクロールできるようになります。
また、内部対策もできるだけ自動出力で対応できるようにすることで、効率化と持続性が確保できるでしょう。
テクニカル対策
ページタイトルやdescriptionタグを適切なものにする、自動生成されるページ群を制御するといったテクニカル対策を行うことも、検索エンジンにとってサイトを評価する上で大切な要素です。
これにより、サイト全体のパフォーマンスが向上し、ユーザー体験も改善されます。
外部対策
ECサイトのSEOにおいては、外部対策も欠かせません。
例えば、ほかの信頼性の高いサイトからのリンクを獲得することは、サイトの信頼性と権威性を高めることにつながります。
また、X(旧Twitter)やInstagramなど、ソーシャルメディアの活用も、外部対策として有効です。
コンテンツ対策
ECサイトのSEOにおいては、ユーザーが求める情報を提供する高品質なコンテンツを作成することもポイントです。
より良い商品ページを作ることも重要ですが、それだけで流入数を増やすのは難しいでしょう。
これらの施策を統合的に実施することで、ECサイトの検索エンジンでの表示順位を向上させ、持続的なトラフィックと売上の増加が期待できます。
次項以降で、それぞれの具体的な施策について見ていきましょう。
ECサイトのサイト設計
まずは、ECサイトのサイト設計について、必要な対策を紹介します。
サイト構造は頻繁に変更することが難しいため、初期段階でサイト設計をしっかりと行ってください。
次の5つのポイントを押さえましょう。
<ECサイトのサイト設計のポイント>
- ピラミッド型カテゴリ構造にする
- 対策キーワードと対策ページを設計する
- モバイルフレンドリーな設計にする
- URLはシンプルで短いものにする
- 商品ページへの動線設計をわかりやすくする
ピラミッド型カテゴリ構造にする
ECサイトでは大量のページを生成するため、まず構造を考えることが重要になります。
基本は、ピラミッド型のカテゴリ構造になっていること。
例えば次の図のように、TOPページの下に「パソコン」「デジカメ」といったカテゴリページ、その下に商品が紐づいている形が理想です。
<ピラミッド型のカテゴリ構造>
対策キーワードと対策ページを設計する
ピラミッド構造でサイト設計をするにあたっては、対策キーワードと対策ページを設計します。
例えば、対策キーワードを「パソコン」とした場合、対策ページはパソコンの商品一覧ページになり、対策キーワードが「パソコン DELL」であれば、DELL社のパソコンの商品一覧ページに遷移します。
ポイントは、ユーザーのニーズに基づいて対策キーワードを選定すること。
ECサイトのユーザーは購入目的で商品を探しているケースが多いため、闇雲にページを作ってもニーズとマッチしなければ訪問されません。
一定の検索ボリュームがあるキーワードを選び、キーワードに合わせた対策ページを作りましょう。
また、商品一覧ページの商品掲載数が0件~数件しかない場合、低品質のページとみなされる可能性があります。
そのため、商品掲載数を確保できるジャンルに絞ってページ設計をすることも大切です。
モバイルフレンドリーな設計にする
ECサイトはモバイルフレンドリーな設計であることも重要です。
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末のユーザーにとって見やすく、使いやすい状態にすることを指します。
モバイル端末でサイトを閲覧できても、「コンテンツの幅が画面の幅に合っていない」「文字が小さすぎて読めない」といった場合、ユーザーにとってはストレスになってしまいます。
モバイルフレンドリーではないECサイトは、モバイルでの検索結果ページで順位が下がってしまうため、適切な設計を行いましょう。
既存のECサイトをモバイルフレンドリーな設計にするためには、コンテンツの幅や文字の大きさを見直すといった対策のほか、モバイル端末に対応したページの構築が必要です。
モバイル端末に対応したページの構築にはいくつか方法がありますが、Googleが推奨しているのは「レスポンシブWebデザイン」というもの。
これは、PCもモバイルも同じURLとソースを使用し、端末によってWebサイトの表示を変化させることができます。モバイル専用のURLを作らなくていいので、更新や運用がしやすいのが特徴です。
URLはシンプルで短いものにする
URLはWebサイトやページの住所のようなもの。長くなりすぎると利用者にとって不便であるため、シンプルで短いものにしましょう。
Googleでも、URLの構造をできる限りシンプルにすることを推奨しています(※)。
また、URLはコンテンツの内容に沿ったものにし、SEOの対策キーワードを含むものにすることが大切。
そうすることでユーザーにどういう内容なのかが伝わりやすくなるほか、検索エンジンもページの内容を理解しやすくなります。
