サテライトサイトとは 特徴とSEO上の注意点を解説

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「サテライトサイトからメインサイトへリンクを貼って、順位を上げよう!」といって、順位が上がるほど2021年のSEOは簡単なものではありません。
ここでは、サテライトサイトの概要や目的、特徴、SEO上の注意点について解説します。

この記事のポイント

  • サテライトサイトは、メインサイトで獲得できないユーザーにリーチするための別ドメインサイトのこと
  • 被リンク目的の質の低いサテライトサイトは、Googleのペナルティ対象になる可能性がある
  • サテライトサイトだからこそできる役割もある

サテライトサイトとは

サテライトサイトとは、メインサイトのSEO対策や、メインサイトで獲得できないユーザーにリーチすることを目的として作られることが多い、別ドメインのサイトのことで、衛星サイトとも呼ばれます。

オウンドメディアと似ていますが、サテライトサイトはほとんどの場合別ドメインで運営する点と、自社のブランディング目的ではあまり使われないことが多いという点で異なります。

サテライトサイトはSEO効果があるのか?

おそらく多くの方が気になっているのはこのトピックかと思います。

先に前提をお話すると、サテライトサイト全盛期は被リンク獲得によるSEO効果(主に順位に対して)がかなり高く、また今に比べ記事の質が低くても順位が上がりやすい時代でした。

しかし、パンダアップデートペンギンアップデートなどの品質に関する度重なるアップデート(現在はコアアップデート化)や、YMYL分野におけるEATの考え方などもあり、テキトーなコンテンツを大量生産し、順位を獲得することはほぼ無理と言っても良い時代になっています。

よって、サテライトサイトにおいても当然高い品質のコンテンツが求められ、そのためには生半可な運営ではなく、専門性(権威性)、信頼性を満たしたコンテンツを作成できる体制が必要になります。

そういった品質を伴ったサテライトサイトであれば、被リンクなどのSEO効果を享受できないこともないと思います。
しかし、そこまでのサイトであれば、被リンク獲得などのSEO目的ではなく、コンバージョン獲得など直接的な目的のために運用することや、オウンドメディアの様な運用方法の方が効果的かと思います。

結論として、メインサイトの順位向上などのSEO効果があるレベルまで、サテライトサイトを運用するのは生半可なことではなく、費用対効果の面でも割に合わないと思われます。よって、もしサテライトサイト運用されるのであれば、コンバージョンなどの直接的な目的のためや、後述するポイントを目的に運用することをオススメします。

その他のサテライトサイトの目的

ここまでサテライトサイトを悪いもののように扱ってきましたが、ポジティブな目的としても運用することがあります。

1:検索結果での表示枠の増加を目的とした運用

2021年現在、検索結果で同一ドメインのURLの表示数は基本的には1~2件に制限されており、競合性の高いキーワードでは多くの場合1件のみの表示となります。

サテライトサイトとして、別ドメインでサイトを運用することができれば、検索結果で2枠での表示ができるため、そのキーワードにおけるビジネスとしての接点は増えることになります。仮に1位と2位を独占できた場合、1位単体に比べCTRは平均で1.5倍程度になります。

しかし、これは検索結果に複数表示されるためには品質の高いサイト2つを運用する必要があるという意味でもあり、メリットは大きいですがコストもかかる施策になります。

参考:リンク プログラム - Search Console ヘルプ
参考:低品質・不自然な外部リンクがもたらすリスクについて

2:顧客との接点をより幅広く獲得することを目的とした運用

自社サービスを扱っていると様々な制約もあり、オウンドメディアの形では思ったことをそのまま書けないということもあります。
例えば、こういったケースが考えられます。

  1. 掃除用品を販売している会社で、オウンドメディアを立ち上げたい。
  2. オウンドメディアとして運用する場合、会社からは自社製品を全面に出すように求められている。
  3. しかし、メディアの方針としてはしっかりと他社比較を行ったり、自社以外の製品も紹介するメディアとして運用していきたい。

そういった際にはサテライトサイトとして第三者目線でメディアを運用するのも1つの手です。どの程度会社名を出していくのかなどのブランディングの課題はありますが、同一ドメインでコンテンツを作成するよりは、比較的コンテンツの発信はしやすいはずです。
(とはいえ、好き勝手書いていいわけでもないので、あくまで比較的という話です。)

まとめ

2021年現在でも、被リンク獲得などメインサイトの順位向上を目的にサテライトサイトを運用することはできますが、期待される効果を得るまでには相当なリソースをかける必要があり、費用対効果が合わないことも考えられます。

一方で、検索結果で複数表示を狙う場合や、第三者目線でのコンテンツ発信などのサテライトサイトならではの活用方法もあります。

そもそも被リンクは数ではなく質・関連性です。サテライトサイトでたくさんページを作って、メインサイトへリンクを貼ればなんとかなるような話ではないので、そうしたものに施策のリソースを割かないようにしましょう。

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