相互リンクのSEO効果とは?Googleの見解からメリットを考察

相互リンクのSEO効果とは?Googleの見解からメリットを考察

「相互リンク」とは、2つのウェブサイトがお互いにリンクを張り合うことを指します。以前は個人が運営する趣味のウェブサイトでも当たり前のように行われていました。

個人サイトにおける相互リンクはSEOというよりもアクセスアップや関係性の明示を目的にするものでしたが、一方で被リンクによるSEO効果を目的とした相互リンクを行っていたウェブサイトも多数存在しました。

関連性の高い被リンク数を増やすことは検索順位の向上に有効であるため、相互リンクを募集するサイトや、登録することで自動的に相互リンクが貼られるサイトなども存在していました。

かつてはSEO目的で相互リンクを量産し、品質の低いウェブサイトを無理やり検索上位に表示させるという悪質なSEO対策が流行していたのです。

現在も相互リンク募集サイトや自動相互リンクサイトは存在していますが、登録しない方がよいでしょう。悪質な相互リンクはすでにGoogleのペナルティ対象となっており、Googleからの評価を下げる可能性があります。一方で相互リンクのすべてがNGというわけではないのでご注意ください。

それでは相互リンクに関して詳しく見ていきましょう。

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Googleの見解から相互リンクを考える

相互リンクについてGoogleはどのような見解を持っているのでしょうか。それを理解するためには、まずリンクという行為がSEOにどのような意味をもたらすのかを把握する必要があります。

リンクの効果

前述したように、他サイトからリンクされること(被リンク)は有効なSEO対策です。そのため、リンクを貼るためだけに内容のない大量のサイトを作成する手法がまかり通っていました。現在でも被リンクはウェブサイトの検索順位を左右する重要な要素ですが、Googleのアルゴリズムがアップデートされ、単純にリンク数が多ければいいというものではなくなりました。

リンクには質が存在し、高品質なリンクはサイトの評価を上げますが、低品質なリンクはサイトのプラスになりません。またGoogleは、低品質なスパムと見なされるリンクを見抜くことができます。

参考:Official Google Webmaster Central Blog: How we fought Search spam on Google - Webspam Report 2019

高品質なリンクとは“関連性が高く権威のあるサイトからの自然な形でのリンク”です。例えば、公的機関や大企業のウェブサイトはより権威性が高いとみなされており、そうしたサイトからリンクされることでGoogleの評価は高まります。

その分野で人気があり、信頼性の高いサイトからのリンクも同様に高く評価されます。また、リンクした側とリンクされた側のページの関連性が高いことなどが重要とされています。このようなリンクを多く獲得できればGoogleからの評価が高まり、検索結果での順位を向上させることができます。

一方で、低品質なリンクとは、順位向上などを目的としたスパムの様な人工的なリンクです。Googleは順位向上を目的としたようなリンクを見抜くことができ、そうしたリンクは無視するように設計されています。

よって、お金を払ってリンクを獲得したとしてもほとんどの場合無駄になることが多いです。仮に一時的に成功したとしても、その効果は長く続きません。

高品質なリンクと低品質なリンク

Googleの相互リンクに対する考え方

Googleは相互リンクに関してどのような考えを持っているのでしょうか。Googleは悪質な相互リンクを規約で明確に禁止しています。

禁止事項の例として挙げられているのは、「過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナーページを作成すること」「自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること」などです。

これらはまさに前述した相互リンク募集サイトや自動相互リンクサイトのことを表しています。

参考(外部サイト):リンクプログラム-Search Consoleヘルプ

裏を返せば、Googleが禁止しているのはあくまでも上記のような悪質な相互リンクだけです。

ユーザーにとって有益なコンテンツを保有するサイト同士が、自然な形で相互にリンクしあった状態は否定されていません。良質な相互リンクは正当な被リンクとして評価され、SEOにおいてもプラスに働きます。

相互リンク募集サイトや自動相互リンクサイトは論外としても、難しいのはそれ以外の相互リンクについてGoogleから明確な基準が提示されていないことです。

例えば関連性は低くても、リアルでの知人が運営するサイト同士が相互リンクを行うケースはどうでしょうか。このような相互リンクがどう評価されるかはケースバイケースです。何が「過剰なリンク交換」や「相互リンクのみを目的としたパートナーページ」に相当するのか、一概にはいえないのです。

自然な形での相互リンクを目指す

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相互リンクを獲得する方法

良質な相互リンクはGoogleからも高く評価されることは前述した通りです。

では、良質な相互リンクはどうすれば獲得できるのでしょうか。例えば、相互リンクする2つのサイト間で共同のコンテンツを作成したり、アライアンスをしたりして、より関連性を高めるという方法が考えられます。

関連性の高いサイト同士の相互リンクは高品質な被リンクと判断されるので、SEO効果が期待できるというわけです

しかし、相互リンクのためだけにわざわざ2つのサイトが協力してコンテンツを作成するのは大変です。そうまでして無理に関連性を高めるよりも、普段は各々が良質なコンテンツの制作に専念し、自然な形で関連するコンテンツが生まれたときにあらためて相互リンクを検討するほうが効率はいいでしょう。

コンテンツが良質であれば、相互リンクだけでなくまったく別のサイトから自然な被リンクをもらえる可能性も高まります。結局のところ、ユーザーが求める良質なコンテンツを着実につくり続けることが自然なリンクの獲得、そして確実なSEO対策につながるのです

悪質な低品質リンクの対応に関して

関連性の高いページのリンクだけがあるのが理想ですが、通常サイトを運用していると必ず低品質なサイトからのリンクや、スパムまがいのサイトからリンクが付いてしまうこともあります。ではそういったサイトからリンクが付いてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

①自分でリンクを設定していない場合(勝手にリンクされた場合)

多くの場合はこの①のケースだと思います。この場合の最も良い方法は「無視」することです。これは検索エンジンが悪質なリンクを評価に用いず、無視することためです。リンク否認ツールなどで、リンクを否認し続けることもできますが、それなりに工数がかかるほか、慎重になりすぎて、プラスに働くリンクまで否認してしまう可能性もあります。

そのため、「他に一切思い当たることがないのに順位が下がっている」「どうしても気になる」という場合以外は「無視」しましょう。

②過去に人工リンクを購入してしまった場合

過去に順位が上がると言われリンクを購入してしまった場合は、早急にリンク否認を行なうことを推奨します。これは明確なスパム行為であり、場合によっては検索結果に表示されなくなる(ペナルティ)を受ける可能性まであります。

まとめ:良質な相互リンクが生まれることを目指そう

相互リンクは手っ取り早く被リンクを獲得できる手段として、長らくSEO対策に使われてきました。

しかし、Googleがコンテンツの中身まで判断するようになった現在では、相互リンクは諸刃の剣といえます。相互リンクをSEO対策のために狙って獲得するのはリスキーです。あくまでも自然な被リンクを目指して良質なコンテンツをつくり、結果として良質な相互リンクが生まれるような状態を目指していきましょう

なおナイルでは、それぞれの企業の商品・サービスに合致した顧客を集客することを目的に、SEOコンサルティングを行っています。すべてSEO施策を依頼することだけではなく、自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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編集者情報

大澤 心咲
大澤 心咲
新卒でアクセンチュア株式会社を経て、2018年ナイル入社。
コンサルタントとして大手企業SEO戦略策定・コンテンツマーケティング支援を担当。
現在はナイルのマーケティングとセールスの統括マネージャーとして従事。
著書:「ひとりマーケター成果を出す仕事術

監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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