【インタビュー】BtoB向けRPAメディアのコンテンツをSEO施策でサポート - 株式会社セグメント

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写真左より、ナイルの竹内、岸と、セグメントの武藤駿輔氏。

株式会社セグメントは、今後ますます普及していくRPAの専門メディア「RPA BANK」を運営しています。RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略で、オフィスワークを中心とした定型業務を自動化し、仕事効率化や生産性向上が図れるソフトウェアロボットの作成・管理ツールです。

しかし、一般的にはまだまだ浸透していないため、そのメリットをどのようにサイトで伝え、道案内をしていくのかが課題だったといいます。そこで、ナイルのSEOコンサルティングによってどのような成果を得ることができたのか、株式会社セグメントRPA BANK事業部で事業統括をされている武藤駿輔氏にインタビューさせていただきました。

契約前の課題
・SEOキーワードに基づいたコンテンツ制作のノウハウがなかった
・検索からの流入を増加させるコンテンツ計画を実践できていなかった
・SEOの専門知識を備えたメンバーが社内にほとんどいなかった

コンサルティングにより実行した改善施策
・サイト分析や競合調査により課題点を抽出
・対象キーワードの選定
・テキストコンテンツの制作
・コンテンツ実装後、レポートやモニター調査を実施して問題点をリライト

コンサルティングの成果
・狙ったキーワードで検索上位表示し、自然検索流入数の増加を達成

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RPAの知恵や情報を共有できる場が必要だった

岸:まずRPA BANKというサイトのコンセプト、そもそもの立ち位置や目的を確認させてください。

武藤:RPA BANKを立ち上げたのは2017年の5月で、ちょうどRPAが日本で盛り上がり始め、話題になってきた時期でした。当時、私は日本RPA協会のプロモーションを業務委託としてやっていて、RPAをテーマにしたセミナーを開催しました。
そのセミナーに来場した皆さんの、RPAに対する期待がものすごく高かった。一方で、Webで探してもまったく情報がない。「RPAはどうやって導入したらいいのか」「導入した後にどう運用すればいいのか」「ロボットをどうやってマネージメントするのか」など、悩みや不安がたくさんあったんです。

岸:それで、RPA BANKを立ち上げられたのですね。

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RPA BANKのコンセプトについて語る武藤氏。

武藤:私が懸念したのは、期待が非常に高い分、この状態が続くと「結局RPAは難しいし、良くわからない」みたいになって、市場自体が伸び続けずにシュリンクしてしまうのではないかということでした。
そういう状態を作らないために、RPAを実践するのに必要な情報や、ロボットを実際に作る学びの場のほか、ユーザーが実際に集まって悩みや課題、こんなやり方があるんだという知恵や情報を共有できる場を用意してあげたいというコンセプトで立ち上げたのがRPA BANKです。

私たちはこの事業を通じて、RPAの普及と促進と定着を通じて、人とロボットが協働する世界を実現したい。その上で、働く人の幸せがある。仕事とは本来、「その仕事をすること自体が楽しいとか生き甲斐になるべき」だと思っています。それを実現するためのプラットホームにするというのが、RPA BANKのコンセプトでした。

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コンテンツが充実しているRPA BANKのトップページ。

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企画したコンテンツの制作まで手が回らず、SEO施策も課題だった

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外部パートナーとして、SEO施策のリーダーシップをとった岸。

岸:SEOのプロジェクトは、2018年2月からスタートしました。弊社へお問い合わせをいただいた背景として、どのような課題がありましたか?

武藤:当時は社内に、編集体制がありませんでした。企画していたコンテンツを制作したいという思いがあったのですが、リソース的な課題があり、実際にはそこまで手が回りませんでした。
そこで、すでにグループ会社のサイトのコンテンツ制作をお願いしていた、御社に相談させていただきました。御社には、ユーザーの視点に立ったコンテンツを制作していただいていて、すごく頼りがいがあった。また、狙いたいキーワードを網羅していただき、実現したいことにアプローチしていただけるという点でお願いしたという経緯もあります。

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具体的なSEO施策を担当した竹内(写真左)と、プロジェクトの経緯に聞き入る岸。

竹内:自社でやろうとされていたコンテンツ制作を外注しようとされたことには、SEOを踏まえた施策に期待するところもあったのでしょうか?

