インフルエンサーとは?フォロワー数以外で見るべきポイント

インフルエンサーとは?フォロワー数以外で見るべきポイント

インフルエンサーとは、特にインターネット上において大きな影響力を持つ人物を指します。芸能人などの有名人や深い知識を持つ専門家、多くのフォロワーに支えられる有名ブロガーなどが該当します。

「その1人が30万人を動かす!: 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング」によれば、マスメディアを除く個人のインフルエンサーは2種類に分かれるといいます。
1点目は「プロフェッショナル・インフルエンサー」です。これは専門家や著名人など、特定知識への深い理解を背景にする人々です。2点目は「個人インフルエンサー」であり、情報収集・発信を積極的に行う個人ブロガーなどを指します。

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インフルエンサーが重要視された理由

インフルエンサーが近年重要視されている背景としては、以下の2点が挙げられます。
1点目はブログやSNSの発展です。その結果芸能人など以外の個人ユーザーでも不特定多数への情報発信が容易になり、口コミ等の意見が広がりやすくなりました。

2点目は製品の多様化です。人々のニーズが複雑化したことに応え、同じ製品でも多くのモデルが登場するようになりました。ユーザーは全てを試した上で買うことはできないため、人気や専門的知識をもつインフルエンサーの意見は大きな判断基準となりました。

インフルエンサーの活用方法

企業がインフルエンサーを活用する最大のメリットは「まだ自社製品を知らない、あるいは買う意思のないユーザーに効果的に影響を与えることができる点」です。

influencer

インフルエンサーがユーザーに影響を与える理由はインフルエンサーの種類により異なり、それにより活用方法も異なります。

プロフェッショナル・インフルエンサーの場合

彼らがインフルエンサーとして人々に影響を与える理由は「専門性」です。自動車の専門家なら自動車に、モデルであればメイクやヘアスタイルなどのように、それぞれが深い知識を持っています。それならば彼らが薦める製品は質の高いものであるだろう、とユーザーが判断し購買が促されるのです。

彼らを活用するには、拡散したいサービスや製品を提供し、専門的な立場から意見を発信してもらうことが効果的です。深い知識に基づく発言は、説得力の高いものとしてユーザーに伝わるでしょう。また専門家としての意見はマスメディアに取り上げられることも多く、更なる拡散が見込めます。いわばインフルエンサーと「提携」する方法と言えるでしょう。

個人インフルエンサーの場合

彼らの影響力の源泉は「親近感」です。一般ユーザーは製品やサービスを使った感想をブログやSNSで口コミとして公開します。それは肯定的な面、否定的な面の双方を含むために、より中立的で親近感のあるものに感じられ、他のユーザーはその意見に影響され製品を買うことになるのです。

こうしたインフルエンサーの活用には「自然拡散」が効果的です。というのも個人インフルエンサーの数は多く、提携相手を選ぶことは困難です。また、提携による利害関係は中立的な口コミを書いてもらうことを妨げる恐れもあります。

インフルエンサー活用の注意点

インフルエンサーを活用する際に注意すべき点はステルスマーケティング(通称:ステマ)として扱われないようにすることです。ステマとは「消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること」で、具体的には企業から依頼を受けていることを隠して製品の紹介をするなどの行為です。

特に個人インフルエンサーの場合は「中立性」も大きな影響力の要因であるので、提携していることを隠しての宣伝は読者をだますことに繋がります。そのため、露見した場合「炎上」などの事態に陥り悪評が立つことになる恐れがあります。

こうした事態を防ぐために、インフルエンサーに宣伝を依頼した場合は必ずそのことが読者にわかるようにするなど、事前の対策が必要です。

マイクロインフルエンサーとは

近年インフルエンサーの中でも、「人数は少ない代わりにニーズの似たフォロワーを持つ」存在であるマイクロインフルエンサーへの注目が高まっています。背景としてはフォロワーが多くともニーズが分散しているインフルエンサーより、マイクロインフルエンサーによる紹介の方が深い影響を与えられるためです。

例として、ゴルフバッグを売る会社がインフルエンサーの活用を考えているとしましょう。その際にフォロワーが5万人いる女性読者モデルと、フォロワー1000人のゴルフ選手ならどちらが適しているでしょうか。

前者のフォロワーは「ファッション」「美容」など様々な情報へのニーズからフォローしていると考えられます。一方後者のフォロワーは「ゴルフ」に興味のある割合が大多数でしょう。そのためターゲット層への訴求を考えた際は後者の方が影響力は高いでしょう。
このように、インフルエンサー選定の際にはただフォロワーの数だけで決めるのではなくその質や同質性も重要です。

まとめ

今後も多くのSNSやブログが活用され製品も増えていく中で、インフルエンサーの役割は重要であり続けるでしょう。一方、適切に活用しなければ批判の的となり、企業ブランドの低下などを招く恐れもあります。自社製品をより広めるために、戦略的なインフルエンサーの利用が大事だと言えます。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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