【SEO対策】キーワードの難易度はどう調べる?難易度別の対策法とは

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Googleのガイドラインに沿った手法できちんとSEOを講じることで、広告費削減や集客アップ効果なども期待できます。SEO対策は特定の検索キーワードを決めた上で行いますが、キーワードそれぞれで難易度が異なります。難易度の高いキーワードの場合は、SEO効果が得られるまで長い期間が必要であるケースがほとんどです。あらかじめキーワードの難易度を把握した上で、効率的な工数を決めて施策を始めることが重要です。この記事ではキーワードの難易度調査の方法を解説します。

▼この記事の要点

・キーワード難易度の調査は「検索結果」をよく見ること。どのようなサイトの、どのような内容のページがランクインしているのかをみれば、キーワードの難易度を考える参考になる

・キーワード難易度の調査では「検索キーワードの種類」をよく考えること。種類によって、コンテンツに求められる内容は異なる

キーワードの難易度を知る必要性

ウェブサイトへのアクセス数が増えてくると、成果を得やすいキーワードがある程度、絞れてくるかと思います。自然検索からの流入を増やしたい場合、そのキーワードでのSEO対策を講じることとなりますが、その際に必ず確認しておきたいのが、キーワードの難易度です。

SEO対策は、ある程度の期間をかけて成果を獲得するもので、実施してすぐに効果が得られるわけではありません。特に難易度の高いキーワードの場合、上位獲得までに1年以上要するというケースも珍しくありません。そのため、あらかじめ難易度を調査せずにSEO対策を実施してしまうと、キーワードによっては長期間思うように成果が得られず、コストばかりがかかって、成果が出ないという可能性もあります。

効率的な作業工数で成果を出すためにも、SEO対策を始める前に、キーワードの難易度を確認することは重要です。

キーワード調査の方法

検索キーワードの調査の方法から見ていきましょう。ここでは、Google Search Consoleを使った検索キーワードの調査方法をご紹介します。

Google Search Consoleで検索キーワードを確認

まずはGoogle Search Consoleへログインし、検索キーワードを確認します。「検索パフォーマンス」から検索キーワードを確認したいページを選択すれば、Google 検索結果へのサイトの表示頻度や、検索結果での平均掲載順位、クリック率などを見ることができます。

モザイクをかけていますが、折れ線グラフ部分では「合計クリック数」「合計表示回数」、その下では流入している実際のキーワードが確認できます。

Google Search Consoleのスクリーンショット

①検索結果を見る

キーワードの難易度を確認する際は、先ほどの「キーワード調査の方法」で調べたキーワードとその検索ボリュームをチェックして、コンテンツづくりに使えて、かつ上位を狙えそうなキーワードを絞り込んでいきます。

ここで注意したいのが、検索ボリュームだけでそのキーワードの難易度を判断することはできないということ。なぜかというと、検索ボリュームの多いキーワードは、たしかにユーザーからの需要が高く上位表示も難しいと考えられます。その一方で、検索ボリュームが少なくても、質の高い競合サイトが多く、成果が見込めないキーワードも存在するためです。

つまり、検索ボリュームは難易度というよりはあくまでボリューム数であって、コンテンツづくりの参考にしたり、対策キーワードをある程度絞り込みたいときの判断材料にしたりするといいでしょう。

検索ボリュームからキーワードを絞り込んだ上で、検索結果に表示されるサイトの質などを見て、キーワードの難易度を調査していく必要があります。

検索結果から難易度を読み解く方法

検索結果の1ページ目に表示されている上位サイトから、そのキーワードの難易度を判断するためのヒントが得られます。ここでは、検索結果の1ページ目に企業サイトが多いケースと、ニュースサイトや個人ブログが多いケースに分けて、どのように難易度を判断できるのか解説します。

1ページ目に企業サイトが多いケース

例えば「熱中症」と調べてみると、検索結果の1ページ目には大塚製薬さんなど企業サイトが見受けられます。

「熱中症」の検索結果のスクリーンショット(検索日6/4)

「熱中症」の検索結果のスクリーンショット(検索日6/4)

このような場合、もしSEOで上位表示を狙いたいとしても、1~3位に表示させることは非常に困難であるといえます。これは、企業サイトは情報の信憑性にこだわった専門的なコンテンツが充実しているサイトが多いため、自社も同じくらいの投資をしていくこと(金額面のみならず、時間など)が想像できるからです。

1ページ目にニュースサイトや個人ブログが多いケース

続いて、「東京アイドルフェスティバル」とGoogleで調べてみた場合で考えてみましょう。東京アイドルフェスティバルとは、世界的に有名な大規模アイドルイベントです。

このキーワードで検索すると、1位の公式サイト以降はナタリー(ニュースサイト)や個人ブログなどが並びます。

「東京アイドルフェスティバル」の検索結果のスクリーンショット

「東京アイドルフェスティバル」の検索結果のスクリーンショット

このように検索結果の1ページ目に企業サイトが少なく、ニュースサイトや個人ブログが多い場合は、実際にイベントへ参加した感想や情報を掲載すれば、1ページ目に上位表示させられる可能性は高いです。つまり、SEO対策の難易度が低いキーワードといえるでしょう。

検索結果を見る際は、上位記事の内容や、競合サイトの質・コンテンツ内容の充実度をチェックすることがポイントです。

検索結果に動画はないか?

