ホームページに集客するには?成果を出すためのノウハウ集

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ホームページに集客するには?成果を出すためのノウハウ集

「ホームページを作ったけど、効果が出ているかわからない」

「ホームページからの問い合わせ数を増やしたい」

 

このようなお悩みのある方に向けて、ホームページ(ウェブサイト)の集客を成功させるノウハウをまとめました。

 

  • 集客できないホームページの失敗要因
  • 本当に集客できるホームページを制作するためのコツ
  • ホームページを利用した集客方法

 

ホームページ集客を成功させるには基本的に「SEO」に取り組む必要があります。SEOとは、Google検索などの検索エンジンで上位表示を狙う施策のことです。検索エンジンで上位表示されれば、企業のホームページに見込み顧客が訪れる確率がグッと上がります。

 

SEOについては本記事でもご紹介しますが、より詳しく実践的なノウハウを知りたい場合は「SEOの成功事例・法則」の資料を参考にしてください。

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集客できないホームページの4つの失敗要因

集客ができていないホームページの主な要因としては、「ターゲットを決めていない」「利便性を考えていない」「更新頻度が低い」「分析・改善をしていない」といったことが考えられます。

ホームページ 集客

ひとつずつ確認していきましょう。

1 ターゲットを決めていない

ホームページに訪れてほしいターゲットを決めていない場合、集客につなげることが難しくなる可能性があります。ターゲットを決めていないと、文章やデザイン、制作するページの内容などがブレてしまいます。

 

その結果、

  • 見込み顧客を集められない
  • お客さんにはなりえない人を集めてしまう
  • そもそも人が集まらない

といったケースに陥ってしまうことが考えられます。

 

どのような人にホームページを訪れてほしいのか考えた上で、ホームページの作成や更新を行いましょう。

2 利便性を考えていない

訪れてほしい人の利便性を考えていないホームページは、ユーザーが集まりづらい傾向があります。ホームページは多くの場合、そこにある情報や体験(商品の購入や申し込みなど)を欲している人が集まります。求めている情報や体験にたどりつけないと、ユーザーはわざわざ運営者に要求することはなく、多くの場合、諦めてページを離脱してしまいます。

 

利便性を考えていないホームページとは、具体的には下記のようなケースです。

  • どのページから購入や申し込みができるのかわかりにくい
  • トップページから重要なページ(料金、サービス紹介など)へのリンクが貼られていない
  • 商品が多すぎて「結局どれを買えばいいの?」となってしまう

 

この場合、例えば以下のような対策をする必要があります。

  • 「申し込みページ」へのリンクをサイト上部に常に設置する
  • 事前に重要なページを洗い出し、トップページからのリンクを設置する
  • 商品のランキングやおすすめを紹介する

 

必要な情報や体験にたどり着きやすいホームページにすることが、集客力向上につながっていきます。

3 更新頻度が低い

更新頻度が低いと、ホームページには人が集まりにくいと言えます。更新頻度が低いホームページは検索エンジンから評価されにくい傾向にあるからです。また、「最終更新日が何年も前のホームページの情報は信用しづらい」と考えるユーザーもいます。「本当にこのページから申し込んでいいの?」と不安に思われている可能性があります。

 

集客できるホームページを作り上げるためには、地道な更新を重ねていくことが重要です。自社に関係するニュースやお役立ち情報を、積極的に更新するようにしましょう。

4 分析・改善をしていない

アクセス解析をして分析・改善を行わず、自分の感覚でページの作成や更新を行っていても、なかなか集客にはつながりづらいでしょう。ホームページは、分析ツールを用いてアクセス解析をすることで、訪問ユーザーの情報を収集・分析できることが大きな強みです。この強みを活かさない手はありません。

 

  • どこからホームページのページに訪問してくれたか
  • 訪問したユーザーはどのページをよく見ているのか
  • 訪問したユーザーはどの程度の時間、ホームページを見ているのか

といった情報を把握して、改善のための施策を実行していきましょう。

集客できるホームページを制作するための5つのコツ

ここからは、本当に集客できるホームページを制作するための5つのコツをご紹介します。

ホームページ 集客

1 ターゲットを決めておく

ホームページに必要な情報やデザインを固めるためにも、サイトに訪れてほしいターゲットを決めておきましょう。

 

基本的には、

  • 自社の商品・サービスの利用対象者
  • 自社の商品・サービスに興味を持つ可能性があるユーザー

がターゲットになります。

 

