オーガニック検索からの流入を増やすための方法
ウェブマーケティングの施策において、オーガニック検索からの流入を増やす方法を検討すべきです。オーガニック検索からの流入を増やすことは、メリットだらけ。
ここでは、オーガニック検索からの流入を増やすための方法について解説します。
「方法はいいので、オーガニック流入を増やしたい!」というWeb担当者の方は以下よりお気軽にご相談ください。ナイルが力になります。
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目次
オーガニック検索からの流入はメリットだらけ
オーガニック検索は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索した際に表示される、広告枠以外の検索結果を指します。オーガニックサーチあるいは自然検索とも呼ばれます。このオーガニック検索からの流入を増やすことは、メリットだらけです。
まず、低コストで集客できるというメリットがあります。ウェブ広告は広告料がかかりますし、リスティング広告もユーザーがリンクをクリックするたびに課金されます。しかし、オーガニック検索からの流入には、直接的なコストはかかりません。
もう1つのメリットが、中長期に渡る流入が期待できるという点です。オーガニック検索からの流入を増やすためには、検索順位を上げることが重要ですが、一度順位が上がれば、継続的な流入を見込めます。もちろん検索エンジンのアルゴリズムが変更になることで、検索順位が変動することはありますが、それでも広告のように掲載期間が終わったら、流入が激減するということはないのです。
これらのメリットがあるために、オーガニック検索からの流入は、ウェブマーケティングの施策において重視されるのです。
オーガニック検索からの流入を増やす方法は?
では、オーガニック検索からの流入を増やすためには、どうすればいいのでしょうか?
前提として、オーガニック検索からの流入を増やすには、2つの視点を持っておく必要があります。まず、検索結果に表示される回数を増やすこと。より多くの人の目に触れることで、クリックされる回数を増やすという考え方です。もう1つは、クリック率を上げること。クリックされる確率を高めることで、流入数を増やすという発想です。流入を増やすためには、これら2つの視点を持っておくようにしてください。表示回数を増やし、多くの人の目に触れるようにして、さらにリンクをクリックされやすいように工夫するという、二段構えの施策を進めていきます。
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表示される回数を増やすには?
検索結果で自社サイトの表示回数を増やすには、検索順位を上げていかなければなりません。
2017年にInternet Marketing Ninjas社が調査した、検索順位ごとのクリック率を見てみると、検索1位に表示された場合はクリック率21.1%ですが、10位に表示された場合はわずか1.6%となります。それだけ上位表示しなければ、意味がないことがわかると思います。
検索上位を狙うために実施すべきなのが、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)です。
SEO施策としては、まずは検索キーワードに対して適したページを用意することが基本です。自社と接点を持ってほしいユーザーが、どんなキーワードで検索するのかを、しっかりリサーチしましょう。例えば、「オーガニック検索」というワードで検索すると、「オーガニック検索とは何か」というページが上位表示されます。ですが「オーガニック検索 増やす」を検索すると、オーガニック検索での流入を増やすための情報を盛り込んだ、より具体的なページが上位に現れます。このように、キーワードごとに、検索ニーズが変わってきますので、ページの内容も変えて受け皿を用意する必要があります。
ほかにも、内部リンク構造を最適化する、スマホユーザーに対応する、ページスピードに気を配る、といった改善施策が考えられます。SEOについては、ぜひ下記の記事をご覧ください。
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クリックされる回数を増やすには?
クリック回数を増やす、クリック率を高めるためには、ユーザーの注意を惹き、「役に立つ情報がありそうだ」「このページを見てみたい」と思わせることになります。具体的な方法について解説しましょう。
タイトル、ディスクリプションを工夫する
検索結果を見ると、タイトルとディスクリプションが表示されます。タイトルの下に小さく表示される概要文が、ディスクリプションです。タイトルとディスクリプションで、ページの内容を伝え、ユーザーの興味を惹ければ、クリックされる確率は高まります。
例えば、「オーガニック検索をどのように活用すべきか」というタイトルだと、漠然としたイメージしか湧きません。しかし「オーガニック検索で流入を増やす4つの方法」とすれば、より具体的に内容がわかります。さらにディスクリプションで補足することで、「どんなことが書かれているのか」「自分に役立つページかどうか」ということを、ユーザーが判断しやすくなります。
構造化データのマークアップを行う
構造化データのマークアップも、検討したいSEO施策です。構造化マークアップとは、決まったルールに従って、ページ内のデータに印をつけることです。こうすると検索エンジンが「そのデータが何であるか」を理解しやすくなります。そして状況によって、検索結果の画面に「リッチリザルト」と呼ばれる追加情報が表示するようになります。
よく、検索結果に「よくある質問」が表示されることがありますが、これも「FAQ」というリッチリザルトです。FAQは検索結果に表示されるとユーザーの目を惹きますし、その場で疑問を解決できるため、クリック率が高いといわれます。
リッチリザルトには、FAQのほか、パンくずリストやレビューなど、30種ほどがGoogleによって規定されています。ページの内容に応じて活用することで、検索結果画面での差別化を図り、流入を増やすことにもつながるでしょう。
オーガニック検索の流入を増やすためのブランディング
ほかにも、オーガニック検索での流入を増やす方法はあります。自社のブランド名の露出を増やし、認知度を上げるという方法です。
これは「オーガニック検索の流入を増やすため」だけに行うものではありません。しかし各種の広告やプロモーションで、自社や主力商品が人々に知られることで、社名やブランド名、商品名で、指名検索されるケースが増えていきます。結果として、オーガニック検索からの流入を増やすことができるでしょう。
テレビCMでの展開、SNSでの情報発信、展示会への参加、プレスリリースなど、自社ブランドの認知を高める手法はさまざまあります。手間やコストなどを勘案しながら、自社に合った手法を探してみてください。
オーガニック検索の流入を増やすには中長期的な視点で
オーガニック検索からの流入を増やすことは、ウェブマーケティング担当者であれば、誰もが考えておきたいこと。そのためにできることは数多くあります。ただし、いずれもすぐに効果が表れるものではありません。
試行錯誤を繰り返しながら結果を検証して、中長期的な視点から取り組んでください。
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