助けてもらえる環境を自分で設計する

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こんにちは。デジタルマーケティング事業部コンサルティングユニットの村田幸平(@eureka9412)です。

私は昨年、3年間ディレクターとして勤めたWeb制作会社から、ナイルにコンサルタントとして転職しました。SEO・コンテンツマーケティングを軸に、お客様のWebサイトの問題に対して解決策を提示したり、提案した施策の実装をサポートするコンサルティング業務を行っています。

しかし、制作の現場でもそうでしたが、コンサルでは複数のプロジェクトが同時進行するなんて日常茶飯事。入社当時は慣れないことも多い中、考え始めてから結論を出すまでに時間がかかる癖から、十分納得したアウトプットを求められる速度で出せないことを課題に感じていました。

定期的に漠然とした「不安」に向き合い、何がボトルネックになっているのか、解決法はあるのか考察しながら、少しずつそういった課題を克服できてきたので、手記としてまとめます。

結論から言うと、「助けてもらえる環境を自分で設計する」ことが大事だったのではないかと考えています。

自分の力だけではどうにもならない

何を始めるにしても、最初は思っていた以上に自分が何も知らなかったり、何も出来ないことを痛感します。早く周りに認められたくて焦ってくると「自分の力だけでどうにかしなければ」と思い始めてきます。
しかし、知ってることもできることも少ない自分の力であがいても、なかなか成功体験が作れず、ズブズブ沼にハマっていってしまう……。

入社すぐの自分はそういった状況でした。「自分の力で完璧に出来るようにならなければならない」という理想を追い求めて上手く出来ない中で、「助けてもらえる環境を自分で設計する」という対極のやり方を試すことにしました。実際、経験が浅いうちは周りからサポートがあったほうが圧倒的にスピードも精度も上がるものでした。

黙っていても周りはサポートしてくれません。なので、周りから力を貸してもらえるような動きが必要でした。

そこで私が始めたのが「分報」でした。

分報は言語化とフィードバック促進装置

自分の「分報」はSlackで誰でも参加してもらえるチャンネルを作り、「今やっていること」や「考えていること」をつぶやくものです。チャンネルにはチームのメンバーなど、気負わずに話せる人を最初に何人か招待しました。

一般的な日報の「今日やったこと」の報告とは違い、タイムリーな発言によって進捗や課題をリアルタイムに共有します。感覚としては社内Twitterのようなものですね。

「助けてもらえる環境を自分で設計する」といっても、口頭で話す時間を取りに行くのはハードルが高いですが、分報は自分の業務中の気づきやモヤモヤの言語化を発信する中で、周りは気が向いた時にフィードバックする形で、自分にとっては運用しやすいものでした。

「オラに力を貸してくれ!」とだけ言っても相手は何をどうしていいかわからないので、一度考えを言葉にする必要があります。それだけでも考え事がだいぶ整理されます。少し余談かもしれませんが、言語化はストレス対策の文脈では「筆記開示」と言われ、モヤモヤの原因を特定し適切な対処法へ自らを導くようです。

※言語化の大事さについては以前、弊社平塚がnoteで解説してました。そちらも読んでみてください。

全ての仕事は「言語化」から始まる|平塚 直樹|note

多くの人にフィードバックしてもらえた

分報スタート直後は「こんな取り組みはじめました!見てね!」的な営業活動が必要でしたが、想像していた以上に、分報のつぶやきに対して上長や同じコンサル職メンバーがコメントしてくれました。

分報上での先輩からのコメントは気づきや問題解決に繋がることが本当に多く、物事を前に進めやすくなった気がします。分報を書いてる本人としては作業中のメモを書いてるだけなのに、突然問題が解決したり不思議な気分もあります。

分報でのやり取り

自分の取り組みが広まるとともに、何人か社内でも分報をはじめましたが、分報を通じて別チームのメンバーの考えも見えたりするのは本当に面白いです。先輩メンバーの意思決定のプロセスや、つぶやきから興味関心や物事の捉え方が垣間見えるなど、メンバーの相互理解が深まるツールにもなりそうです。

気づきや悩みが見えやすい形になっていれば、周りは手を差し伸べてくれるものです。もっと「見やすい状態」にして、恐れず伝えることで、道が開けていくものかなと思います。

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