組み合わせキーワードのSEO対策とは?順番による検索結果の違いとチューニング方法

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組み合わせキーワードのSEO対策とは?順番による検索結果の違いとチューニング方法

2語以上のキーワードの組み合わせ、例えば「A B」と「B A」では異なる検索結果になるけれども、それぞれ異なる対策が必要なのか?という疑問に対して解説します。

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2語以上の組み合わせによる検索を行った場合

少なくともGoogleをはじめ種々の検索エンジンでは「A B」の検索と「B A」の検索では異なる順位で表示されます。すなわち検索エンジンは「A B」と「B A」では異なる検索クエリとして処理しているということです。これは3語以上の組み合わせの場合も同様です。

キーワードの前後により異なる検索結果が表示される例

SEO上それぞれの組み合わせによる対策は必要か

結果から言えばそれぞれの組み合わせに対して異なる対策は必要ありません。なぜなら「A B」での検索と「B A」での検索をそれぞれ行った場合で、単語の重み付けなどに差が出ることはあっても、一般的には評価点がそこまで大きく異なるということは起こりにくいためです。

従って、「どちらでもヒットするようにする」というチューニングを行えば良い、ということです。

2語以上での組み合わせに対して細かな最適化を行う場合には、ある程度はテキストチューニングを意識します。テキストチューニングとは、サイト内のテキスト(文章)の構成や内容を最適化(チューニング)することです。あまりテクニカルな要素として捉えて頂きたくはありませんが、以下のような要素を意識してみると良いかと思います。

近接度:重要な組み合わせキーワードを近接して出現させる

近接度とはサイトのテキスト内でどれだけキーワードとキーワードが近くに存在しているかというものです。例えば「新宿 カフェ」が対策キーワードであった場合にはテキスト内で「新宿」と「カフェ」が近くに存在させます。

「新宿のカフェでお勧めな情報を紹介します。○○というカフェは新宿駅から徒歩5分の距離にあり、、」

という文章であれば文字の物理的な近接だけでなく、新宿にあるカフェだというユーザーのニーズにも応えています。しかし、

「新宿駅はギネス記録にのるほど1日の利用客が多いそうです。具体的なデータとして、、」
「話は変わりますがカフェに行くたびにカフェオレを頼みます。カフェオレは疲れを癒す効果が、、」

これは極端な例ですがテキスト内の近接度も低いうえユーザーのニーズに応えていません。「新宿にあるカフェ」を検索するユーザーのニーズに応えようとしたら「新宿」と「カフェ」という2つのキーワードは近接して出現すること
が普通です。テキスト内で2つのキーワードが近接して存在していないのであれば、見直してみる意味はあるかと思います。

キーワードの出現頻度:キーワードと共起語をバランス良く記述

出現頻度とはサイトのテキスト内の文章のうち対策キーワードがどれだけ含まれるかというものです。テキスト内に○%以上対策キーワードが出現したからSEO上の効果を得られるというものではありません。しかしあるテーマのもと一定以上のテキストをもつサイトであれば対策キーワードやそれに関連するキーワードは一定以上出現する、と考えるのが普通です。

対策キーワードが2語以上になった場合も同様でそれぞれのキーワードが一定数出現することを心がけます。titleh要素に対策キーワードにが含まれていれば良しとするのではなくサイトのテキスト内での出現頻度もある程度意識する必要があります。

もちろん、単にその特定キーワードがどれくらい出現するか、という問題だけではなく、「共起語(その言葉と合わせて頻繁に使われる言葉)」の出現状況についても合わせて考慮されると良いです。つまり、単にその言葉を並べるだけではなく、よく一緒に使われるような言葉も同様に記述しておくということですね。細かな組み合わせキーワードへのヒット率もそのほうが良くなります。

キーワードの出現位置:ページの重要な部分にキーワードを配置

出現位置とはサイト内のどこにキーワードが出現するかというものです。一般的にサイトの冒頭に出てくるキーワードが重要であると検索エンジンが判断するため、対策キーワードはサイトの冒頭に含むように心がける必要があります。
2語以上の対策キーワードになる場合でも同様で、それぞれのキーワードがサイトの冒頭に出現することが望ましいでしょう。

SEO対策について詳しく知りたい方はこの記事も読んでみてください。

まとめ

  • 2語以上の組み合わせキーワードで、キーワードが前後した場合検索結果が異なる。
  • 組み合わせの前後によって、それぞれの組み合わせに対して対策をする必要はない。
  • テキストチューニングを行う。
  • 近接度は2語以上のキーワードのテキスト内での近さを意識する。
  • 出現頻度はキーワードの出現する頻度を意識する。
  • 出現位置はサイト内の冒頭に出現させる。

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