例えば、介護業界向け人材サービス会社の場合、自社の商品・サービスの利用対象者は、「介護施設の運営者」「介護施設の人事担当者」「介護業界で働いている人」になります。自社の商品・サービスに興味を持つ可能性があるユーザーは、「介護施設の立ち上げを考えている人」「介護業界で働こうと考えている人」になるでしょう。

 

最低でも、ターゲットの年齢・性別・職業は設定してみるといいでしょう。「30代・女性・企業のマーケティング担当」のようなイメージです。

2 目標を設定する

ホームページで集客するには、目標を設定するのは大事なことです。目標を立てることで、結果と照らし合わせることができ、「目標の達成のためにどの数値を注視すべきなのか」「どの施策の優先度を上げるべきなのか」といった改善ポイントが見えやすくなります。

 

まずは、下記のような具体的な数値目標を立てることをおすすめします。

 

  • ホームページ経由の受注を月に◯件もらう
  • ホームページからの問い合わせを月に◯件受ける

 

また、外的な要因に左右されない目標を同時に設定することも効果的です。外的要因が絡まない分、目標に対してモチベーションが明確になりやすく、更新頻度を上げる動機になります。

 

外的な要因に左右されない目標としては、下記のようなものが挙げられます。

 

  • 月に○件の記事を投稿する
  • 毎週1回、施策を打つ(問い合わせボタンの色を2種類試してクリック率を比べるなど)

3 見やすいデザインにする

ホームページは、見やすいデザインにすることも重要です。「集客できないホームページの失敗要因」でもお伝えしたように、ホームページは多くの場合、そこにある情報や体験を欲している人が集まります。必要な情報や体験にたどり着きやすいデザインのホームページを作成し、利便性を高めることは、ホームページの集客力向上には欠かせません。

 

具体的には、下記のようなポイントを意識してホームページを見直してみてください。

  • トップぺージから重要なページ(料金、サービス紹介など)へのリンクは貼られているか
  • 料金や申し込みの流れなど、成約に至るまでに必要な情報が明記されているか
  • 料金や申し込みの流れは、表や図解でまとめているか(文章で長々と説明していないか)
  • 購入・申し込みボタンは目立つ色(緑やオレンジなどの警告色)になっているか
  • 購入・申し込みボタンはサイトのトップ(ユーザーが見つけやすい位置)に設置しているか

4 成功しているホームページを参考にする

成功している同業者や競合他社のホームページも、参考にしてみましょう。

「地方で開業しているエステサロンのホームページを改善する」という例を挙げて解説します。「◯◯(地域名) エステ」などで検索→ 検索1~5位に出てくるホームページにアクセス→ 自社のホームページと比較→ 自社のホームページにない要素の追加を検討する(ページの内容、情報への誘導ボタンなど)といった流れになります。

 

もちろん、文言やデザインをまるごと真似してはいけません。あくまで共通項から推測できる「成功の要因」を参考にしてください。また、そのまま取り入れても自社には合わない要素も当然あります。自社の商品・サービスに合っているのかといった視点は持つべきです。

5 定期的に更新を続ける

ホームページは定期的に情報の更新をすることをおすすめします。定期的な情報更新があるホームページは、検索エンジンから評価されやすい傾向にありますし、訪問者にも安心感を与えます。「新しく出す情報がない」という場合でも、下記のようなポイントに着目して、定期的な更新を意識してみてください。

  • 売上○本突破などの情報をニュースとして更新する
  • ブログページで近況報告を掲載する
  • すでに公開されているページの内容を最新情報に書き換える

ホームページを利用した集客方法8種類

ここからは、ホームページを利用した集客方法をご紹介します。

ホームページ 集客

これらの集客方法を活用し、ホームページに誘導することで、店舗への来店・業務依頼の増加といった業績アップを図ることができるでしょう。

1 SEO

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにホームページの内容を理解してもらうための施策を意味します。SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称です。

 

SEOの効果が出てくると、検索エンジンで検索を行った際にホームページが上位に表示されます。広告よりも検索ユーザーからの信頼度が高いため、検査結果に表示される広告よりクリック率が高くなる傾向があります。

 

基本的には無料で始められますが、専門知識が必要となるため、専門家にコンサルに入ってもらうケースが多い施策です。

 

なお、ナイルのSEOの実践的なノウハウは「SEOの成功事例・法則」に資料としてまとめています。具体的な内容は、ダウンロードしてご確認ください!