なお、URLの長短がSEOに直接影響することはないといわれているため、SEOの中でも重要度は低いと考える方もいるかもしれませんが、ECサイトは大量のページを生成しますので、URLはなるべく短く収めたほうが◎。
後からURLを変更することはできるものの、その分工数がかかりますので、サイト設計の段階でルールを決めておくのがおすすめです。
商品への導線設計を考える
ユーザーがストレスなく商品を購入できるように、商品購入までの導線がわかりやすいように設計しましょう。
たとえECサイトへの流入を増やせたとしても、ユーザーが求めている商品購入までの道のりが長かったり、カート機能や決済過程に問題があったりすると、ユーザーの満足度が下がってしまいます。
サイトへの訪問数が一定以上あるにもかかわらず、売上につながっていない場合は、商品の導線設計が原因の可能性があるため、分析して対応してください。
商品への導線設計をわかりやすくする方法としては、次のようなことが挙げられます。
いずれの場合も、ユーザーが商品購入というアクションを起こしやすくすることが大切です。
<商品への導線設計をわかりやすくする方法>
- 誰が見てもわかりやすいシンプルなページづくりをする
- CTAボタンなどを活用してUIやUXを改善する
- 常にカートが表示されるようにする
- パンくずリストを設置して、ユーザーがサイトのどの階層にいるのかをわかりやすくする
- オウンドメディアのコンテンツ内に、紹介した商品の購入ボタンを設置する
ECサイトのテクニカル対策
次に、ECサイトのテクニカル対策について解説します。
適切なサイト設計ができたとしても、ページタイトルが適切なものではなかったり、膨大なページを管理・制御できていなかったりすれば、ユーザーの満足度が下がる上、検索エンジンの評価も下がってしまうでしょう。
ECサイトのテクニカル対策としては、主に次の5つが挙げられます。
<ECサイトのテクニカル対策>
適切なページタイトルを設定する
ECサイトの各ページタイトルは、ユーザーが検索して最初に見る重要なワードです。
タイトルがユーザーのニーズに合っているかどうかは、タイトルに適切なキーワードが含まれているかが重要になります。
ページのタイトルは、titleタグで設定します。
Googleの検索エンジンは、ページ内のテキストを上手に読み込んで検索結果に適切なタイトルを表示しますが、自社が伝えたいことを的確に表現するために、しっかりと訴求するタイトルを設定するのがおすすめです。
例えば携帯ショップの場合、一覧ページの適切なタイトルは下表のような設定になります。
<携帯ショップの場合の適切なタイトル例>
タイトル例 | 良いタイトルである理由 |
---|---|
iPhone 商品一覧|ナイル携帯ショップ | ページのメインである「iPhone」が入っている |
新品のPixel 商品一覧|ナイル携帯ショップ | 「新品」など、ページ固有の要素が入っている |
一方、titleタグの悪い例は、すべてのページで同じワードになっていること。
例えば、どのカテゴリも一覧ページが「検索結果一覧」という同一のタイトルに設定されているケースがあります。
この場合、ユーザーにはページの内容が正しく伝わらないほか、ページ内容が違うにもかかわらず、すべて「検索結果一覧」でシェアされてしまいます。
ページの内容を的確に伝え、ユーザーの検索意図に合ったページが表示されるようにするためにも、ページごとに異なる訴求ワードでタイトルを設定することが重要です。
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ページの概要をdescriptionに記載する
descriptionとは、検索結果一覧に表示される記事の概要文のことで、descriptionタグを使って各ページに設定することができます。
descriptionはSEOに直接的には影響しないといわれていますが、ページの概要が表示されることでユーザー自身が求めている内容かどうかを判断しやすくなり、クリックされやすくなることが期待できるでしょう。
なお、descriptionタグが設定されていないページの場合は、検索エンジンが自動で生成した文章が表示されます。
検索エンジンが生成するdescriptionの文章は、記事冒頭文や記事中でキーワードが使用されている文章になっていることがほとんど。伝えたい内容が伝えきれなかったり、文章が途中で切れてしまったりするケースも多いので、適切なdescriptionタグを設定しましょう。
descriptionタグを設定する際は、次のことを意識するのがおすすめです。
<descriptionタグを設定する際に意識すること>
- タイトルで伝えきれない内容を説明する