検索結果に、ウェブサイトだけでなく動画が表示されるキーワードも存在します。もし上位に動画が多く表示されている場合、SEO記事で上位表示させることは難しい可能性が高いです。動画の方がユーザーにとって分かりやすいと思われているキーワードのため、テキストで太刀打ちするのは難しくなります。

②キーワードの種類を考える

検索キーワードの難易度を調査するにあたって、そのキーワードがどんな種類なのかを知ることも重要です。難易度の高い検索キーワードかどうかを判断するヒントとしては、E-A-TやYMYLに該当するキーワードかということが挙げられます。それぞれ詳しく解説していきましょう。

E-A-Tとは

難易度の高いキーワードで上位表示を狙いたい場合、まずは難易度の低い複数のキーワードで上位表示させて、ドメインパワーを高めるという手法があります。こうすることで、そのドメインはそのジャンルにおいて信頼できるコンテンツを持っていると判断されるため、難易度の高いキーワードでも成果を出しやすい土台づくりができるのです。

このドメインパワーの向上で求められるのが、サイト内に質の高いコンテンツを充実させること。質の高いコンテンツに欠かせない要素が、「E-A-T」すなわちExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)です。この3点を意識したコンテンツづくりを継続すると、難易度の高いキーワードでも上位獲得を狙いやすくなります。

YMYLとは

YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略語で、そのまま訳すと「あなたのお金、あなたの人生」という意味になります。

参考(外部サイト):General Guidelines

このYMYLはGoogle検索品質評価ガイドラインで「お金や生活関連のトピックを扱うウェブページ」と定義されており、これに該当するジャンルのウェブページは特に正確な情報の掲載が求められるとして、SEOにおいても重視されているのです。

YMYLに該当するウェブページのジャンルとしては、次のようなものが挙げられます。

  • 重要なニュースや時事情報
  • 政治や法律に関する情報
  • 金融情報
  • 財務情報
  • ショッピング情報
  • 健康と安全に関する情報
  • 医療情報 など

Googleはページを評価するにあたって、上記のようなジャンルのコンテンツの情報の正確性を特に重視しています。つまり、YMYLの領域に含まれるサイトは、特に情報の信憑性に注意したコンテンツづくりが求められるのです。正確さを欠く情報を掲載しているYMYLに該当するページは低評価を受けやすく、上位表示の効果も見込めません。上位表示したいキーワードがYMYL領域のキーワードなのかどうかは確認しておいてください。

E-A-TやYMYLに該当するキーワードは難易度が高い傾向に

E-A-TやYMYLに該当するキーワードは、特に難易度が高い傾向にあります。そのため、SEO対策でもそれなりの工数が必要となることが予想されるでしょう。

先ほどの例なら、専門性の高い企業サイトが多く上位表示されている「熱中症」は健康と安全に関する情報や医療情報を掲載するページが多く、YMYL領域に含まれるキーワードです。E-A-Tを意識したコンテンツづくりも必要となるでしょう。

③競合サイトの専門性を考える 

検索結果に表示されている競合サイトをチェックする際に、そのサイトやコンテンツの専門性について考えてみることも大切です。

例えば「ハワイ旅行」と検索してみると、旅行代理店や航空会社などの、旅行に特化した企業のドメインが多く並びます。

ハワイ旅行の検索結果のスクリーンショット

「ハワイ旅行」の検索結果のスクリーンショット

このような競合サイトが並んだ場合は、各サイトがその検索キーワードのテーマにどの程度特化しているのかを考えてみましょう。

「ハワイ旅行」というキーワードは「旅行」のテーマであるため、旅行に特化した企業のサイトばかりが上位表示されていると推測できます。つまり、その検索キーワードで上位表示を狙うとなると、これらの企業に匹敵するだけの専門性の高さが求められる可能性が高いということです。

このように、競合サイトの専門性からも、キーワードの難易度の判断材料が得られます。

キーワードの難易度をチェックした上でSEO対策を始めましょう

ここまで解説してきたように、キーワードの難易度を知るためには、実際に対策キーワードを検索してみて、競合となるサイトやページを分析することが非常に大切です。詳しく分析するほど、なぜそのページが上位表示されているのか、自社サイトにはどのようなコンテンツづくりやサイト設計が必要なのか、さまざまなヒントが得られます。

キーワードの難易度を判断する以外にも、自社サイトの改善点を知ることにもつながるため、対策キーワードの検索結果は隅々までチェックしてみることをおすすめします。

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