【CM】インフォマーシャルとは?特徴とテレビコマーシャルとの違いを解説

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【CM】インフォマーシャルとは?特徴とテレビコマーシャルとの違いを解説

インフォマーシャルとは、インフォメーション(情報)とコマーシャル(広告)を掛け合わせた造語のことで、テレビCMの一種です。一般的なテレビCMとは異なり、長尺で放送できるため、商品やサービスの特徴や魅力などをしっかり伝えたい場合に適しています。

ここでは、インフォマーシャルを放送するメリットや制作する際のポイント、視聴者の購買欲を刺激する内容について解説します。

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インフォマーシャルは大量の情報を伝えられるマス広告

インフォマーシャル(Infomercial)は、コマーシャル(広告・commercial)とインフォメーション(情報・information)を組み合わせた造語です。インフォマーシャルの起源は、欧米のテレビショッピングであるといわれています。

インフォマーシャルが放送されるタイミングはさまざまで、テレビ番組の放送中や、テレビ番組とテレビ番組の合間などに差し込まれることがあります。また、通常のテレビCMに比べて、長尺のものがあるのもインフォマーシャルの特徴です。

インフォマーシャルの内容としては、出演者がセット内で商品・サービスを説明するものや、テレビドラマが放送される間のCM中に俳優陣が会話しながら商品の紹介をするものなどがあります。

インフォマーシャルと通常のテレビCMとの違い

インフォマーシャルと通常のテレビCMの違いは、以下の表のとおりです。

一般的なテレビCM
インフォマーシャル
目的
認知拡大、イメージアップ
購買意欲の刺激
尺の長さ
15~30秒が主流
60秒、90秒、2分、3分、4分、5分、29分、55分と幅広い
情報量
少ない
多い
広告効果
効果が出るまでに時間がかかる
比較的、効果が出やすい

 

インフォマーシャルとテレビCMの最も大きな違いは、「尺」の長さです。15秒~30秒の尺が多いテレビCMに対して、インフォマーシャルは60秒、90秒、2分、3分、4分、5分、29分、55分とさまざまな尺の長さがあります。その分、インフォマーシャルは通常テレビCMよりも、視聴者に伝えられる情報量が多くなります。

そのため、通常のテレビCMよりもさらに詳しく商品・サービスを紹介するために、インフォマーシャルは活用されています。具体的には、テレビCM内で商品効果の根拠となるデータを表示したり、愛用者の感想を入れたり、著名人がおすすめのポイントを実演しながら紹介したりして、商品を詳しくアピールすることが可能です。

インフォマーシャルは尺が長くなる分、通常のテレビCMやネット広告と比べると1本あたりの費用は高くなりがちです。しかし、その反響は大きくなる可能性があるでしょう。また、制作にはインフォマーシャルの実績が必要となります。可能であれば、インフォマーシャルの制作実績が豊富にある広告代理店に相談するのがおすすめです。

インフォマーシャルの種類は大きく分けて4つ

インフォマーシャルの種類はいくつかあり、大きく分けると4つになります。インフォマーシャルぞれぞれの特徴やメリットについて紹介します。

インフォマーシャル

1 通販番組(テレビショッピング)型

通販番組(テレビショッピング)型とは、インフォマーシャルの元祖ともいわれ、ひとつの商品を詳しく説明できるのが特徴です。

通販番組型では、「累計〇万本突破!」「本日限り!」といった実績やキャッチコピーを付与して、商品を紹介することで、視聴者を惹きつけることができます。また、愛用者の声を紹介しながら、電話注文やオンライン注文までの導線を伝えることも可能です。

2 テレビ番組型

テレビ番組型とは、その名のとおり、テレビ番組のような形式で、商品の紹介を詳しく行うことができます。番組そのものがすべてインフォマーシャルになっています。近年は、「情報バラエティ番組」「ワイドショー」のカラーが強いインフォマーシャルが増えています。テーマやターゲットが明確なインフォマーシャルで、毎週同じ時間に同じ尺で放送されることが多い型になります。

3 番組内のコーナー型

番組内のコーナー型とは、生放送中の「生コマーシャル」や録画した生コマーシャルに見える映像を放送するインフォマーシャルの型です。例えば、生放送で行う場合、その日の天気や四季折々の情報を取り入れることが可能です。そのため、視聴者に寄り添ったアプローチができる型だといえるでしょう。

番組内のコーナー型は、あたかもテレビ番組の一部のように思ってもらうようにインフォマーシャルを制作します。本当にテレビ番組だと混同されないように、インフォマーシャルの放送中に「これはCMです」とテロップが表示されることもあります。

4 キャラバン(協賛)型

キャラバン(協賛)型とは、既存のショッピング番組などで、自社の商品・サービスを紹介してもらうインフォマーシャルとなります。協賛費を支払い、その番組内で商品を紹介してもらう手法です。例えば、旅番組や情報番組内での商品紹介がこの型に当てはまります。

インフォマーシャルを制作する際のポイント

インフォマーシャルの内容は、視聴者の期待感と信頼を高めるものにすることが非常に重要です。 インフォマーシャルの効果を最大化するためには、視聴者に商品を理解してもらうだけでなく、視聴者が商品に抱く期待感を最大化することが重要です。そのためには、視聴者が「いまならお得に手に入る」と感じる演出や、臨場感を持たせる表現を工夫しましょう。

例えば、世間の評価が伝わるクチコミの映像や、著名人によるお墨付きのコメントなどを映像に盛り込むインフォマーシャルだと効果が高まるでしょう。

インフォマーシャルの制作には実績が必要

インフォマーシャルは、通常のテレビCMよりもすぐに結果がわかりやすいのですが、制作の難易度は高いといえます。インフォマーシャルの制作を依頼する際は、広告代理店や制作会社の実績をしっかりと確認してください。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、インフォマーシャルおよびテレビCM全般について最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください(相談無料)。

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  • ポイント1.商品の便益
  • ポイント2.GRPの単価
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  • ポイント4.クリエイティブ
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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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