- 文章が途中で切れる可能性があるので、訴求したい内容は前半に持ってくる
自動生成されるページ群を制御する
ECサイトはページ数が膨大になるほか、商品の入れ替えや更新などで自動生成されるページも多くなります。
これらを適切に管理しないとSEOにおいてマイナスの影響を与えてしまうため、canonicalやnoindexなどのタグを使用して制御することが必要です。
canonicalタグの使用
canonicalタグは、重複または類似しているコンテンツが複数のURLに存在する場合に、どれが正規のURLなのかを検索エンジンに指定するために使用するもの。
重複や類似コンテンツが複数あると、検索エンジンにコピーコンテンツと判断されてしまう可能性があるため、canonicalタグを使用することで、検索エンジンにどれが代表ページとなるかを理解させ、重複コンテンツによるペナルティを避けられます。
ECサイトの場合は、商品一覧ページの並び替え(価格順やおすすめ順)、同一商品の色違いやサイズ違いでの個別ページが生成されることによって、重複ページとみなされるものが多くなりやすい傾向にあります。
そのため、canonicalタグでメインとなるページを整理しましょう。
noindexタグの使用
noindexタグは、特定のページを検索エンジンのインデックスから除外するために使用するものです。
現時点で不要な商品ページなどにnoindexタグを設定することで、検索結果に表示されるのを防ぐことができます。
ECサイトの場合、絞り込み検索で条件を複数設定し、該当商品が存在しない場合にnoindexを自動付与するのがおすすめです。
ただし、前シーズンの商品のために取り扱いが終了している商品のページなら、noindexを使わずにページを削除し、ステータスコード「404」を出したほうがいいでしょう。
検索エンジンがコンテンツを見つけやすいようにする
ECサイトのページ数は膨大になる傾向があるため、検索エンジンが重要なコンテンツを見つけやすくすることが必要です。
検索エンジンが重要なコンテンツを見つけられない場合はインデックスされず、検索結果に表示されません。
検索エンジンがコンテンツを見つけやすくするためには、次のような施策が有効です。
<検索エンジンがコンテンツを見つけやすくする施策>
内部リンクの設置
内部リンクの設置とは、サイト内にある関連ページへのリンクを貼ること。サイトのTOPページやカテゴリページなどに設置します。
内部リンクを設置することで、検索エンジンが重要コンテンツを見つけやすくなるとともに、ユーザーの利便性向上も期待できます。
パンくずリストの設置
パンくずリストとは、ユーザーがサイトのどの階層のページを見ているのかを視覚的に理解できるようにするものです。
パンくずリストを設置することで、検索エンジンがサイトの階層構造を理解しやすくなります。
XMLサイトマップの設置
XMLサイトマップとは、サイト内にあるページのリストを検索エンジンに示すためのファイルです。
インデックスさせたいページのみをXMLサイトマップに記載することで、検索エンジンがコンテンツを見つけやすくなります。
リッチリザルトの構造化データに「商品」を実装する
構造化データに「商品」を設定することで、検索結果により多くの情報が表示される「リッチリザルト」として表示されるようになります。
それによって検索順位に好影響があるものではありませんが、多くのサイトで画像検索の平均順位の向上やそれに伴う表示回数の増加などが見られます。
次のAmazonの例のように、リッチリザルトでは商品レビューや価格、在庫の有無などが表示されます。
また、構造化データの「商品」を設定することで、Google画像検索でもリッチリザルトで表示される可能性が高まります。
Google 検索セントラル ブログ「Productの構造化データ」より引用
次のGoogleの公式ページも参考にしてください。
Google 検索セントラル ブログ「Productの構造化データ」
ECサイトの外部対策
ECサイトのSEOでは、自サイトが他者から評価されるよう外部対策を行うことも重要。
他者からの評価が高まることで、検索エンジンからの評価も高まります。
外部対策としては、主に3つの方法がありますので、詳しく見ていきましょう。
<ECサイトの外部対策方法>
被リンクを獲得する
被リンクとは、外部のサイトに自サイトへのリンクが掲載されることをいいます。
検索エンジンから良質と判断されているサイトにリンクが掲載されているページは、検索エンジンからの評価が高まりやすいため、検索結果で上位表示されやすくなるでしょう。
被リンクを獲得するためには、外部サイトがリンクを掲載したくなるようなコンテンツを作るのが有効。
業界や商品に関連する最新トレンドのほか、独自性の高いコンテンツを継続的に発信することで、被リンクを獲得できる可能性が高まります。
