オーガニック検索からの流入が減少!チェックすべき点と改善策を解説

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オーガニック検索からの流入が減少!チェックすべき点と改善策を解説

自社サイトやオウンドメディアの運営をしていると、オーガニック検索からの流入が減少していることに気づくことがあります。それは長期にわたって少しずつ減っていることもあれば、一時的に大きく落ち込む、ということもあります。さまざまな原因が考えられますが、放置しておくわけにはいきません。

ここでは、オーガニック検索からの流入が減少した際、早期に原因を突き止めて、改善する方法を解説します。

オーガニック検索からの流入が減少したときの対応方法

オーガニック検索からの流入が減少したとき、まずは慌てないこと。オーガニック検索の流入の減少は、さまざまな要因で起こりますし、複数の要因が絡んでいる場合もあります。やみくもに対処しても、改善できるものではありません。

また、一時的に減少しても、しばらくすると元に戻る、ということもあります。原因が分からないまま対処して、それで流入数が改善したとしても「何が減少の原因だったのか」「なぜ回復できたのか」は不明なままです。対応方法はシンプルです。

オーガニック検索 減少

それぞれの工程で何をすべきか、確認していきましょう。

1 数字が正しいか確認する

流入数が急激に減少したとき、まず「その測定値は正確か」を確認しましょう。

解析担当者の測定方法が間違っていただけということもありえます。滅多にないことですが、解析ツールがエラーを起こし、異常な値を表示するということもあります。アクセス解析ツールとして広く使われているGoogle アナリティクスでも、アクセス数が実際よりも少なく表示されるというトラブルが過去にありました。また何らかの理由で、サイト内のGoogle アナリティクスのタグが外れてしまったということもありえるでしょう。 複数の解析ツールを併用し、サイトの設定をチェックするなどして、その測定値は正確かどうかを確認してください。

2 原因を特定する

測定値に間違いがなければ、ここからはどういった変化が起こったのかを特定していく作業に入ります。チェックすべき項目は、下記になります。

<チェックすべき項目の例>

  • 検索ボリューム
  • 検索結果の表示回数
  • 検索順位
  • クリック率
  • 検索エンジンのクロールの頻度
  • 検索エンジンからのペナルティの可能性

チェックすべき項目を踏まえながら、「いつと比べて減少したのか」「どこが減少したのか」「内外の変化があったか」の3点をリサーチしていきましょう。

いつと比べて減少したのか

いつと比べて減少しているのか、単に先月比だけで数字を見るのではなく、昨年の実績と比べてみることも大事です。

例えば、オーガニック検索では、時期や季節によって検索ワードの偏りが起こります。12月になれば「クリスマス」「プレゼント」などの検索が増えるでしょうし、年度替わりの前には「歓迎会」「引っ越し」「入学」などの検索が増えるでしょう。昨年の数字と比較すれば、オーガニック検索からの減少が、季節性のものか、その他の原因によるものかが推測できます。

どこが減少しているのか

次に「どこが減少しているのか」を洗い出します。サイト全体の流入数が減っているのか、あるいはPC版・モバイル版のいずれかが落ち込んでいるのか、特定のページあるいはページグループが減っているのか、減少している箇所を特定していきます。また、特定の検索ワードからの流入が大きく落ち込んでいる、ということもあるでしょう。

もちろん、流入の減少を起こしている箇所は、ひとつとは限りません。ですからデバイス別、検索エンジン別、ページグループ別に実際の流入数を書きだして表にして、例えば前年同月と比べてみれば、どこがどの程度落ち込んでいるか把握できるようになります。

<オーガニック検索からの流入数比較表の例>

項目 2020年8月 2021年8月 前年比
サイト全体 70,000 50,000 71%
PC 45,000 30,000 66%
SP 25,000 20,000 80%
Google 40,000 28,000 70%
YAHOO! 25,000 17,000 68%
その他 5,000 5,000 100%
ブログページ 50,000 32,000 64%
その他 20,000 18,000 90%

 

内外の変化があったか

オーガニック検索が減少したタイミングで、内外に何らかの変化があったかを確認します。サイト内のページ追加や改善、構造の改変などがあったかどうかをチェックしましょう。1日単位の流入変動を、作業履歴と照らし合わせれば、原因の推定に役立ちます。

また、Googleは年に数回のアップデートを実施しています。その前後は検索順位が大きく変動することがあり、オーガニック検索からの流入が激減して影響を与えている可能性があります。

3 原因に合わせて対策する

原因が特定できたら、それに合った対策を講じます。その手法は多種多様で、ひとつの原因に対しても複数の対策が考えられます。ここでは、いくつか具体例を挙げておきましょう。

該当記事をリライトする

検索順位の低下によって表示回数が減り、オーガニック検索の流入が減少するというのはよくあるケースです。また、サイト内に内容が重複するページが複数存在すると評価が分散され、やはり検索順位に影響します。このような場合は、該当記事をリライトすることをおすすめします。記事の質を高めることで、検索エンジンの評価を高めるとともに、ユーザーが読みやすい内容にしていきましょう。

新たに記事を作る

新たに記事を作る方法は、類似する内容の記事が多いと、リライトだけでは対応できないかもしれません。その際は、キーワードを整理した上で、新たに記事を作成したほうがいい場合があります。

また、キーワードの選定そのものに漏れや取りこぼしがないかをチェックし、必要であれば新たなキーワードを設定して、対応する記事を作成しておきましょう。より多くの検索ワードに対応して、自社サイトに訪れてくれることにつながる可能性があります。

SEOの内部施策を徹底的に改善する

SEOの内部施策を徹底的に改善する方法も、検討する価値があります。すぐにできる改善策としては、titleおよびdescriptionの修正です。既存記事のtitleを調整して、対策キーワードを盛り込むことで、検索エンジンへ記事の内容を伝えやすくします。descriptionは、検索結果画面で表示されますので、ユーザーのクリック率に影響を与えます。

ほかにも内部施策を改善するポイントがないか、確認しておきましょう。

SEOの内部対策で確認すべき24のSEOチェックリスト

複数のチャネルから集客する

オーガニック検索からの流入が減少に対して、対策を講じるべきですが、原因が特定できない場合や対策しても効果が見られないケースもありえます。その場合は、引き続き対策を続けながら、ほかのチャネルからの集客を検討してみましょう。

SNSやメールマガジン、ウェブ広告といったチャネルから、流入を促すことができます。オーガニック検索だけに頼るのではなく、複数のチャネルがあると、集客において強みになります。ただし、無闇にチャネルを増やすのではなく、あくまで自社の商品・サービスの訴求につながるかどうかといった判断軸は持つようにしてください。

状況に応じて専門家のサポートも活用しよう

オーガニック検索からの流入減少は、実にさまざまな要因で起こります。その要因を特定することは簡単ではなく、そのまま放置していて、さらに流入が減少していくケースもあります。

状況を見きわめた上で適切な対策が必要ですが、成果を出すには専門的な知識が必要になります。SEO対策会社のサポートを利用するなどして、早期の復帰を目指すといいでしょう。

なお、ナイルでは、SEO施策からサイト分析まで、お任せいただくことが可能です。状況をヒアリングした上で、どういった施策が必要なのか、どのように進めればいいのか、ご提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。

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