パーマリンクとは?SEOへの影響や注意点について解説

パーマリンクとは、各ページに対して個別に与えられているURLのことです。基本的にパーマリンクの内容は直接SEOに影響はありませんが、ユーザビリティという観点では重要なものとなります。
ここでは、パーマリンクのSEOへの影響や注意点について解説します。
この記事のポイント
- パーマリンクは、各ページに対して個別に与えられるURLのこと
- パーマリンクはSEOに影響しないが、ページの内容が分かるURLに設定したほうがいい
- ページリリース後にパーマリンクを変更すると、外部リンクからアクセスできなくなるデメリットも
目次
パーマリンクとは
パーマリンクとは、ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられているURLのことです。つまりURL自身のことになります。パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ページが増えても恒久的に変わることのないリンクであることから、固定リンクとも呼ばれます。
パーマリンクとSEO
結論からいうと、基本的にはパーマリンクは検索順位に影響を与えません。
しかし、検索結果画面に表示されるときに、IDで書かれているよりもページ内容がわかるように書いていたほうがいいと言われています。以下の二つのURLをご覧ください。
https://www.seohacks.net/?=12345
https://www.seohacks.net/seo/
前者は、なにやら数字が書かれていますがそこからページの内容はわかりません。一方、後者であればSEOについて書かれたページであることが容易に理解できると思います。
ウェブページがどんなコンテンツを持っているか一目でわかることは、ユーザビリティの向上に繋がるため、Googleは後者のように人間が見て理解できるようなURLを推奨しています。
→URL構造
特にワードプレスだと、デフォルトのパーマリンクが前者のようなID形式になっているため注意が必要です。
日本語URLはSEOに有利か?
結論から申し上げると、日本語URLだからと言ってSEOへの効果が有利になることはありません。ただし、日本語がURLに入っていても問題ありません。
日本語URLをコピー&ペーストした際に、英数字と記号の羅列の怪しいなってしまうために外部サイトからのリンクをもらいにくくなったり、リンクが押されずらいといったデメリットがあると思っています。そのため個人的には、日本語URLはお奨めしません。
ページリリース後にパーマリンク変更はデメリット
一度ウェブページを公開した後に、パーマリンクを変更する場合には注意が必要になります。パーマリンクを設定し直したことで、これまで公開していたウェブページのURLが変更されてしまうので、サイトが紹介されていた場合や外部リンクをもらっていた場合、そのリンクを経由したアクセスができなくなってしまったり、ページランクが反映されなくなってしまします。
この問題は301リダイレクトで解決できますが、なるべく途中で変更せずに済むように、各ページにどのようなパーマリンクをつけるかは、サイトの制作段階で意識するようにしましょう。
また、SEOの文脈とは少し外れますが、Facebookのいいね!やtwitterでのシェア数といったソーシャルカウントもリセットされてしまいます。
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