SNSシェアボタンを設置する
ECサイトの場合、商品ページのように被リンクを獲得することが難しいものもあります。
そこで必要な外部対策が、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで共有しやすくなるように、サイト内にシェアボタンを設置することです。
<シェアボタンの例>
例えば、SNSで「この商品が気になる」といったコメントとともにECサイトのページがシェアされることで、商品や自サイトの認知を高めることができるでしょう。
また、SNSでのシェアによってECサイトの訪問数が増えると、ほかのWebページで紹介される可能性も高まり、被リンクの獲得も期待できます。
なお、SNSでシェアされるには、シェアしたいと思わせるコンテンツづくりも重要です。
取扱商品数を増やす
ECサイトでの取扱商品数を増やすことも、SEOの外部対策として有効です。
サイト設計を見直したり、そのほかの対策を施したりしたとしても、そもそも取り扱っている商品数が少なければ、ユーザーにとって利便性の良いサイトとは言いづらくなります。
ユーザーが求める商品を多数取り扱うことで検索結果に表示されやすくなり、検索エンジンからの評価を高めることが期待できるでしょう。
また、取扱商品数が増えるとユーザーにとって選択肢が広がり、サイト内を回遊することで滞在時間が長くなる可能性も。
内部リンクやシェアボタンといったほかの施策の効果を高めるためにも、取扱商品数を増やすことは重要です。
ECサイトのコンテンツ対策
ECサイトのSEOでは、良質なコンテンツづくりも欠かせません。
商品カテゴリや商品名で検索した際、商品ページではなく、記事コンテンツが検索結果の上位を占めるケースも多いからです。
例えば、「カメラ おすすめ」で検索すると、上位には「最新カメラ おすすめ◯選」といった記事コンテンツが多く表示されています。
ユーザーの購入につながる対策キーワードで上位表示を狙うには、商品ページだけではなくユーザーニーズを満たすコンテンツ制作が必要です。
対策キーワードでの検索結果などをもとに、ユーザーがどういう意図でこのキーワードの検索をしているのかを探りましょう。
その上で、ユーザーの検索意図に応えられるコンテンツがどういうものかを考えてください。
そして、制作したコンテンツに関連する商品ページへのリンクを貼ることで、商品購入へと促しやすくなります。
仮に、コンテンツから商品購入に至らなかったとしても、ユーザーにとって有益なコンテンツを発信し続けることで、ユーザーからの信頼が高まるとともに、商品やサイトのファンになってもらうことが期待できるでしょう。
しかし、コンテンツ制作にはスキルが必要なだけでなく、時間や手間もかかります。コンテンツを制作するリソースが確保できず、なかなかコンテンツ数を増やすことができない企業は少なくありません。
ナイルでは、プロの編集者が良質なコンテンツの制作をサポートしています。これまで幅広いジャンルのサイトでご支援しておりますので、内製が難しい場合はぜひご相談ください。
ECサイトにおけるSEOの成功事例
ここからは、これまでにナイルが関わったECサイトにおけるSEOの成功事例を紹介します。
テクニカル対策で成功した事例
あるファッション系のECサイトでは、titleやdescriptionタグの見直しによって、複数のページで検索結果の順位が上昇しました。
タグを見直したことで検索エンジンが内容を理解しやすくなり、さらにユーザーもページの内容を理解しやすくなったことでクリック数がアップしています。
さらに、パンくずリストの改善も実施。
パンくずリストの文言が詳細になりすぎていたものを見直したり、商品数の多いキーワードを文言に加えたりしたことで、商品一覧ページの評価向上を狙いました。
結果的に複数のページで順位が上昇し、特に商品数が多く内部リンクの設置が多かったページで順位上昇させることに成功しました。
10位以内まで順位を上げたキーワードも複数あり、改善によって検索エンジンの評価向上につながったと考えられます。
ECサイトはSEOをしっかり行い、売上アップを狙おう
ECサイトでも、商品購入や売上上昇の目的を果たすためにはSEOが欠かせません。
ECサイトでSEOを行う際は、適切なカテゴリ設計やサイト構造にすることが必要です。カテゴリ設計に悩んだり、どのようなサイト構造にすべきか悩んだりした場合は、お気軽にナイルへ相談してください。
また、これからSEOを行う方へ向けて、SEOのノウハウをまとめた資料を用意しています。
- ゼロから理解できるSEOの基礎知識と実践方法
- SEO内製化 (インハウスSEO) 進め方ロードマップ
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