武藤:私自身、検索順位を上げる上で必要な視点や要素、それを実現するコンテンツマーケティングの重要性は認識しています。
RPA BANKでは、ユーザーが必要な情報や、活用できる情報を届けることを一番大事にしています。そこで、セミナーやWebを通じたアンケートで、ユーザーが抱えている悩みと課題を集めることにしました。しかし、それをコンテンツとしてどう落とし込んでいくかが悩みでした。
御社にご相談したときは、ユーザーが求めている情報をわかりやすい形でお届けするという目線が合い、スムーズにコミュニケーションができました。

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竹内:コミュニケーションの部分で理解が深まったと?

武藤:私たちがなぜ事業を立ち上げたのか、何をコンセプトにしているのか、それを通じて誰にどういったバリューを提供したいのかといったところを、まず聞いていただけた。
とはいえ、ビジネスとして継続していかなくてはいけないので、RPA BANKという事業の成果ポイントをどこに置いているのか、いつまでに実現したいのかというところまできちんと把握していただいた上で、スケジュールやご提案をいただいたところはすごくありがたかったです。

特に、当初はいくつかのキーワードで検索上位に上げたいということがありましたが、御社の知見や見解をいただいた上で優先順位を決めていくことができた点は、非常に助けになったと思います。さらに、短期間で成果が出た。その成果から、同じアプローチをすれば次の施策を展開できるという判断もつきやすかった。御社にお願いしたからこそ、できたことだと思っています。

また、期待した成果が出なかったことに対しての原因と対策も、追加でご提案いただいた。結果が出なかったからそこで終わりということではなく、その原因をしっかりと把握した上で次のアクションをとっていけるスタンスは大きいと思います。

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岸:社内的に評価が良かった点、あるいはここを期待したいという点があれば、お伺いしたいのですが。

武藤:私も、事業が成長する上で、検索順位を上げていく重要性を社内で説明しています。ただ残念ながら、それほどWebマーケティングに詳しい人間がいない。
御社のように第三者の視点から「効果が出ている」という客観的な分析レポートを出していただくことで、経営陣からもしっかり評価されています。


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岸:競合の調査をした上で、どういう記事展開をしたほうがいいかというご提案をさせていただきました。

武藤:競合他社の分析で、コンテンツにどういう要素があるか、それが入っているか、入っていないかということを調査してもらいました。さらに、ご提案まで踏み込んでいただけることは他社さんではなかったので、私たちとしても「いいね」と評価をさせていただきました。

検索をされた方が悩んでいることに対して、必要な情報をしっかり欲しい順番にストーリー立ててコンテンツ設計をしていただいているのが良かったと思っています。大枠から細部までを落とし込んで、設計やアウトプットを出していただいた。

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岸:では、コンテンツ制作についてはいかがでしょうか。クオリティ面についてお聞かせください。

武藤:クオリティの面で私が評価させていただいたのは、実はタイトルですね。RPA BANKでは、Webやメルマガを通じて、会員に対して定期的にコミュニケーションをとっています。特にメルマガのタイトルは重要視していて、いかにユーザーにクリックしてもらえるタイトルになっているかをきちんと作っていただいたのは良かったと思います。

こういうタイトルにしたいということに対しても、「この要素は入れたほうがいいのでは」という提案をいただけたので、すごくありがたかったです。

岸:コミュニケーションの面ではいかがでしたか?

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武藤:私が通常の業務に追われていてコミュニケーション不足もあるのですが、うまくイメージが共有できていないことに対して、御社から粘り強くプッシュしてもらえたり、素早く次の進め方などを提案していただけたりするのは、すごくありがたいですね。

また、常に打ち合わせの場で提案をしていただけたり、他社さんだとこんなやり方をやっているなど、追加でインプットをしていただけたりする。毎日RPAのことばかりだと、私たちだけでは考えが狭くなると思うので、そこを広げるコミュニケーションをしていただけるのは多分、岸さんと竹内さんのお二人にしかできない、意外にできそうでできない部分かなと思っています。

岸:めちゃくちゃ恥ずかしい(笑)。

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武藤:私たちが今やっていることは、RPAの市場そのものがないところに対して、どう普及させて、どう市場を作っていくかということ。正解がない中で、情報や提案を常に能動的にインプットしていただけることは、すごく貴重です。

岸:では最後に、RPA BANKにおける今後の展望を伺えますか?

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武藤:今はRPA BANKという名前がついているのですが、私たちはRPAありきでということではありません。RPAは元々、生産性を上げるとか、業務改善をする手段ですが、RPAに限らず、ほかの手段や方法もいろいろある。
今後は、そういった領域もどんどん広げていきたいなと思っています。具体的にはAIやIoT、人事だとHRテックとか、いろいろとある。そういう、ユーザーが必要としている情報をRPAに限らず、発信していきたいですね。


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