nofollowとは?nofollowの設定方法とugc・sponsoredの違い

nofollow(属性値)とは

nofollowとは、そのリンク先をクロールしないようにGoogleに指示するためのHTMLの属性値のことです。個別のリンクに設定する場合はaタグのrel属性に、ページの全リンクに設定する場合はmetaタグ内に設定します。これによりリンク先にはリンクジュース(PageRank)が受け渡されなくなるため、リンク先のSEO評価は変わらなくなります。

通常のリンクジュースの流れは下図のようになります。サイトA内にサイトBへのリンクが設定されることでAのリンクジュースがBに受け渡されます。

通常のリンクジュースの流れ

しかし、サイトA内にあるサイトBへのリンクにnofollowを設定すると下図のようになります。

nofollow設定後の流れ

こうしてnofollowを設定することで、サイトAのリンクジュースはサイトBには受け渡されなくなります。SEO上の恩恵を受け渡さない、と言い換えることもできます。

もともとnofollow属性は、信頼できないサイトや、自サイトと無関係なページへのリンクに設定することで、PageRankを受け渡さない、クロールさせないために作られました。そのため口コミサイトのコメント欄や各種のWikiなど、サイトの管理者の意図とは無関係にリンクが作れるUGC(User Generated Contents)や、広告リンクに設定されることが一般的でした。

2019年11月現在では、これらの用途としてはugcsponsoredというより具体的な属性値がサポートされるようになっています。また、nofollowについてもクローラーに対する「命令」から「ヒント」という位置づけに変更されています。(詳細後述)

nofollowの指定方法について

nofollowの指定には、

  • 特定のリンクに対して設定するもの
  • metaタグに設定し、ページ全てのリンクに適用するもの

の2通りの指定方法があります。

特定のリンクに対して設定する方法

特定のリンクに対して設定する方法は、HTML内のnofollowを設定したいリンクのaタグ内に【rel=”nofollow”】の記述を追加します。

例として、先ほど紹介したサイトAのページ内にあるサイトBへのリンクに対しnofollowを設定する場合は、下記のような記述になります。ugc、sponsoredについても同様の方法で設定できます。

<a href=”http://www.siteB.net/” rel=”nofollow”>(アンカーテキスト)</a>

metaタグに記述する方法

もう1つはhead内のmetaタグとして設定する方法です。ページ内にある全てのリンクに対しnofollowを指定することとなります。

仮に、先ほどのサイトAのページ内に複数のリンクが設定されている場合でも、head内に下記のタグを設定することで全ページへのリンクをnofollowにすることができます。

<meta name=”robots” content=”nofollow”>

ugc(属性値)とsponsored(属性値)

前述の通り、現在はrel属性の値としてはnofollow以外にもugc、sponsoredがサポートされています。

ugcとは

ugcはコメントやフォーラム投稿など、ユーザー作成コンテンツ(UGC)のリンクに対して設定するべきものです。

コメントやクチコミやフォーラムへの投稿は、コミュニティの形成や読者の満足度向上にも役立つものの、スパマーによって濫用される場合もしばしばあります。

ugcの設定が直接それらのスパムを阻止するわけではないですが、「特定のページの被リンクを人工的に増やしてPageRankを上げるべく、スクリプトによって手当り次第にリンクを設置する」といったスパムについては、ugcの設定によってスパムリンクを貼る意味をなくすことで、抑止することが可能です。

こういったUGCを悪用するスパムの回避方法については、Google公式がヘルプに分かりやすい情報を掲載していますので、そちらもご覧ください。

コメントスパムを防止する方法 – Search Console ヘルプ

sponsoredは、広告や有料リンク(有料リンクの詳細な定義については、Googleの品質に関するガイドラインを参照してください)に対してマークアップするものです。

リンクを人為的に購入して上位表示することだけがペナルティの対象になるのでなく、何かしら金銭・利益のやり取りがあって発リンクをしている場合も、リンクプログラムとみなされガイドライン違反となります。そういったリンクは削除するのが最善ですが、事情があって難しい場合はrel属性にsponsoredの値を設定してください。

参考: 低品質・不自然な外部リンクがもたらすリスクについて | SEO基礎知識 [SEO HACKS]

nofollowのSEO上の意味

基本的にSEO上のメリットを得るという観点で、nofollowやそれに類する属性値を設定する必要はあまりありません。

たまにある誤解としては、「リンクジュースを漏らさないために、外部サイトへのリンクにはなるべくnofollowを設定するべき」「サイト内のクロールを最適化するために、内部リンクにnofollowを巡らせるべき」といったところですが、前者(PageRankスカルプティング)は2009年にはすでに有効ではなく(参考: 外部サイトへのリンクには漏れなく”nofollow”とか、いい加減やめませんか | SEO HACKS公式ブログ)、後者についてはrobots.txtで制御するのが望ましいです。

大規模なUGCを持っている、明らかにGoogleからみて悪質なサイトへのリンクを消せない、といった事情がない限り使う必要はありません。

まとめ

  • nofollow、ugc、sponsoredは、リンク先へのPageRankの受け渡しを止めるものである。
  • 多くの場合、nofollowを駆使することでSEO上のメリットが得られることはない。

nofollowの設定は本当に必要な際に適切に行うことが大切です。ただ、実務となると「ではどうしたらよいのだろう」や「これで正しく設定できているのだろうか」とご不安になることもあると思います。もしお困りでしたら弊社のコンサルタントがサポートいたします。弊社は、戦略策定から技術的な実装支援まで一貫してサポートしております。

 


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