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2 SNS

Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSを用いて、自社のホームページを宣伝する方法です。SNS上で有用な投稿を行い、フォロワー数や閲覧者数を増やすことで、ホームページの集客につなげていきましょう。

 

SNSを活用してホームページへの集客を行う場合は、下記のポイントを守ることが大切です。

 

  • プロフィールにホームページを入力しておく
  • ホームページに誘導する投稿を定期的に行う
  • ホームページの内容に準ずる投稿を行う
  • ホームページに興味がありそうな人をフォローしてみる
  • ハッシュタグを活用する

3 MEO(Google マイビジネス)

MEOとは、Googleマップに店舗や会社の情報を理解してもらい、検索結果でも上位表示を狙うことを指します。「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略称です。

実はGoogleマップでも、Google検索のように情報を検索することができます。この検索結果で上位表示を狙うための施策が、MEOになります。

  • 関連性:検索に使われたワードとビジネス情報の関連性の高さなど
  • 距離:ユーザーの現在地と検索結果で表示される場所の距離
  • 知名度:お店の有名度、ホームページの内容とGoogle検索での掲載順位、Googleマップ上での口コミ数など

MEOを行うためには、「Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)」というサービスへの登録が必要になります。Googleビジネスプロフィールに登録している情報が、Googleマップに反映されるためです。店舗の情報と同時にホームページの情報をGoogleビジネスプロフィールに登録しておくことで、Googleマップからもホームページにアクセスできるようになります。MEOを実施することで、Googleマップで検索を行ったユーザーからのアクセス増が期待できるでしょう。

4 メールマガジン

メールマガジンは「タイミング的に商品を買わなかったけど、タイミングさえ合えば買う可能性がある見込み顧客」との接点を維持できる手法です。

 

  • お得な情報
  • 商品・サービスの使い方
  • 新商品・サービスのお知らせ
  • セミナーやイベントの情報

などを定期的に送信し、ホームページに誘導しましょう。

 

ただしメールの配信数が多すぎると、購読解除される可能性が高くなるため、週に1、2回など、配信頻度の調整は必要です。

5 LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの活用も、集客につながります。LINEは国内の月間利用者数が8.600万人(※)と、非常に多くの人が利用しているツールです。LINE公式アカウントを活用して、定期的に自社ホームページに誘導するようなメッセージを発信します。

 

メールマガジンとの違いは、LINEのほうが開封率が高いことです。メールよりも日常的に使用するツールなので、発信が目に留まりやすい傾向にあります。また、顧客とコミュニケーションが取れる点も大きなメリットです。ユーザーから送られてきた意見や悩みに対して個別に返信することで、好印象を得られる可能性があります。

 

※出典:LINE Business Guide(Summary)2021年1〜6月期版

6 リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果上に表示できる広告です。運用次第では、広告の配信開始後すぐに狙ったキーワードの検索結果の一番上に広告を表示することができます。

 

リスティング広告は、指定したキーワードを検索した人に向けて表示できる広告です。自社やサービスに関連するキーワードを指定し、広告のリンク先を自身のホームページに設定することで、多くの集客が見込めるでしょう。広告費が発生するものの即効性が高く、効果検証・改善を行いやすいことがメリットです。

7 ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告)

ディスプレイ広告は、画像やバナー・動画・テキストを使用した広告です。ディスプレイ広告は、ホームページやSNSのタイムラインなどに表示されます。

 

自身のホームページや取り扱っている商品・サービスの魅力を、ビジュアルで伝えられる点が特徴です。ディスプレイ広告では、配信対象者の年齢や性別、興味関心などを指定できるケースが多いため、商品やサービスに合ったユーザーに広告を届けられます。リスティング広告と比べると、ディスプレイ広告はクリック単価が安価な傾向にあります。

8 オフライン集客施策(テレビCM・チラシなど)

テレビCM・チラシ配布といったオフライン施策でも、ホームページへの集客は可能です。テレビCMやチラシで、「ホームページのアドレスやQRコードを掲載する」「自社のホームページが検索表示1位に出てくるキーワードを掲載して、検索を誘導する」といった方法が考えられます。

 

テレビCMでも「○○で検索!」といった言葉がよく聞かれます。自社のホームページが検索結果の一番上に出てくる覚えやすいキーワードがあれば、ホームページ訪問を誘導できるでしょう。

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集客できるホームページで売上アップ

ホームページの利便性の高さや更新内容は、SEOの観点からも非常に重要です。SEOでインターネットの検索結果に自社のホームページが上位表示できれば、多くのユーザーを集客できます。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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