コホート分析でわかることは?サイト運営での重要性とGA4での見方を解説

コホート分析でわかることは?サイト運営での重要性とGA4での見方を解説

ウェブサイトを効果的に運用していくためには、一定の頻度で分析を行って現状の弱点を見つけ出し、こまめに手当てしていくことが不可欠です。

コホート分析とは、ウェブサイトに訪問するユーザーの行動に焦点をあてた分析のことで、ウェブサイトの現状を把握する上でとても役立つ手法です。

今回の記事では、コホート分析の意味から重要性、Googleアナリティクスを用いて分析を行うためのセッティング方法を解説します。

また、分析結果を記事の改善(メンテナンス)に活かしたい時に役立つPDF資料をご用意しました。

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コホート分析でわかることは?

コホートとは、「何らかの特性を共有する人々のグループ」や「同じ時期に生まれた人々のグループ」のことを意味します。

コホート分析

コホート分析とは、同じ世代など共通するグループに被験者を分けて意識や行動の特性を調べるもので、心理学や社会学で行われていました。そこから転じて、ウェブマーケティングの分野でもコホート分析が行われるようになったのです。

ウェブマーケティングにおけるコホート分析は、ウェブサイトに訪れたユーザーを流入時期などの条件や属性でグループ化し、その後の行動を追跡することで行動の傾向を把握します。コホート分析は、ユーザーの行動に先回りしてマーケティング施策を打ちたいときに有効です。

ウェブサイト運営でコホート分析を活用したいわけ

コホート分析でわかることは、ユーザー維持率(どのぐらいのユーザーが継続してウェブサイトを利用してくれているか)ということです。

ウェブサイトのコホート分析では、任意の日付にセッションを開始した(初めて訪問した)ユーザーのグループのうち、「一定期間でどのくらいの人が商品を購入したのか」「どのくらいの人がウェブサイトに再訪問したのか」といった動向を分析します。

ユーザーの維持率を把握することは、ウェブサイトを運営していく上でとても重要です。特に、化粧品や文房具などの日用的な消耗品を商材としているECサイトの場合、ユーザー維持率が高いということはリピーターが多いといえます。

新規ユーザーを獲得するよりも、一度使ってくれたユーザーを維持するほうが一般的にもコストがかからないため、獲得コスト削減にもつながります。

コホート分析を活用すれば、ユーザー維持率が可視化できるため、継続利用しているユーザーが減るタイミングを過去の傾向から予測することも可能です。そのため、セールで初めて買った3ヵ月後にメルマガを流すといった施策を打つことができ、リピーターが獲得しやすくなるでしょう。

Googleアナリティクスでコホート分析を実施しよう

ウェブサイトのコホート分析は、Googleアナリティクスで行うことが可能です。

ここでは、Googleアナリティクスにおけるコホート分析の設定方法を紹介します。

コホート分析

Googleアナリティクスにログインしたら、画面左側のメニューから「ユーザー」>「コホート分析」を選択しましょう。

設定できる分析項目は、

コホートの種類」「コホートのサイズ期間」「指標」です。一つひとつ解説します。

コホートの種類

コホートの種類とは、ユーザーをグループ化する単位のことです。

いろいろな単位でグループ化できるわけではなく、「集客の日付」のみ選択できます。「集客の日付」とは、ユーザーが最初に訪問した日付を指します。したがって、Googleアナリティクスにおけるコホート分析とは、ユーザーが初めてウェブサイトに訪問した日付別にグループ化ができるということです。

コホートのサイズと期間

コホートのサイズとは、分析の規模のことを指します。

簡単にいえば分析を実施する頻度のことです。「日別」「週別」「月別」の3レベルを選択できます。選択したコホートのサイズに伴って、「期間」も決まってきます。期間は、日別なら過去7日・14日・21日・30日、週別なら先週・過去3週・6週・9週・12週、月別なら先月・過去2ヵ月・3ヵ月を選ぶことが可能です。

指標

指標では、「ユーザー」「合計」「定着率」を選び、それぞれさらに細分化した指標を見ることができます。

「ユーザー」では、ユーザー一人あたりのセッション数やセッション継続時間、トランザクション数、ページビュー数、収益、目標完了数が確認でき、ユーザーの平均的な行動の動向がわかります。

「合計」では「ユーザー」で示した指標の各合計数が、「定着率」ではどのくらいのユーザーが継続してウェブサイトに訪問しているかの割合(ユーザー維持率)がわかります。

また、「セグメント」機能を活用すると、さまざまな条件で絞り込んだ結果を見ることもできます。画面上部側にある「+新しいセグメントを追加」をクリックすると、スマホで閲覧しているユーザーのデータだけを抽出する「モバイルトラフィック」など、絞り込みたい条件が表示されます。

セグメントは初期状態で22種類用意されていますが、新しい条件を自分で作成してカスタマイズすることも可能です。

GA4でもコホート分析してみよう

Googleアナリティクスは2020年10月、Googleアナリティクス4プロパティ(GA4)としてアップデート・リリースされました。

GA4はウェブサイトだけでなく、アプリや動画コンテンツなどの計測・分析も踏まえた考え方にアップデートされています。さらに、機械学習モデルを導入した予測分析も可能となりました。

GA4でユーザー維持率を確認する

GA4におけるコホート分析は、ダッシュボードの「ホーム」にある「ユーザー維持率」か「維持率」にある「概要」で見ることができます。

また、探索機能でレポートを作成する際に「コホートデータ探索」をテンプレートに選択するか、「タブの設定」で「コホート分析」を選択することで、各週のユーザー維持率を確認することも可能です。

「コホートの登録条件」で接触やコンバージョンなど、どのイベントに効果があったかを条件に集計するか、「リピートの条件」で同様に、どのイベントに集まったユーザーをリピートとするか、「コホートの粒度」で毎日、毎週、毎月のどの頻度で分析を実施するかを設定します。

参考:[GA4] コホートデータ探索(アナリティクス ヘルプ)

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ウェブサイト改善の鍵は、日々移り変わるユーザーの行動を捉えること

定期的なコホート分析は、一見捉えどころがなく、気まぐれに見える人間の行動に一定の傾向を見出すのにとても役立ちます。

ウェブサイトには、毎日さまざまなユーザーが訪問します。新しいコンテンツを発信したことで、訪問数が増えることもあれば、思うように訪問数が伸びないこともあるでしょう。

分析結果からユーザーの行動を把握し、先回りするように改善策を打ち、成果を出すことはウェブサイトを運営する醍醐味といえます。ぜひコホート分析をまめに行って、魅力的なウェブサイトを育ててください。

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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